舞台『ジャニーズワールド』

お久しぶりっす!ちょい書きたいことがあったので更新しまーす!まだ読んでくださる方いたら有難い!




『ジャニーズワールド』=てっきり「ジャニーズエンターテイメントショーの世界」って意味かと思ってたけど全然違ってました。
なんと正しくは「ジャニーさんの脳内世界」って意味でした。あ、そっちか。とんだ誤解を。てへげろ☆
まぁでも事前にあらすじを読むと「プロデューサーと少年が、過去・現在・未来を交差しながら地球の歴史をめぐり、
最終的に宇宙に飛び出していく壮大なストーリー」とあったので「トンチキ待機ッ!(キラーン)」と滾ったんですけど
想像以上のトンチキエンタの決定版に拍手喝采。これは凄い!ほんま凄い!何回見てもサッパリ理解できん!(笑)。
「え?あれどういう意味?なんでそうなるの?」とジャニワの謎(だらけ)を問い詰める我輩に対し、
ヲタ友は菊池風磨ばりに「♪Don't think Feel〜」。ンなこと言ってる場合か!ここ全力で行かんといつ行くんじゃい!
確かにショーは凄いんだよショーは。問題はストーリーな。あってないようなものだったらまだしも、結構ガッツリある(笑)。
しかも「なんのこっちゃねん!(唖然)」の極み。ということでフィールしまくっちゃってる上で徹底的にシンクしたい。
まずはどういうストーリーなのか、ザックリではございますが僭越ながら解説させていただこうと思います。
結構はしょってるし細かい台詞とか内容とか解釈とか間違えてるとは思います、申し訳!
しかしながら自分の中に「ま、間違ってても別にかめへんのちゃいまっか〜」的な気持ちがあるのも否めない(笑)。




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ここは某インペリアルシアター。今日も山田涼介くんたちはステージ狭しと元気いっぱい華麗なパフォーマンスを披露していた。
しかしショーの最中に山ちゃんがステージセットに激突してセットを壊してしまう(ただし山ちゃんは無傷)というハプニング勃発。
他メンが「これ以上ショーの続行は無理だ!」と右往左往していると、突然現れたこのショーのプロデューサーこと薮くん大激怒。
「何があってもショーだけは続けなければならない!」。以降、とり憑かれたかのように「ショーマストゴーオン!」を連発する薮P。
「やりたくないやつはやめろ!」とAKB総監督ばりに言い放つ薮P。「俺ひとりでもやる!」とシャシャり出る薮P。ちょ。おま。
そんな薮Pにはついて行けない(そりゃそうだ)とばかりに他メンは声を荒げて口々に薮Pを罵りだすのであった。
「何言ってるのかさっぱり分からない!」「言ってることがめちゃくちゃなんだよ!」←ジャニワを見たヲタたちの感想がここに。
そしてトドメを刺す山ちゃんの一言。「こんな世界、誰が理解出来るっていうんだ!」←ま!!!さ!!!に!!!(キッパリ)。
ちなみにこの薮Pは「今まで数え切れないほどのショーを作り上げてきた」らしい。ギネス記録保持者である社長役=薮Pってことか。
しかもこれらのショーは全て「自分の中の“狂気”から生み出されたもの」ということで。あらまぁ自覚が(略)。
そしてこのプロデューサーが舞台上で美少年たちから「おめぇ狂ってるYO!」とキ○ガイ呼ばわりされるというね。これなんてプレイ?(笑)。
笑ってええんか微妙な自虐ネタに乾杯。しかしながらスットコ思考なのは薮Pだけではなかったようで。ここで山ちゃんのモノローグ。
「いつから1年を12という数字で区切るようになったんだろう? 12という数字にどんな意味があるのだろう?」。え?どないしたん?(ポカーン)。
更に「13ヶ月目は本当にないのだろうか?」。・・・や、山ちゃんしっかり!(あわわわわ)。
んでもって「その謎を解くために1月から順番に振り返ってみよう」となりまして、「♪一年は12ヶ月ぅ〜(この歌詞も中々)」歌きっかけに
その月ごと主な行事や史実をショー形式で振り返りながら、薮Pの先導で幻の13月を探す旅に出る山田少年であった。
まずは1月。JUMPによるお正月曲。豪華絢爛な和装で和太鼓を披露。圧巻のJrマンションも手伝って見応え抜群。
そして2月。ABC-Zによるジャパネスクショー。アクロバット満載、衣装早替えしながらパッと傘出したり次から次へとお面を変えたり。
箱から無限に飛び出す金のビラビラ(あれなんつー名前なんだろ)等々、J歌舞伎でお馴染みの演出盛りだくさんでこれまた素晴らしい。
続いて3月。ピンクのステージ&ピンクスーツのJUMPによる桜イメージ曲『百花繚乱』。3月つったらもう春か。あぁ日本の四季はなんと美しい。
3月が桜ってことは4月は何かな?チビっ子Jrたちによる入学式ソング?!いや、他に4月と言えば何かなぁ〜なんて考えてたら、
舞台袖から小さいポンポン船の模型みたいなのが出て来て、「・・・ん?(キョトン)」。
すると薮Pがおもむろに一言。「今から100年前の4月14日、タイタニックが沈みました」。なんでや!!!!!!!!!!(笑)。
4月もっと他にあるやろ!なんでいきなりタイタニック?しかもタイタニック沈没期が4月だなんてジャニワで初めて知ったわ!(笑)。
ディカプリオ役は五関くん。映画タイタニック主題歌を熱唱する薮P。氷山に激突するタイタニック。沈む五関。まさに4月。どこがじゃ!(笑)。
そんでもって5月。「1937年5月6日飛行船ヒンデンブルグ号が爆発炎上」。これまたホワイ!「なぜ悲劇ばかりを見せるのか?」と問う山ちゃんに
薮Pは「1年の中には悲劇の方が多いから」という理由になってるのかなってないのかよく分からん回答を。大体それ何基準だっていう。
そして6月。白タキシードを着た高木くん&セクゾンで『君と…Milky way』。ジューンブライドと天の川。軌道修正にホッと一安心。
しかしここでもまたハテナ演出が。高木くんの衣装から推測するに、たぶん彼は花婿設定なんだよな。
せやけど幸せの絶頂であるはずの花婿こと高木が、めっさ悲しそうな顔で踊りながらウェディングドレスに追いすがってるんですわ。
式直前に花嫁に逃げられたかと思いきや!歌終わりでチビっ子Jrに囲まれた高木くんは「彼女が残した子供たちの未来は〜」。ちょ!!!
嫁さん死んでるんかい!!!また悲劇か!!!もうええわ!!!ワシ遊びにいっとんねん!!!楽しいもん見せとくれ!!!
そして「真夏のギラギラした太陽は子供たちに元気を与えてくれる」ということで続いて7月は服部良一メドレーです☆(ニコッ)。
・・・ちょっと何言ってるか分からないですよねすみません・・・。私もこの流れ全く理解出来ません。珍台詞のせいでトンチキ化に拍車が。
そして8月。JUMPエビセクゾのシャッフルユニット3組でエレクトリカルパレードかのような電飾夏祭り。ゲタップもアリまっせと。
薮Pのアナウンスで9月は「秋の夜長は朝まで笑いましょう!ということで続いてはABC-Zのコントです!(なんでそうなる笑)」、
10月は山ちゃんによる義経の綱渡り、11月は知念くんと塚田くんの源平合戦、ラスト12月は忠臣蔵という流れ。・・・だったのですが!!!
途中で変更になりました。義経残しではあるものの、森光子さんがお亡くなりになったので9月〜11月の3ヶ月が丸々カットで追悼コーナーに。
おい!「何があってもショーだけは続けなければならない」んちゃうんかい!全然ショーマストゴーオンしてへんがな!
偲ぶ偲ばないの問題でなく、なんで変更?だってこういうのって舞台女優でもあった森光子本人が望む仕様とも思えないし。
そういや休憩中にトイレで「13ヵ月目を探す前に失われた3ヶ月を探せっちゅーねん」みたいなこと言ってたヲタが。うまいねどうも。
そんなこんなで3ヶ月追悼した後はまた薮Pの案内で「続いては12月。ここからは忠臣蔵をご覧ください」ってズコッ!どないやねん!!!
配役は八乙女くんが大石内蔵助で、山ちゃんが大石主税。この2人が親子というミラクル設定(笑)。
しかし討ち入り中に主税な山ちゃんが突然覚醒。「・・・はっ!俺は一体何をやってるんだ?」。そりゃこっちの台詞だよ。
そして自我を取り戻した山ちゃんは赤穂浪士と吉良たちの戦いを止めにかかるが、薮Pは「ダメだ!歴史が狂ってしまう!(絶叫)」。
大急ぎで下界に降りて山ちゃんを制止するも、堤防が決壊。山ちゃんを助けようとして洪水に呑みこまれた薮P溺死。以上、1幕終了☆
って、なんのこっちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(しろめ)
しかも薮Pが死んだ瞬間「♪シャンシャンシャン」と鈴の音が。天井からゴンドラに乗った天使ふまけん降りてきたーーーーー!!!
スノーマンが薮Pをゴンドラに運んだーーー!!!薮Pを乗せたゴンドラが上がったーーー!!!薮Pが天に召されたーーー!!!
すると正面スクリーンに「森光子さん ありがとうございました」の文字が。いや、これじゃ薮くんが光子役みたいになってるうーーー!!!!!
「あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!『俺は薮をジャニーだと思っていたらいつの間にか光子だった』 
催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃぁ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・!」。
というジョジョのコピペが実にしっくり来る1幕ラスト。あまりのことに休憩タイム突入にも関わらずトイレに立つのも忘れて呆然(笑)。
ビックリしてる客ほってきぼりで狂ったように水浴びをするしょりたんに驚く暇もねえや。ってことで、こりゃぁ2幕も期待だZEっと☆






30分の休憩を挟んで2幕スタート。残念なことに1幕でお亡くなりになってしまった薮P。
どうやらセクゾンは地球からきた霊魂の水先案内人のような存在らしく。「忙しくなるぞぉ」と意気込むセクゾンちゃんガンバ!
しかし山ちゃんを助けるため歴史の中に飛び込んだ薮Pはなんと死んでしまっただけでなく、おじいちゃんになってしまったのである!(ドーン)。
・・・ん、そういうこともあるかもしれんね・・・(遠い目)。
変わり果てた姿(といっても髭+ヅラだけ)に「あんたプロデューサーか?!」と驚く山ちゃん。
薮Pは語る。「肉体は滅んでしまったけど魂は生きている。でも死んだことには変わりはないので今から宇宙に旅立たねばならない」と。
どうやらジャニワ界では人は死ぬと魂が宇宙に行くそうです。まじでか。鼻ほじほじ。そんなこんなで切なげにバラードを歌いあげる山ちゃん。
すると一転、ノリノリの曲と共に袖から可動式櫓のようなものに乗った薮P登場。しかも爺コスプレではない薮P。当然、山ちゃんビックリ。
山田「あれ?プロデューサー?」薮「違うよ!どっからどう見ても薮ちゃんだろ!」。いやいや!ホンマこれ何どういうこと?!(笑)。
ここで観客は初めて、2幕ここからの薮くんは「薮Pではなく薮くんである」というややっこしい事実を知るはめに。さいでっか。
そんでJUMP全員で「宇宙行くなら賑やかな方がいいから皆で行こうぜ」と謎の意気投合→合唱という展開に。う、うん。なまか最高。
歌い終わる頃には宇宙にいたJUMP。どやって来たんじゃ。そこにはABC-Zがおりまして。「宇宙人?」「違うよ俺たちは過去を生きた人間さ!」。
それって実は既に死んでるってこと?どゆこと?エビは宇宙人じゃないけど人間だけど過去を生きた人間って何?わたし気になりますっ!(棒)。
自称・星の持ち主(ここで「え?星の持ち主?カッコE!」と賞賛する有岡くんとの温度差を痛感)であるスペイシーセレブなABC-Zの面々は
「宇宙の全てを見たい」と言うJUMPくんらをショービジネスの星へ、そう!まさにあの燦然と輝けるファイブスター星に招待するのであった。
てかファイブスター星って。スターと星かぶってんじゃんとか言いたくなるババアこまけー。そしてエビは今から色んなものを見せてやると。
「それら全てを受け入れた時に13ヶ月目に続く最後の扉が開くんだ」と。こりゃ今すぐファイブスター星に行くっきゃないNE☆
って、ぁぁぁぁああああああああああああああ!!!書いてて頭がおかしくなるううううううううううううう!!!!!!!!(発狂)。
ファイブスター星でSHOCKドリボ滝沢革命etc・・これギリギリOUTだろバカにしてませんか大丈夫ですかと心配になるようなJパロを披露。
サポーテッドバイ御三家は内心どう思ってるのか気になって気になって。名前とセット貸しただけだろうに大怪我してねえか?!(笑)。
しかしセクゾンちゃんから「楽しい星だけだと宇宙の全てを見たことにはならない。次の星はあそこ・・ブラックホールだ!」と言われ
JUMPは言われるがままに旅立つのであった。ん?そもそもブラックホールって星の名称だっけ?ええ、もはやそんなことどうでもいいね。
そこで山ちゃんは死者の魂がブラックホールに吸い込まれていくのを目撃し「黙認してるエビは酷い!人間は死んじゃいけないんだ!(激怒)」。
山田「おまえら本当に人間かよ!」エビ「死者を静かに送り出せないおまえの方が人間じゃない!」。うん、どっちも人間じゃないYO妖精だYO☆
んでこの後1曲終わる頃にはどうやらまた移動してたみたい。「ここはどこ?」「地球のあらゆる過去があるところ!」。全力で「ふぁ?」状態の中、
秦の始皇帝とかエジプトのユダヤの民とか大氷河期とかモーゼとかイミフ話を延々と語りだす戸塚くん・・。イイ芝居してるだけにホント泣ける・・。
そんな流れから何故か「今の人間と昔の人間、どっちが優れてるか」という心底どうでもいいし答えが出ない件でJUMPとABC-Zは大喧嘩。
更に、JUMP「ナスカの地上絵なんて、あんなこと人間には出来ないから宇宙人の仕業だ!」エビ「そんなことない!人間の力を信じろ!」
JUMP「バカ言うな!」エビ「バカ言ってんのはお前らだ!」。はいはいどっちもバカ言ってんじゃないよ〜♪BY 3年目の浮気
うん、ジャニワを見たことない人がこれを読んだら全く意味分からんと思うけど、大丈夫!何回も見たワシですら全く意味が分からないです!(キリッ)。
しかもこのシーンがよ。両グループが延々と罵倒し合うんだけど「お互い何に怒ってるのかサッパリ?」なので本当にキツい!(涙)。
しかし!こっちのストレスがピークに達した瞬間に例のお家芸さ。喧嘩→裸でダンス→仲直りキターーーーーーーー!!!!!!!(笑)。
待ってましたぁ!やっぱ人間は裸にならないと問題は解決しないっす!裸の少年最高っす!裸にならんと気付かないこといっぱいあるっす!
ワシもこれから何か困ったことがあったら即全裸っす!これで決まりさ!これで決まりさ!これがサイコウ♪BY ハイティーンブギ
なんと裸になったお陰でとうとう見つかったんです。13ヶ月目がようやく見つかったんです。なんと13月は本当にあったんです。
「そうか!13月というユートピアは皆の心の中にあったんだ!」。ずこーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!(しろめ)
なんじゃこの「探し回ってた幸せの花が実は自分ちの庭に咲いてました」みたいな『花の子ルンルン』最終回みたいなオチは!
なんで見つかったかというと「俺たちは身体だけじゃなく心も裸になったから」だそうです。大・納・得☆ もっと脱いでもよくってよ☆
しかし怒涛の展開はまだまだ続く。「あっ、そうか!あのプロデューサーは狂っていたんじゃなかったんだ!」。な、なんだとう!?(ガビーン)。
「あの人はただ自分の中にある13月というユートピアをステージで再現しようとしていただけなんだ!」「あの人だけがそれに気付いていたのか!」
「そうか!今やっと分かった!」「あのプロデューサー実は天才やな!」みたいな。まさかのクライマックスは社長マンセーワールドに!(笑)。
なるほど!そういうことかと!3時間以上にも渡ってお送りしてきた『ジャニーズワールド』で一番言いたかったのはコレかと!(笑)。
冒頭の「あんた狂ってるよ」から、まさかこんな鮮やかにフラグ回収・・・!完敗!これほどまでに黙らっしゃいされる大団円ねえわ(笑)。
で、仲直りしたJUMPとエビは「地球に帰ろう!」と決意、ここで歌。歌い終わる頃ステージ上に地球バルーンが。
八乙女「あの綺麗な星は何だい?」。どうやら地球を知らないのに帰ろうとしていた八乙女くん。
エビ「あれは地球さ!そしてあの中で最も平和な国が日本!」八乙女「俺たちの故郷!」。地球は知らないけど日本は知ってる八乙女くん。
そうこうしてから「地球に帰ろう!あの飛行機に乗って!」。もはや宇宙から飛行機に乗って地球に帰ろうとするとか奇想天外すぎてツッコむのは野暮。
その飛行機にローマ字で「TA KI ZA WA」と書かれてるけど使い回しキタとかツッコむのも野暮。何もかも野暮。
だって・・・見つかったんだもん!私の心の中にも13月というユートピアが・・・!(ジーーーーーーーーーーーーーーン)。
どうでもええわ!だって可愛いし!そんでもって皆頑張ってるからストーリーなんてどうでもいい!13月万歳!
最高!わしゃまだまだ通いますよジャニワ!千秋楽が12月30日から1月27日に変更という楽楽詐欺にあって気絶したけど、まだ通っちゃう!
どうやら今度はドームでジャニワ感謝祭だって?その次は『ジャニーズユニバース』だって?あーはいはい行く行く絶対に見に行きます!
例え剛力彩芽主演でドラマ化されようが水嶋ヒロ主演で映画化されようが何があっても絶対に見に行く!いや〜、ジャニワ最高!(しろめ)
それでは最後にみんなで叫ぼう、「 Don't think Feel!(キリッ)」。


おしまい