mrbq

なにかあり/とくになし

京都着午後5(ゴーゴーゴー)時

午後5(ゴーゴーゴー)時、
京都駅に着くと
もう陽は暮れていた。


オレンジ色の京都タワー
ぽかりと浮かぶ。


駅ビルのたもとからタクシーに乗り
河原町五条の交差点へ。
寺町通りを入ったところに「ハライソ」はあった。


お店の方をのぞいて
「バンヒロシ大学」の教授陣は
まだだれも来ていない。


お店のオーナーであるユキカワさんが
会場のセッティングをしていた。
ユキカワさんとぼくは
安田謙一さんや国書刊行会の編集者、樽本さんと一緒に
一度飲んだことがあるという。


10年くらい前だろうか。
よく覚えていない。
だけど顔を拝見すると
なんとなく顔なじみな感じがある。
よろしくお願いいたします。


音声チェックのために流されていたのは
MOJO」マガジン付録のレイ・デイヴィス・カヴァー集。
映像チェックで流れたのは
オレたちひょうきん族」にYMOが出演して
黒澤映画のパロディをやったときのビデオ。
鈴木慶一立花ハジメも出ていたのか。


店内の雑作は
重くないアンダーグラウンド
かといって
ポップです、なんて言わない慎み深さもある。
二階を臨む大胆な吹き抜けもある。


山口冨士夫
今月末に西部講堂
オシリペンペンズらと共演するというチラシを見た。


二階に売っていた
SPキャリングケースが欲しいと思う。
10インチも収まるだろうか。
収まるなら10インチだけでDJする日を作りたい。


まだすこし時間があるので
フリスクでも買いに行こうと
ドアを開けたら
入れ違いに入ろうとするふたつの人影。


安田謙一ご夫妻だった。


この京都話、
また長くなるかもしれませんな。


どうしようかな。
とりあえず“その1”と打つかどうかは
ひと晩考えてみます。


[追記]
考えてみた結果、
すこし続けることにします。

タイトルは
「ア・デイト・ウィズ・バンヒロシ」
今日は“その0”ってことで。