小林裕士五段が六段に昇段

4月5日に行われた王位戦挑戦者決定リーグ白組で小林裕士五段が勝ち、五段昇段後120勝を挙げて六段に昇段しました。これで王位戦リーグで2勝目ですから、昇段だけではない意味のある白星となりました。

これまでは昇段があったら日本将棋連盟からのお知らせに記載されることになっていたのですが、今回の昇段は記載されていません。

五月兎の赤目雑感 : 将棋大賞 敢闘賞 佐藤康光は初受賞か?では別の誤記が指摘されています。サイトが長年継続すれば担当が変わることが出てきますから、重要なのは人が変わっても質を落とさないようなシステムを作ることです。組織の維持というのはそういうことだと思います。(ただ、敢闘賞については、リンク先で指摘されているように賞の名前が同じでも前と後では別扱いということもないとは言えないのかもしれませんが。)

そういえば今気付いたのですが、将棋大賞の結果が棋士紹介ページに反映されていないですね。(女流棋士会のページは更新されています。)

4月16日追記:

日本将棋連盟のサイトでは訂正されたものの、NHK囲碁将棋ジャーナルでは「初受賞」のまま放送されてしまいました。

5月3日追記:

5月2日発売の将棋世界6月号の記事では佐藤康光棋聖の敢闘賞は「3年ぶり2回目」となっていましたが、一方で次のような記述もありました。どういうことなのかわかりません。

また敢闘賞は従来と名称が同じだが、今までの三賞とは別のものとして今回より新しくカウントされることになった。