『九十歳を卒寿、車の運転に関してはやはり「卒」を・・・』

『九十歳を卒寿、車の運転に関してはやはり「卒」を考えるべき年齢だろう』<2018年5月30日(水)>
 「九十歳の高齢者の運転する車が横断歩道を渡っていた歩行者らをはね、一人が亡くなった事故」に『筆洗』(180530)は思う。「亡くなった人が気の毒でならぬが、九十歳にして逮捕された加害者や、車を取り上げなかった家族の後悔を思えば、胸が痛い。・・・認知機能検査では問題はなかった。パスしたことがまだ大丈夫という過信や油断になっていたかもしれぬ。九十歳を卒寿というのは九と十を組み合わせると、俗字の『卆』となるからで、卒業という縁起でもない意味はないが、車の運転に関してはやはり『卒』を考えるべき年齢だろう。悔やまれる」。
 (JN) 元気な女性は幾つになっても、素敵な車が似合う。我が職場にも、数年前に退職した女性で、その通りの人がいた。その後、まだ70歳半ばであるから、サングラスにスカーフで飛ばしているであろうか。そして、90歳になっても、と言うより生きている限り、かっ飛ばしたいであろう。でも、人には限界があろう。人それぞれであるが、90歳で自動車を運転するというのは如何であろうか。今後、自動車の自動化が進み、高齢者はこれで安全に移動ができようが、元気なおばあさんは自動運転を多分嫌がるのかな。でも、それを説得していくのが周りの人々の務めであろう。高齢になるほど人の言うことを聞かなくなるので、それを如何に説得してみんなの安全を確保していくか。若い者の役目である。