date_10/12/20 白日夢

ラプソディーという言葉が、ここ数日頭を駆け巡る。ボヘミアンという歌を妻から教えてもらったからか、ボヘミアンという種族そのものに憧れたからかわからないけれども、ボヘミアンという言葉とラプソディーがくっついて、そこでボヘミアンが取れて、頭の中でラプソディーだけが駆け回っているという始末。どうしてそんなことになってしまったのかよくわからないが、そうなっているのでしょうがない。
 ボヘミアンラプソディーは確かクイーンの歌だったと思うけれど、どんな歌だったかは思い出せない。それに、このラプソディーという言葉は僕の身の丈からはずいぶんと外れた言葉で、まだ僕の中でこなれてない。だからこのテーマから言葉がつむげないでいる。白日夢という言葉にはあこがれているだけで何もできない自分がここに居て、選ぶんじゃなかったと思っているのが正直なところ。

 こうやってキーボードに特に何もなく言葉を叩いていくことに今とても安らぎを感じている。働いているという感じがとても心地いい。別に書くことも、伝えたいこともないのだけれど、こうしていると気分が和む。

書いていて気づいたことなのだけれど、文章を書くといういとなみは僕にとって、どうやら心を整えるいとなみらしい。こうして書いていると、僕の場合内向的に、内向的に文章が走っていってしまうのだけれど、それはそれで自身が気に入っているから、いいのだと思う。小説にせよ、詩にせよ、もう最近はどんなことはどうでもよくて、飾らないで、しょうもない内容の文章で、その外見だけで一気に飛翔できるものを書きたいと思う。ただそれは頭空っぽということなのだけれど。
 さてそろそろ寝ますか。明日が始まらないうちに。