沙羅は和子の名を呼ぶ
★★★★
- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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好きだなぁ、加納朋子。線が細くてやさしくてあたたかくてきれい。
好きだったのは「黒いベールの貴婦人」「フリージングサマー」「天使の都」「沙羅は和子の名を呼ぶ」。
半身
- 作者: サラウォーターズ
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2003/05
- メディア: 文庫
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「2003年このミス海外部門第一位」この帯に惹かれて買ったのだ。このミス、結構好きなんだよな、私。
辛口の批評って好きじゃないの。バカだからそういうのを読んじゃうと、そういう目でしか見られなくなってしまうし、読む気が失せてしまう。だからこのミスみたいに「これがNO1!」っていうスタンスは基本的に嫌いじゃないんだ。
でも必ず水を差すような一言が添えてあったりするけどね。ああいうのやめてほしいなぁ。ほんとに水を差されたーって感じがしちゃうから。
これ、サマセット・モーム賞受賞だって。おおー、モーム大好きだよー。 私は好きだなぁ、こういうミステリー。
いやこれってミステリーなの?って最後の方まで思ってたけど、しっかりミステリーだったね。サラ・ウォーターズ。
他の作品も全部読んでみよう。通勤時間が楽しみだった、この3日間。ありがとう。