mova project活動近況報告

被災地訪問や制作協力をして頂ける企業への訪問を行った様子を報告します。

6/6
被災地の一関市に工場を持つ小山工業さんから製作協力をして頂ける事になり、小山工業さんと何度も打ち合わせを重ね構造的な修正を行いました。



6/17〜19

気仙沼市の面瀬中学校へ試作品を持ってプレゼンテーション、ヒアリング調査に向かいました。面瀬中学校で、家具は好評で早急に避難所で暮らされている方々、全員分を発注する事にりました。

6/25
気仙沼市の面瀬中学校へ机21台、椅子54脚を寄付させて頂きました。また今後の活動として集会場への可動式家具などを考えています。


今後も今回の成果を活かし、より充実した活動を目指したいと思います。
今後とも宜しくお願いします。

5/23MTG

本日のMTGでは、工学院大学建築学科の谷口宗彦教授と鈴木敏彦教授からアドバイスを頂きました。


はじめに実際に被災地に簡易シェルターなどを支援した鈴木教授の話を伺いました。被災地に支援した経験をもとに私達がどのようにして今回のプロジェクトを進めていくのか、またどのようにして被災地との関係を築いていくのかということに対しもっと具体的なイメージ持ち、提案をすることを考えていかないといけないといったアドバイスを頂きました。
また、mova tableやその他のプロジェクトにおける意匠的な側面や構法の話といった具体的な話を両先生方と進めていく中で

現在の問題点として
・使用期間とパフォーマンス
・予算に対する客観性
・送る場所との関係
・生産コストと輸送コスト
などの問題が上がりました。

以上の問題点に対して議論を深めるとともに仮設住宅における家具の振る舞いに対してもっと具体的な提案を考えていきたいと思います。

最後に谷口宗彦教授、鈴木敏彦教授、本日は忙しい中、学生MTGに参加していただき本当にありがとうございました。

member

mova projectのメンバーを紹介したいと思います。


谷口研究室
M1
加藤直樹
佐藤浩介 
西澤章太
矢野宗宏
B4
新井孝俊
高田有梨
西尾甚一 
平田隆徳
宮内知也
山下修平
山本晃平
吉澤真純

藤森研究室
B4
中原康平

近藤研究室
B4
中川真

木下研究室
M1
井上民幸

学内プレゼン

私達の行動の指針ともなる先日の学内プレゼンの内容です、
ご意見・ご感想お待ちしてます。

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私たちは、ボランティアに行く以前から 今回発生した「東日本大震災」について考えていて、私たちにも何かできないかという思いをもっていました。


そして今回私たちがボランティアに行って「物資が多く残っている」ということを知りました。テレビでは物資が足りないと言っていたのに、行った時の現状は、「使わない物資が多く、置く場所に困っている」ということでした。物資が何もない状態から、今ではたくさんの物資が届きすぎて飽和状態になっています。
支援しようとしている側が「必要」だと思うものをただ送るのではなく、被災地に住む方々や被災地によくボランティアに行く方々から情報を聞きつつ、行動する必要があると感じました。

そして、このプロジェクトを行うにあたって、私たちは「今」必要なものを作るのではなく、今後必要になってくるものをヒアリングなどの中から読み取り制作するべきだと思いました。

この写真は、今回ボランティアに行った時の仮設住宅を建設している最中のものです。

思っている以上に復興のスピードが速く、1日目で基礎を打ち終わっていて、2日目にはもう躯体が組みあがってきていました。

『「今」必要なものではなく、今後必要になってくる物を制作していく事』を考慮すると、仮設住宅ができた後のことを考えなくてはならないという結論になりました。
5月17日時点での応急仮設住宅は完成戸数は11,436戸、着工確定戸数33,000戸、
最終的に仮設住宅の必要戸数は 約68,000戸 になります。
私たちは仮設住宅で必要なものを見据えて活動を進めていきたいと考えています。

私たちが支援活動をするにあたって重要だと思うキーワードは
「変化するニーズの対応」
「場所の確保」です。

まず1つ目の「変化するニーズへの対応」では、今の生活から仮設住宅に移った時に家具が必要になります。家具を買うのにもコストがかかってしまうので、仮設住宅を出た後も長く使えるようなものを制作することを考えました。

2つ目の「場所の確保」では、仮設住宅の図面をもらったときに、すごく狭いと思いました。1つの部屋で衣食住をすませないといけない中で、普通の家具を使用すると、他の動作が出来なくなってしまいます。よってスペースを有効に活用できるものがいいという結論になりました。

そのことをふまえ「可動家具」を提案するのがいいのではないかと思いました。


ここからは私が説明いたします。
この可動家具を考える際に私たちが意識していたことは、前に話してくれたように
「変化するニーズへの対応」
「場所の確保」
の2つでした。
この2つを軸に話し合いをした結果、様々なアイディアが出てきました。
(ここで他の案もあることを言う)

その中から2つのものを実際の大きさ(モックアップ)でつくってみました。


1つ目はテーブルです。これは移動可能な収納としても機能します。下の部分に収納ができ持ち運びができます。
この状態から、両端に折りたたまれている天板を開くことでテーブルになります。これは家族の人数に合わせて大きさを調整するためです。
1人から4人まで対応しています。
2つ目のイスは折りたたみができるようになっていて、使わないときはコンパクトにすることができます。

百聞は一見にしかずということで、使用方法をムービーにしてみました。

以上が私たちの提案です。
今後の活動としては、アンケートの作成、現地の方々の意見を取り入れて改善、作成した家具を現地へ持って行ってプレゼン、さらに改良を加えて被災地へ送るという内容で進めていこうと考えております。

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プレゼンの際に使用した動画。
MOVA TABLE
http://www.youtube.com/watch?v=yNkGdKfKACY

プレゼン動画公開!!

先日の学内プレゼンで好評だった動画をyoutubeに更新したので是非、チェックしてみてください!!

mova projectの第一弾「mova table」
http://www.youtube.com/watch?v=yNkGdKfKACY

今後、プレゼン内容も更新していきたいと思います!!
改善しなくてはならない点も多々ありますが、是非よろしくお願いします!!

ブログ開設!!

先日の学内向けプレゼンも無事に成功し、幸先の良いスタートを切れました。

いよいよ本格的にプロジェクトを遂行するのに伴いブログやtwitterなどのメディア媒体を使い、私達のプロジェクトの活動を報告したいと思います。

是非、フォローしてください!!
twitter: @mova_project