『高齢者ボランティアの時代だ』

『高齢者ボランティアの時代だ』<2018年8月19日(日)>
 「山口県の藤本理稀ちゃんの3日ぶりの生還劇」。『余録』(180817)は、この発見者の大分県から来た78歳の尾畠春夫さんを称え、老人を考える。「昔話のおじいさんとおばあさんはこの世と異界を結びつける役回りである。一方、その昔「7歳までは神のうち」といわれた子どもはまだこの世とあの世のあわいに生きる存在だった。何かの拍子に、フッとこの世から連れ去られる。・・・異界にとらわれた子どもの呼び声を聞き取れる老人もいたのではないか。・・・この世の日常に埋もれていては見えぬもの、聞こえない呼び声−−それらに導かれて起こる奇跡が増えればいい高齢者ボランティアの時代だ」。
 (JN) 78歳の尾畠春夫、素晴らしい。頭を使っている。他人の行動というものを考えて、捜査と言うものは行われねばならないのであろう。それは、地道な積み重ねによる勘というものなのか。よくテレビの刑事ものでは、古参の刑事の勘が出てくるが、これは単なる第六感ではなく、勘案された結果なのであろう。78歳、すごい。自分はこの年まで生きられるか、それはわからぬが、このような爺さんに成長したいものである。尾畠さん、次は大阪の脱走者を捕まえられないですか。冗談はさて置き、事に流されない考える高齢者を皆さん目指しましょう。