ヒヤ アンド デヤー

mosshaven2007-09-30



って日本語で書くと 何のことだか、、、
Here & There, (あちらこちら)へ足を伸ばしてみる。



夏が一段落すると 訪問者はとだえ、山荘での水遣りも 1,2日 なまけても
どうってことはない。  隣の町へ行く途中の Arrowsmith Nursery もう
そろそろ 夏のセール。(アロースミスというのは わが町のどこからも眺められ
夏でも ほんの少し雪を抱いた 美しい山のなまえ)


叔母も誘って 出かけることにした。  たまたま 立ち寄っていた息子さんも
ご一緒に30分ほどのドライブ。  叔母のガーデナーが ちょうど その日の
予定の作業にとりかかっていたが 叔母は アロースミス ナーサリーに行くから 
又他の日にして とキャンセルしてしまった。  私たち ガーデナーに
うらまれそう、、、
でも 私も良く知っている キュートな(50歳ぐらいではあるが)女性の
ガーデナー、いつもの通り 気にもせず(と私には 思えた)にっこり。 


さて、 キャンセルまでした リッチな叔母は 小さいヘザーをひとつだけ
彼女のロックガーデンにぴったりくるのはなかなか難しそうだ。 
プーアな私(なのに)もへザー(さてはよっぽどのバーゲン)と 
Japanese Anemone(周明菊)、Hydrangea(九州と名づけられていた) 
Rich なつもりの 主人は 2種類のPhlox、多年草の ひまわり、Iris、
それにラッパ水仙の球根など。  叔母にフロックスやアイリスは 
多すぎて捨てるのが沢山あったのにって 言われた お買い物上手の
我が家の大黒柱。


買い物ついでにじっくり植物を見せてもらって満足の私と 待たされ疲れの
一行は 近くの 観光スポットの休みどころ、Coombでお茶(車で5分、
ここ以外には何もない)
又お買い物上手の彼が 直径10センチぐらいのクッキーを6個も注文、
そして 残さず食べた人はだれもいなかった。  何でこんな味?
彼によれば バターがたりない!!
まあ みんなでおしゃべりしながらのんびりできたんだから、、のんびり代。



でもかく言う私も 甘党の彼のために ぶどうパンを買ったが これも
たべずじまい。  これは 思い出パンとでも。


帰宅後、サーモン産卵で有名なStamp Fall に散歩。
外出?とわかると お行儀よくお出かけうながしビーグルだが 
いざ 私たちがドアに手をかけると もう なりふりかまわず
それ行けビーグルに大変身 1メートルは優にジャンプ、狂ったように
吠え出す。 散歩の中でも 野山、森などにつれてくると もう 
私たちは眼中になし、鼻面を地面すれすれにして飛ぶように走り回る。


Mr. Stamp の発見した この川に沿った森林、家から車で 15分
この夏最後のキャンプ客で結構にぎわい、ちょうど夕飯時で 彼らの
煮炊きする 火や煙がゆらめき 急流の水の音や鳥のさざめきとともに 
自然を一段と豊かにした情景をつくっている。


滝つぼ近くでは そんなハイカー達が 写真をとっている。
去年のように 休みなく滝登りに挑戦する多くの鮭の姿は見られず、
時折しか 見られなかったその姿をキャメラにキャッチするのはむずかしい。

 
上の細い線の左より上にぽつんと写っているのが そのひとつ。


深く澄み切った濃緑の水面下を 音もなく優雅に進む鮭の姿、これから先に
待っている 死を賭した最後の道行きを静かに迎えているように見える。
深遠なる自然の生態。  


森の生態といえば この季節はきのこ。
このポートアルバー二は 森と山に囲まれた雨の多い盆地、とくれば
かなりのきのこの種類と数。  マツタケは 形は今ひとつだが
韓国産よりはおいしいと聞いた。 


土地の人は あまり食べないが ヴァンクーヴァーや 国外などへ出す為の
バイヤーがいて そのためのきのこ狩りもけっこういるらしい。


Chanterelle, これだけは 私でも識別できる。  山荘でも ちらほらと
みかけることができ、 私一人用には充分なほど確保。  


主人も土地の住人 あまり きのこは食べないから、
お肉を焼いた時に一緒にいためてソースにいれる程度。


春には 牡蠣やあさり、夏は ブラックベリー、秋には きのこ とり放題
田舎でも あちこち歩き回れば うれしいことがある。