読書の秋

友達に借りたり図書館で借りたり。

びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)

びっくり館の殺人 (講談社ノベルス)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

なんだか直系、というかんじ。本格ミステリーというよりかは、ロマンホラーとよびたい。最初に「姑獲鳥の夏」を読んだときは相当イラついたものでしたが、おかげ様でもう慣れました。好きでもないけど、嫌いじゃないです、ロマンホラー。けどやるならもっとガッツリこいよ!とは思う。久々の館シリーズは、本の薄さに比例して中身も薄味にかんじてしまったなぁ。袋とじ対談の熱量にちょっと怖気づきつつ、十角館の衝撃の直後はアタシもこうだったかもしれない、とちょっと羨ましくもかんじたり。

長い腕 (角川文庫)

長い腕 (角川文庫)

第一部を多少削ってでも第二部のクライマックスをもう少し濃厚に、というのは読者のわがままかもしれない。だって第一部を書いてる作者さんがとっても楽しそうだったから。

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

主人公を筆頭に、登場キャラクターが好きになれない。もったいぶるのが探偵役のお仕事です、ということは重々承知しているけれども、イラつく気持ちに嘘はつけません。

塩の街

塩の街

空の中

空の中

中学生の頃読んだコバルト文庫を思い出してなつかしい気持ちになった。絶望的でないSF設定と、甘酸っぱい純愛の、絶妙なバランス!やっぱりアタシはティーンズノベルが大好きなんだな、と思い知りました。