いつも通りに

年が明けても、大阪は寒い。強く、乾いた風が吹き、コートの隙間から容赦無い寒さを感じる。冬が来るたびに、夏は素敵だったと思う。


明日まで休みが続くので、自分の家に引きこもって、ユニクロのパーカーを羽織り、フードまで被って、だらだらと過ごしている。去年から読んでいたニーアル・ファーガソン『マネーの進化史』を読了した。


マネーの進化史

マネーの進化史


昼過ぎに上島珈琲に行って、黒糖ミルク珈琲を飲みながら、未来短歌会に投稿する歌を作る。上島珈琲のアイスのドリンクは、銅製の容器にたっぷりの氷が入っていて、ずっと冷たいままなのだが、ホットのドリンクはカップの口が広く、すぐに冷めてしまう、ような気がする。すっかり冷めてしまった珈琲を飲みながら、5首ほど作ったり、穂村弘の歌をノートに写したりする。自分の歌には"ブンガク"性が足りないのでは無いか、と悩む。("あるある"感に支配されているような気がする)


上島珈琲を出て、スーパーで晩御飯の食材や、洗剤、歯ブラシ等を買って帰宅。NHK仕事ハッケン伝を見ながら、お米を炊いて、ご飯を作る。暖房が効かず、寒い部屋だが、料理をしていると不思議と体が温まる。


休みは後一日。仕事が始まったら、また、名古屋に行かなければならないので、明日もまったり休みを満喫したい。


朝、今日考えた短歌を原稿用紙に書き写すことからはじめよう。

新年は いつも通りに 過ぎて行き いつも通りに 戻るもんだよ (賽野かわら)