2017-06-21 四次元 ベルクソンがラヴェッソンのことを称える文章を読んだ。それによると、ラヴェッソンの智は常に優美な姿、控えめな足取りで誠実にとあるところへ向かう旅をしていた。*1その道程には、ミロのヴィーナスもサモトラケのニケもあらわれて、あなたにならこの楔をお見せしてもいいと思ったのですわと、両腕を取り髪をなびかせて微笑みかけたのだ、という。思考と動き (平凡社ライブラリー)作者: アンリ・ベルクソン,原章二出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2013/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る *1:二次元の額の中に生きるものの目にはそのようには映らなかったかもしれないのだが