「フリーアクセス」と「総合科」を考える。

 完全なフリーアクセスは反対、と昨日のエントリーで述べた。しかし、「ssd's Diary」の「ラベル効果」とその元ネタ、「北海道の片隅で?と叫ぶ」の「地方の医療阻む制度の問題」を読むと自分の考えの浅さに気付くと同時に、じゃあ、どうしたらいいか、と言う思いに行き着く。
 国民の皆が等しく医療を受ける恩恵にあずかることができる、こんな話自体が無理なのか。政府はここまで考えているのか。「総合科」構想は机上の空論じゃないのか。
 視点を変えてみれば、都市部でも大病院志向。軽微な疾患でも大病院なら安心だと紹介状なしで来院。外来は混雑し、3時間待ちの3分診療。待たされる患者は事務に文句を言い、事務は看護師に、看護師は医師に文句を言う。
 こんな状態は解決されないのか。