入院生活 その8

■ 2014/07/12 ( 土曜日 ) 先負 午年
■ 午前 11時 36分 14秒
朝からサンプルの型入れをした。
裏地の粗裁ちを終えたところで、休憩。
午後から表生地の裁断をしよう


■ 午後 02時 51分 24秒
粗裁ちまで完了。
腕に違和感あり。
3時の休憩と同時に終了することにした。


■ 2014/05/23 ( 金曜日 ) 仏滅 午年
21日のシャワーの時間でのこと、
いつもは、看護師さんが左手の届かない背中と右肩だけを洗ってくれていたが
思い切って「ごめん、今日は自分で出来そうな気がするし見ててくれます?」と云うと
「そうですね、やってみてください。」と、あっさり認めてくれた。
こわごわ少し痛みを感じたが、左手を右肩方向に引っ張る動作はリハビリでやっているので
痛くても支障はないと判断。
右肩はなんとか前の部分のみ洗えた。
右脇も同様に「そ〜れ!」反動をつけてなんとか前の方だけは洗えた。
さて、背中を洗うときにするタオルの両端を両手で掴んでする「たすき掛け」のポーズが出来るかどうか
「頑張って!」看護婦さんの愛情のこもった声援を受けて
「おりゃ〜」
な、なんと 痛みも無くあっさり出来た。
「わお〜出来たわ!」感動のシーンである。
自分の出来映えに少し感情的になり目頭が熱くなるのを覚えている。
「こんどは、反対側ね」やさしい声を耳にしてやってみると、
「できるわ 反対も出来るわ」
「やった〜」看護師さんも声を震わせて言ってくれた。


そんな日があって、この日を迎えた。
「今日から一人で入ってね」看護師さんからシャワーの自由利用を許可された。
「わお、嬉しいなあ〜、じゃ〜朝と夜と2回入ってもイイ?」と尋ねると
「空いていれば何度でも良いですよ」と、驚いた仕草をしながら笑ってそう答えてくれた。
早速、シャワー室にある予約板に名前を書いて予約した。
朝は、漢字で書いて 夜は、ローマ字で書いた。
後に聞いた話だけど、一日に2回シャワー室を利用した人は過去に居ないそうだ。
2回とも、全身を一人で洗うことが出来た。
右肩付近を洗うときには、やはり痛さがあるので 若干の苦労はした。
退院して1ヶ月半になるが、今でも時々苦労することがある。