m.r.factory

2008-03-13

[][]私の詩人・私の猫

初台へ。「池田満寿夫 知られざる全貌」展を見る。50年代終わりから60年代初期にかけての版画がものすごくいい。それまでの泥臭い油絵と違い、版画という技法を得て一気に昇華された感じ。この版画には何かある、何かある、と思って見つづけるけども、それが何かよく解らない。でもこうゆう解らないものの中にこそ、きっと何かがあるんだと思う。詩人富岡多恵子さんと同居していた頃とその版画の年代がかぶるのも興味深い。富岡さんは、池田さんの「ばるぼら」なのか。

夜は、飯田橋から歩いて5分の銭湯「松の湯」へ。湯船が広い。露天もある。女湯の壁の絵はペンキ絵ではなく、どこか花咲く公園の写真。男湯はなぜかタイル絵で、裸婦が黒い玉を持っている図。裸婦はいいけれど、黒い玉はなんでだろう。ちなみにこの銭湯の湯船の中央には丸い石の玉があって、その真中からこんこんとお湯が出てくる仕組みになっている。もしかして、玉好き?縁起ものなのか?
松の湯