「人類は衰退しました2」レビュー

こんにちは!

本日は「人類は衰退しました2」のレビューです!

人類がゆるやかな衰退を迎えており,すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身,高い知能を持ち,お菓子が大好きな妖精さんたち。
そんなお話です(*´−`*)ノ

この本では文明の繁栄と衰退がテーマとなっています。衰退した人類と,わずかな期間で文明を作り出せる妖精さんを描くことで表現しています。

二巻は,妖精さんが作ったと思われる変な品々が出回っていることから始まります。
妖精さんは知性がものすごく高いです。変な品々の中にはブラックホールの缶詰なるものもあります。本当にブラックホールが入っているとしたらすごいですね!

妖精さんのかわいさをセリフを全部ひらがなで書く事で表してます。
「ばかなー」「そんなことが」「かちぐみやんけ」
こんな感じです。

そんな妖精さんの生態がどのようなものなのかを少し干渉しつつ調べていきます。

ここからはネタバレが多少あります(*´−`*)ノ

今回は主人公である私が,妖精さんのサイズに,というより妖精さんになってしまいます。
最初に妖精さん来客用にミニチュアを作ったのが伏線になっていますね。一ページ目に小さくなった私らしき絵が載っているのでバレバレなのですけど。

妖精さんの童話的なストーリー,それでいて少しブラックの入ったユーモアのある内容で,遊び心のある文章になっています。
妖精さんが作ったと思われる品の中に,頭に入れると薄力粉が出せる軽量スプーンがあります。こんなとこにもブラックユーモアが含まれてますね。この道具によってなぜか小さくなってしまいます。

私が妖精さんの目線から語っていきます。妖精さんの思考がどんなのとかわかっておもしろいです(*´−`*)ノ妖精さんにもいろいろ大変なことがあるのですね。

後半は助手さんお迎えのお話です。
妖精さんがとてもお菓子をたべたいお話でもあります。

タイムパラドックスな,個性やら結構ふくざつなお話でした。

すごいバナナがあります。バナナもだんだん進化していきます。


アニメもやっていました。妖精さんの喋り方がこんなだったのかと補完できます。

それでは!!