ある広告人の告白

ある広告人の告白[新版]

ある広告人の告白[新版]


オグルヴィ&メイザーの創業者、ディヴィット・オグルヴィによる回顧録です。
本の帯とかAmazonとか見るとと、広告業界の人にとっては教科書的な存在と謳われているようです。


原著は1960年代に書かれたものなので、もう半世紀近く前のものです。
なので、TV-CMが登場したてで、その効用についてもまだ吟味される前といったような業界の状況です。
まぁ、なので今の広告の置かれている環境と違いますし、コピーや写真表現が大きな力を持って捉えられていた古き良き時代(?)のお話でもあります。


とはいえ、オグルヴィの語る組織運営であったり、広告人としての働き方の姿勢、徹底したデータ検証主義は、現代でも、広告業界でなくとも通じるところを感じました。


僕自身、広告業界の人間でもなければ、親しい知り合いに広告業界の人もいません。
ですので、現代の広告人にとって彼の言葉がどう捉えられるのか興味が非常にあります。
一度お話を伺いたいものです。