浅川書房から『寄せが見える本』発売

最前線物語』などを出版した浅川書房から、今月29日に『寄せが見える本【基礎編】』、来月下旬には『寄せが見える本【応用編】』が発売になります。著者はいずれも森けい二九段です。

この2冊は新シリーズ「本格的中級講座《最強将棋レクチャーブックス》」の第1弾。このシリーズでは「《最強将棋21》シリーズ」とは違って、「気軽に楽しめる将棋の本」を目指すそうです。中級レベルの本は最も編集者の実力が問われる分野と思うので、お手本になるようなものができているのではないかと期待しています。

一方、藤井猛九段の『四間飛車の急所』は第1巻が出たままとなっていますが、当初全3巻の予定が現在は全5巻を超える勢いだということです。続刊は7月を目標にしているそうですが、まだ延びるかもしれませんね。こうなったら10巻でも20巻でも出して下さい。私はついていきます。

とにかく著者の藤井九段の情熱がものすごく、現時点で急戦編だけで500頁分を超えています! 行くとこまで行くしかなさそうです。