ちゅうぶらりん 国産かぶれ

motoarai2006-06-23



2回目の国産強力粉。
クオカのコンチェルトでパンを焼いてみてはじめて、
今までのはるゆたかブレンドの素晴らしさを知った。


開封して、まず、
褐色がかった色と、薄力粉のようなポソポソ感に驚く。
はるゆたかブレンドは、もっと白く、
前もってふるう必要がないくらい、きめ細かくサラサラしていた。


クオカHPによると、
「小麦の味がしっかりしているため、粉色は黄色っぽい感じ」
との商品説明だが、正直、ちょっと疑問。
こんなにも違うものか、とびっくりするくらい、
はるゆたかブレンドのほうが風味、香りに富んでいたと思う。


もちろん無味・無臭なわけではなくて、
とうもろこしを思わせるような、素朴な香り。
これはこれで美味しいし、
腕次第で、ベストマッチなレシピが出来上がることでしょう。
5kgだけにしておいたことが救い。


安さにつられて、
「灰分」の違いを見落としていたことに気付く。
コンチェルト    灰分0.5% 5kg 1,050円(クオカ) 
はるゆたかブレンド 灰分0.4% 5kg 1,102円(富澤商店)
 
「小麦粉の品質は灰分で判断するのが良いのです。
特等粉と言われる小麦粉の灰分は0.3%〜0.4%、
1等粉は0.4%〜0.45%、
2等粉で0.45%〜0.6%で 
このわずかの違いでパンの味は驚く程違うと思って良いでしょう。
特等粉は純白色、1等粉は白色、2等粉はわずかに褐白色で
等級が下がる程灰色がかった色調になります。」

(↑e-ぱん工房より)



あの手この手を考えて、楽しく買い物させてくれるお店よりも、
堅実に、良い物だけを扱い、無言の自信が伝わってくる店を、
ますます好む傾向にある自分。


次は、また富澤商店で買おう。




この粉と決めたら、浮気せず、
何度でも挑戦するつもりで粉と付き合ってください。
というアドバイスもあるけど…。