エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

2011年5月31日 エレファントカシマシ 千葉県文化会館


会場は思ったより千葉市の外れというか、隣に謎の復元城がありました。



同じ会場で同じような時間に「フルート練習」って面白いなあ、と撮影してたら
山崎洋一郎さんも同じような構図で写真撮ってたようです(笑)。


エレカシ千葉県文化会館に来ています
http://ro69.jp/blog/yamazaki/52004



会場自体もちょっと変わった造り、「トリッキー」という言葉が頭に浮かぶ。


間近の時間になっても後ろの席は埋まらず、22列、真ん中から後ろはまるっきり空席状態…。
一階一桁列の石くん前、こんなにステージが近いのは数年ぶりです。


19時過ぎスタート、宮本黒ジャケットに白シャツ。


今回のセットリストは順番間違いや抜け落ち等があるかもしれません。


M1 moonlight magic


M2 DEAD OR ALIVE
この選曲は嬉しい。演奏自体もタイトで引き締まっていました。


M3 脱コミュニケーション
このあたりで宮本が
「この会場はここ(宮本の位置)とそこ(観客席最前列)が遠いな!」的なことを。
確かに宮本の前にはデッドスペースが結構あった。


M4悲しみの果て


「女性目線で作った歌で、まあ作ったのは俺なんだけど、生きてるって曲です」(相当意訳)。
M5 彼女は買い物の帰り道


「歩こうぜ!歩こうぜ!」もはや恒例の長いイントロから
M6 歩く男


M7 九月の雨
凄く落ち着いた、また上品な仕上がり


M8 旅
会場一体となって盛り上がっていました。



「いつか見た夢を正夢にしよう、俺はいつもそう思っています」
M9 いつか見た夢を


「千葉なので、海の曲です、いやドライブの曲ですね」
聞きながら「海の曲なんてあったけ??と思ってしまった。
M10 It's my lifeで納得。
いつかの時に「昔俺は鴨川ってところに住んでたんですよ」
会場からはトリビア的な「へえー!」の声。
曲中、ライトが青色(海色)になり個人的に感激。



M11 珍奇男
「おとっちゃんも、おかっちゃんも」とか連発してまくっていました。いやでも良い出来!


「ちょっと昔の曲です」
M12 さらば青春
「さっきの珍奇男もそうなんだけど、昔の曲を今こうやってやることが出来て
 それでやる毎に曲って変わってくるんですね。
 ツアーってことで色んな曲を聞いてると、自分の歌だから当たり前なんだけれど
 説得力があるんですね。それをみんなの前でやれて嬉しいです」。意訳です。


M13 明日への記憶
最初は石くんを見ていた。バックでこんないいギター弾いてたのか!と。
次に宮本を見ていた。今日の「明日への記憶」は集中しまくっててかなり良い出来!
と思いきや、中盤頃ステージ向かって左側から黒い服を来た女性がスーッと走って来る。
あまりにスムーズに入って来たので、一瞬こういう演出なのかな?と思ってしまった。
(冷静に考えるとどういう演出なんだよっていう話なんですが)
でも様子からしておかしな女性ファンだ…。宮本の所まで行って何か話かけている。
宮本は丹下さん方向に向かって「何とかしてくれ」と目で合図。
僕も丹下さん方向に目を向けるも丹下さんは別の作業中で一瞬気がついていなかった。
少しの間のあとやっと気がついて、慌てて走って来て連行。
宮本の歌と演奏は全く途切れることなく進行。歌いながら小さく「ありがとう」と。


演奏自体は驚くべきほど良い出来、けれどその謎の女性のこともあって
会場は「曲は良かったけどアノ女性ナンナンダ…」的な微妙な空気が流れる。
すると会場からの拍手のあとに宮本が「皆さんそれぞれの席で楽しもうね」会場笑。
「まあ気持ちはありがたいんだけどね」的なことも。会場からは拍手。
これは総合司会っぷりが良かった!会場の変に緊張した空気を見事に弛緩させてました。
しかし宮本始めメンバーに何もなくて本当に良かった…。
僕がファンになってから初のお客さん乱入でした。こういう行為は本当にやめてもらいたいです。


M14 赤き空よ
今日もいい具合に照明が「夕暮れチック」になっていました。
演奏後「俺たちはみんな同じ空の下に生きてるんですよね」。


「アルバム唯一の弾き語りです」
M15 夜の道


M16 幸せよ、この指にとまれ
今日はステージから近かったせいもあり、まばゆい光がガンガン降り注いでました。


M17 朝
ここで毎回会場が真っ暗になるので、メンバーの動きが一切見えなくなる。


M18 悪魔メフィスト
「はちゃめちゃな音程」に僕自身が慣れてきた感があります。
ずっとライブVerを聞いてると新たな発見というか、宮本はこういう心境で
作ったんじゃないかというのがおぼろげながら分かるかもしれない。
今日はそんなこと思っていました。


投げキッスをして宮本退場。


メンバー登場、宮本白シャツ。


en1 生命賛歌
これは素晴らしかった。タイトルを文字通り表しているというか、まさに「生命賛歌」だった。
宮本の肉体が躍動していて、右に左に動きまくって、また身体をブルブルッと動かしたりしていたなあ。
動いてるときは相変わらずコードが絡んで丹下さんがほぐしていたのですが、最前列のお客さんも
ほぐしてたりしていた(笑)。それ見たら思わず「観客参加型!」というフレーズが頭に浮かびました。
あと二週間ほどで45歳になる宮本浩次のエネルギーが全開で溢れていて、完全に宮本の勝ち!(誰との勝負だ)。


en2 ハロー人生!!
その生命賛歌の後のハロー人生!!なので当然盛り上がる。
「こののれんに腕押し!」では僕もその仕草をしてしまいました(笑)。
かなりアップテンポ、だけれどそれが全く不自然ではなく、寧ろ会場のテンションを異常に燃焼。
この二連続が今日のベストアクトでした。えがったです!


en3 sweet memory
スピード感溢れてました。久々です。
前二曲との対比っぷりも心地よく、また面白かったです。


en4 FLYER
「オッケー!トミ!」
この辺の記憶はごっちゃというか、順番はくたくたです・・・。


en5 ファイティングマン
「石君前に行け」って煽ったのに、後から手の仕草で「後ろに行け」とやってましたね(笑)。


宮本黒シャツで再登場。
「もっと小さなホールでやればよかったな(苦笑)
 でもホールはホールで良くて、みんなの顔が見えるんだぜエブリバディ!」
確かにホールは照明の力が圧倒的に大きいので、ステージ側からはかなりお客さんの顔が見えるのかも。
「まだまだツアーは続くぜエブリバディ!」


en(2)6 俺たちの明日


投げキッスをして、そのあとマイクなしで「また会おう」と言って(口の動きで判断)退場。



今日は数年ぶりのかなりの前の席で、余計なことを考えずにステージに集中してました。
そうすると宮本がよく言う「波動」、まあバンドが奏でるリズムのようなものが直に身体に響いてきて
「ああ、ひっさびさに純粋にエレファントカシマシのコンサートを楽しんだな」という感覚でした。
別に普段邪推に見てるわけではなく(笑)、今日は周りの席も全く気にしないで、本当に六人だけを見られたライブなので
その分純粋に演奏を、宮本のパフォーマンスを身体に刻み込むことが出来ました。
「明日への記憶」は演奏的にも凄く良かったんですが、途中だけ残念でした。



記憶をたぐりたぐり書いてるので、セットリストは間違っているはずです。
順番間違いは勿論、抜けてる曲もあると思います。
(間違い等ありましたら教えて下さい)。


でも(繰り返しになりますが)一言で言うと「純粋で実直なエレファントカシマシのコンサート」でした。