勝手に将棋トピックス RSSフィード

 | 

2005年02月01日

[] 順位戦A級羽生藤井が2敗で並ぶ

名人への挑戦権を争うA級順位戦8回戦の一斉対局が本日行われ、結果、次のような勝敗になりました。(かっこ内は前年度の順位)

  1. 6勝2敗(01) 羽生善治二冠
  2. 6勝2敗(07) 藤井猛九段
  3. 5勝3敗(08) 久保利明八段
  4. 4勝4敗(02) 佐藤康光棋聖
  5. 4勝4敗(03) 谷川浩司棋王
  6. 4勝4敗(04) 丸山忠久九段
  7. 4勝4敗(09) 深浦康市八段
  8. 3勝5敗(05) 三浦弘行八段
  9. 3勝5敗(06) 鈴木大介八段
  10. 1勝7敗(10) 高橋道雄九段(降級)

挑戦者争いは、羽生二冠と藤井九段の争い。最終戦で両者とも負けて久保八段が勝ったときのみ三者でのプレーオフとなります。こうなると羽生二冠のペースという感じもするのですが、藤井九段も初めての名人へのチャンスということで期するものがあるでしょう。

降級争いは、まず高橋九段が確定しています。残りは、鈴木八段、三浦八段、深浦八段の争い。鈴木八段は降級が確定していた高橋九段に敗れて一気に寒くなりました。深浦八段の降級は単純確率では8分の1ですが、最終戦の対戦相手が羽生二冠ということを考えると楽観はできそうにありません。3名のうち誰が落ちてもおかしくない状況です。

最終戦は3月4日に一斉に行われます。NHKBS2での生中継も予定されているはずなので、今から楽しみにしています。

[] NHK杯戦の棋譜公開を厳格化

1月28日にお伝えしたNHK杯戦の棋譜が放送前に流出?の件の対応策として、日本将棋連盟はNHK杯戦の棋譜の関係者への公開を、放送後に行うよう変更することにしたそうです。

で、NHKから申し入れを受けた連盟は当面、棋譜データベース(会員制)への入力は放送後に行う、棋譜のコピーも放送後とする、という措置を取る。不便だがやむをえない。

よみなおの独り言

私はあの対局に関連して2ちゃんねる関係もざっと見ていましたがその流出した棋譜の存在は知らなかったので、それほど目立つところにはなかったのでしょう。これは棋譜の取り扱いの問題というよりも、機密情報保持の問題ですから、日本将棋連盟がNHKからの要請に基づいて将棋の内容を知る関係者の人数を絞り込む対策をとることは仕方のないものだと思います。

棋譜でなく勝敗結果だけならば、一般のファンにもそれとなくわかる方法があったのですが、それがどうなるかは今後見守りたいと思います。

[] 近藤正和五段インタビュー

会見プラザ第7回は、今期絶好調の近藤正和五段のインタビュー。NIKKEI NET 将棋王国タイミングよくわかっている感じがしてとても好印象です。

師匠の原田泰夫九段の死去が直接的な発奮材料になったということです。そして、その基盤には、奨励会で揉まれたことがあるのでしょう。

今の自分があるのは、弱い時期に強い人たちに徹底的にもまれたからだと思います。将棋でもまれ、精神的にももまれました。奨励会時代には、よく昇級をかけた一番なんかで押さえ込まれましたから。

会見プラザ

正直な予測を言えば、近藤五段が年度勝率9割を達成するのは厳しいと思います。9割を保つには、ここから対戦するトップクラス棋士に何連勝もしなければなりません。それが可能と言える人は将棋界にはいないと思います。ただ、これだけ絶好調なら歴代最高勝率の0.855なら期待してもいいのではないかと思っているところです。それも簡単ではないでしょうけれども。

いずれにしても、近藤五段本人は目の前の将棋を勝つことしかできないわけで、一局一局がんばってほしいと思います。

[][][] 「さいしょはグー!」

29日(土)にNHKBS2で放送された「バラエティー大逆転将棋2005」を見ました。「脳内対局十秒将棋」は普通に面白い将棋でさすがでした。全体のレビューは次のページをどうぞ。

個人的に注目していたのは米長邦雄永世棋聖対内藤國雄九段のはさみ将棋対決。このはさみ将棋では、一般的なルールと異なり、次のような特別ルールが採用されていました。こうしないと、後手が容易に引き分けに持ち込めるのでしょう。これでも、後手が引き分けにできるかもしれませんが。

  • 先に三枚取った方が勝ち。
  • 先手も後手も、はじめの3手は相手の二段目まで動かさなければならない。

結果は、対局前のじゃんけんで勝った米長永世棋聖が先手番となり、順当に勝ち。初代はさみ将棋名人となったそうです。どっちの普及ショー〜はさみ将棋と回り将棋の名人戦?!アイディアの一端が実現した格好でしょうか。

ところで、はさみ将棋の棋譜を再生できる棋譜再生ソフトってあるのでしょうか。日本将棋連盟はさみ将棋の進行例では、手数の分だけ盤面画像を作って対処していますが、これだと手間がかなりかかりそうです。

そのほかに意外と面白かったのは、珍局ということで様々な反則を紹介するコーナー。下記のページにそのリスト転載されています。豊川孝弘六段もそろそろいい加減にしてくれと言いたいところかもしれませんね(笑)。(実際にはこれ以外にも反則はたくさん起こっています。)

番組中では触れられませんでしたが、1999年泉-川上戦で連続王手千日手が出現したというのもすごい話ですね。知りませんでした。

[] 加藤正夫名誉王座追悼番組

1月30日(日)のNHK杯テレビ囲碁トーナメントは張栩名人本因坊 対 加藤正夫九段の予定でしたが、加藤正夫九段の逝去のため「特集 囲碁の時間 攻めの加藤・ヨセの加藤 〜加藤正夫名誉王座の棋歴〜」に振り変えられました。

追悼番組にふさわしくない表現かもしれませんが、感動的でした。同門でタイトル経験豊富な5名の棋士が出演し、それぞれのやり方で思い出などを語り合い、熱戦を振り返っていて、故人を偲ぶ気持ちが伝わってきました。故人の人間性があってこのような番組になり得たのだと感じました。

[] 中途半端なシリーズもの

棋書ミニ投票@将棋 棋書ミシュラン!第64回のお題は「あの本、続編はどうなったの?*」。

「谷川の21世紀定跡」シリーズは、すでに角換わりと横歩取り8五飛が出たので、まあいいかなと思っているところですが、森内俊之二冠の「矢倉3七銀分析」が上巻だけで止まっているのは明らかに異例なことなので何とかしてほしいと思っています。

といっても、矢倉の定跡もだいぶ進歩してしまったので、今から書くとなると一から書き直したくなってしまうかもしれませんけれども。

[] 橋本崇載四段の将棋講座

今月から始まりました。見たい方は囲碁・将棋チャンネルに加入しましょう。

[] 「仮面ライダー響鬼」と将棋

よくわかりませんが、登場人物が将棋の駒に対応づけられています。飛車だけが2文字なのはどうしてなんでしょうか。

[] 樋口達志氏のホームページ移転

樋口達志のホームページが移転となりました。

[] 将棋の質問

一例を挙げるだけなら難しくありませんが、全ての場合というと大変そうですね。私の知る限りではウェブページも書籍も存在しないと思います。かなりの数になりそうなので。まだ回答受付中なので、わかる方がいらっしゃいましたら回答してあげてはいかがでしょうか。私はやる気がしませんが、腕力で何とかなりそうにも思います。

これは回答受付が終了しています。「ある程度」がどの程度かにもよりますが、最初は本よりも実戦で慣れていく人が多いんですかねえ。入門書はあまり読んでいないのでよくわかりません。

これも受付を終了しています。質問者の人が具体的にどのページが役立ったのか書いてくれると、あとから見る人の参考になるのですが。

[] 忙しめ

このところ時間がなくて、ネタを消化し切れていません。

このページの文章を書くにあたってはいつもテキストファイルにちまちまと書き付ける形で保存しながら書いているのですが、この文章を書いている部分の下の方には、現在のネタメモとしてのURLとかキーワードとかが大量に、それに書きかけの文章もいくつか放置されています。そのうちなんとかしたいところです。

というか、「ダウンタウン」というメモを残っているのですが、そのとき私はいったい何を書こうと思っていたのでしょうか。わかりません。

rkrk 2005/02/02 13:02 挟み将棋の再生はルールエラーを検知しない再生ソフトならなんとか可能になるのではないでしょうか。駒をとるという動作をどう表すかが難しいですけど。少なくとも私の愛用するban.jarでは容易に可能と思います。空白の駒が有るのでそれを打つことで対処できるでしょう。

yaneuraoyaneurao 2005/02/02 23:55 浅川書房から出てる羽生先生の「上達するヒント」買ってきましたよー。以下、簡単にレビュー。

前半部分は、初心者向けの解説、最後のほうは、初段〜三段ぐらい向けぐらいかな、という感じです。初段ぐらいで棋力が停滞している人が読めば得るものがあるでしょうネ。良書認定。

それはともかく、この本に出てくる盤面の印刷の色が読みにくいです。加藤先生の「将棋は歩から」と同じと言えばわかってもらえると思いますけど、盤面を多色刷りするのは目が疲れるのでやめて欲しいです。浅川書房、他の将棋の本は、まともな印刷なのに、なんでこの本だけ..と言った感じです。たぶん編集担当の好みなのかも知れませんが。

mozuyamamozuyama 2005/02/04 00:30 >rkさん 「空白の駒を打つ」が可能とは知りませんでした。ただ、「駒を動かしてはさむ」と「空白の駒を打つ」の2手を同時に行うことができるかどうかですね。いずれ試してみたいと思います。

mozuyamamozuyama 2005/02/04 00:35 >やねうらおさん 私も買ってきました。羽生という名前があると大きくない書店でも扱ってくれるようです。この本は「羽生の奥義21」という本の新装版なんですね(書き下ろしで1章追加)。私は「羽生の奥義21」を持っていて、やねうらのさんの書かれた通りいい本だと思っていたので、今回このように広く出回る形で出版されて良かったと思います。
盤面は先崎八段の振り飛車の本もこんな感じでしたっけ。お金をかけて色を増やしても、あまり効果が上がっていない感じを受けますね。

mozuyamamozuyama 2005/02/04 02:21 「羽生の奥義12」でした。すみません。

 | 
<< 2005/02 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28
2003 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 |
2008 | 01 | 02 | 05 | 06 |
2009 | 01 | 03 | 05 |
2011 | 04 | 09 |
2012 | 02 |
2013 | 05 |