日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

神奈川大学一部・神奈川工科大vs桐蔭横浜大in関東学院大G

初めての関東学院大グラウンド。…金沢文庫って遠いんだね(遠い目)まあ、追浜とか安針塚のが先だけど、朝9時試合開始なんてなかったしなあ…。でも、金沢文庫駅の食料調達はあまり困らないし(コンビにもパン屋もある)、バスは10分に1本ぐらいあるし。球場はまあ、大学の野球場だけど(でもリーグ戦は有料で、ハマスタと金額一緒。まあ大学バレーもそうだからいいか)、木々に囲まれてなんとなく気分よかったし。ただ、自然が豊富すぎて、なんか大きな黒い羽のついた虫が大量発生してたけどね!…刺したりはしない感じだったんだけど、アレ、なんだったんだろう。
それはともかく。遠いので1回の攻防には間に合わなかった第1試合。神奈川工科大の先発は渡邉啓太投手。1回も神奈川工科大野球部ブログの速報見ると、渡邉啓太投手もばたばただけど、それ以上に桐蔭横浜大の打者がばたばただったみたいで(え)無死一、二塁から犠打失敗で二塁三塁併殺して、その後残った一塁走者が二盗成功して三盗失敗してって何。2回もヒット2本打たれてなんだかばたばた。で、3回は二死まではさくさく…と思ってたら、四球出したら、三番小野瀬選手に適時二塁打と四番北野選手に適時打されて、あれよあれよと2失点。桐蔭横浜大、打線が本当にがらっと変わったのだけど(昨年4年生がスタメンに顔を並べすぎてて、今年主将の豊島選手と水野捕手しか残ってないという)、相手の隙を見逃さない桐蔭横浜大を褒めるべきか。
その後も四球を出したりして、どうも落ち着かなかった渡邉啓太投手だけど、5回に四球後の併殺*1をとってから、ようやくエンジンがかかりだしたのか、8回までは三者凡退さくさく。9回に連打を浴びたものの、落ち着いて抑えて、終わってみれば8被安打3与四球8奪三振2失点。打たれた割には失点しなかった、のか?まあ、悪いなりに2失点で耐えたと言ってもいいのかもしれない。四球も全然外れてる球ではなかったしなあ…(むしろ「そことらないかあ」が何回か)。
桐蔭横浜大の先発は高橋拓巳投手。決して球が凄く速いわけでもない、制球はかなり落ち着いているけど、例えば関東学院大・若林投手ほどエグい感じはない、でも、打てそうで打てない左腕。左打者への外角のクロスファイヤーがなかなかいい感じ。神奈川工科大が連打が出たのが2回と8回。8回は無死一、二塁の大チャンス。…そこで犠打失敗しちゃったよ(遠い目)。でもそれでクリーンアップに回る、と思ったら、この日一番沈黙していたのが三番関根選手と四番鈴木翔太選手だったというね…。関根選手は左打者の不利もあったと思うが、右打者の鈴木翔太選手がここまで打てないか、と。もしかしたら桐蔭横浜大が徹底的に抑えるつもりだったのかもしれないが。応援歌がロッテ福浦選手からヤクルト山田選手に変わったせい、とかじゃないよね…(あ)5回もヒットと失策で一死一、三塁だったんだけど、一塁走者が二塁へ盗塁死とか…(三塁走者が少しフェイントかけても良かったんだが)。というわけで、高橋拓巳投手の完封勝利。ここまでは桐蔭横浜大が「順当」だったのかもしれない…が…。
2戦目に神奈川工科大が桐蔭横浜大の投手の制球が定まらないところをがつんとやったらしく、勝利すると、3戦目は初回に桐蔭横浜大が1点先制してこのまま1−0かと思ったら、あの打てそうで打てない高橋拓巳投手から、代打の1年中川選手*2が逆転2点適時打の大仕事をやってのけ、投手陣が渡邉啓太投手−リリーフ連投の後藤投手−2戦目先発でやはり連投の眞下投手の総力戦リレーで1点を守りきり(後藤投手は大劇場だったみたいだけど(あ))、なんと神奈川工科大が、桐蔭横浜大から勝ち点とっちゃったよ!マジか…。

*1:この併殺は4−6−3だったのだけど、二塁手経験が浅いはずの鈴木翔太選手が捕球後に身体の軸を上手く回して二塁へ送球していて、なかなかいい動きだった

*2:出身校が神奈川大学連盟に多発するあーおもりやーまだー

神奈川大学一部・横浜商科大vs関東学院大in関東学院大G

関東学院大の先発は若林投手。前半は毎回走者を背負いつつ、自らの犠打処理で全く躊躇いなく二塁送球して併殺をとるという格好いいシーンもありつつ、横浜商科大が遊撃内野安打で一、三塁になるところを三塁の走者が三塁から飛び出してタッチかいくぐろうとして(恐らく)スリーフィートオーバーでアウトになりつつ。そんなこんなで4回裏。ヒットと四球で一、二塁とし、金山選手が左中間超えの2点適時二塁打を放って、横浜商科大が2点先制。
が、直後の5回表。横浜商科大の先発は左澤投手*1。この苗字の通り?左腕投手。球に勢いがある、けど少々荒れ気味。この回までは四球出塁と失策出塁のみだった。で、実はその四球出塁をした塩見選手が、この回またも四球出塁。更にワイルドピッチで二塁へ進塁し、もうひとつ四球を重ねる。この回の制球がちょっと、と思うところに、更に遊撃内野安打(関東学院大初ヒット)が絡んで満塁。ここで金田選手が同点2点適時打。金田選手はチャンスだと凄い仕事するイメージがあるなあ。ともあれ、試合はすぐ振り出しに戻る。
5回裏は若林投手が完璧に抑えると、流れは関東学院大へ。直後の6回表。ヒットと、塩見選手が今度は死球で出塁。ちなみに、塩見選手はこの後も死球出塁となり、この日2四球2死球と、なんというか、ある意味当たっていたというか。ここで関東学院大のベンチが動き、代打・相原直人選手。これがどんぴしゃの勝ち越し適時二塁打!実は関東学院大はそこまで打者が抜けてなかったのだけど、四番が抜けていた*2。初戦に四番打者に据えられたのが、相原直人選手。が、当たらずにその試合では途中で替えられ、この日はスタメン落ち。一矢報いたい、という気持ちが強かったかもしれない。
これで左澤投手はノックアウト、渡辺投手に交代。ちなみにこちらも左腕で、左澤投手よりは制球は良い…のかな。この後、関東学院大は全く当たらなかったしなあ。
なお、ここでの相原直人選手の代打は、遊撃手との交代で、この後は金田選手が二塁から遊撃に回り、代わりに相原直人選手の代わりに代走で出た柏木選手が二塁へ。…こっそり喜んでいる人がいるとかいないとか。柏木選手、お気に入りなので。まあ、これをわざわざ明記しているのは、お気に入りだからではなく伏線。
さて、若林投手は逆転後、なかなかテンポよく抑えていく…と思ったら、8回表。二塁打と犠打で一死三塁のピンチ。ここで酒井選手の打球は若林投手を抜いた!と思ったら、前進守備をとってた二塁手が体勢崩しながらも捕球、即本塁へスロー。本塁憤死の見事なファインプレー。どう見ても試合の重大なポイントだった。好きな選手にこれをやられる醍醐味ときたら…もう…!ただ、まだここで二死ではあったけれども、若林投手はきっちりその後のアウトをとり、ベンチに戻りながら、柏木選手とハイタッチ&柏木選手の頭ポン!*3その後も何人かに頭ポンされてて、それはそれはもう(以下略)
このプレーは関東学院大には本当に大きかったみたいで、若林投手も9回をさっくりと切り捨て、そのまま逃げ切り。終わってみれば、関東学院大のベンチワークが大当たりだった試合。
その後、2戦目も勝って、関東学院大が勝ち点1。

*1:応援では「ヒダリ」って呼ばれてた

*2:昨年までの四番は現日立製作所・伊禮選手

*3:柏木選手は168cmで小柄なのでポンしやすい