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2015-05-13 大腸癌(直腸癌)注目ニュース

最終情報更新日 2016/4/16

 この記事では主に大腸癌(直腸癌)関連の気になるニュースとソースサイトへのリンクを取り上げています。プロバイダの字数制限の関係で、前記事「大腸癌(直腸癌)対策メモ自分編」からの分割項目となっています。


■ 注目ニュース



■ ソースサイト

1)ニュース


2)論文


3)一般


4)薬


5)ブログリンク



■ 情報源(良本)

  • 大腸癌治療ガイドライン 医師用2014年版 ※大腸癌と診断されたら迷わず購入すべき本
  • 大腸癌取扱い規約 第8版 ※ガイドラインと同時に購入すべき本(理解するために必須)
  • 国立がん研究センター MDT 大腸癌治療戦略1
  • 進行・再発大腸癌治療レジメン
  • がんサポート 2014 7 Vol.136 最新大腸がん特集
  • 国立がん研究センターのがんの本 がんの予防 科学的根拠にもとづいて
  • 心配しないでいいですよ 再発・転移大腸癌 新訂版
  • ニュートン別冊 免疫のしくみと難病治療への期待
  • ぜんぶわかる人体解剖図 系統別・部位別にわかりやすくビジュアル解説
  • 検査のしくみ・検査値の読み方 イラスト図解
  • 運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割


■ 情報源(破棄本)

  • 抗がん剤だけはやめなさい 近藤誠
    この本に限らず、近藤氏のがん放置のような主張には賛同できません。あまりにもざっくりし過ぎで、巧みな論理論点のすり替えも見受けられます。まるで扇動家のようです。近藤氏は論文として自説を完成し医学系学会で発表すべきです。そうでなければ卑怯です。何故、慶應義塾大学医学部は抗議しないのでしょうか。

    「予後規定因子」「予後不良因子」「再発危険因子」などの各種因子との関係や各種「バイオマーカー」からの見地、「予後予測マーカー」からの見地、「がん関連遺伝子変異」や最新抗がん剤、その周辺研究からの見地…、抗がん剤が効くか効かないかなんて、数多の要素の組み合わせで論ぜられなければならないと思います。また、この記事 *28にあるセカンドオピニオンのために近藤氏のもとに訪れたがん患者からの手紙「手紙はこちら」が事実なら、余りにも酷い対応だと思います。そして、この記事 *29にあるの患者からの手紙「→こちら」では典型的な洗脳されパターンが読み取ることができます。

    近藤誠氏の主張に賛同しますか? - 投票/アンケート - 人気ブログランキング
  • 主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ 江部康二
    この本に限らず、江部氏の糖尿病対策のための糖質制限療法には賛同できません。食事療法は糖尿病の基本で大切なことですが、極端な糖質制限が正しいとは思えません。食事療法は、現状から何を引くかではなく、絶食状態から何を加算していくべきかだと思います。糖尿病治療ガイド、科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドラインを購入した方が良いです。
  • マキノ出版の健康本全般
    この出版社の良心を疑います。タイトルのつけ方に特に問題があると思います。民間療法で治る錯覚を読者に与えています。せめて読者が勘違いしないような対策や専門医に行くような方策を示すべきです。
  • 「民間療法○○で癌が治る」という本
    著者欄に医師名があるからといっても医者だってピンキリです。厚労省や医師会は医師名が記載されているあらゆる出版物をチェックし、詐称が確認できた場合は速やかに指導できるようなシステムを構築すべきです。悪質な場合は医師免許の剥奪や医師及び出版社の告発もできるようにすべきです。そうすれば被害者も減ることでしょう。

    「食事療法で末期ガンが治った」あるいは「食事療法で繰り返していた再発が止まった」、「食事療法で術後に抗がん剤をやらなくても再発しなかった」という趣旨の本が人気です。でもよく読むと、食事療法単独で治っているわけではないのです。その前に最先端の手術や最新の化学療法を受けていたりしていて、ガンが画像に映っていたとしても既に壊死、石灰化していた可能性が高いと思われます。寧ろ、抗がん剤が最も効いた、完全奏効タイプの人といえるではないでしょうか。化学療法の最終目標を見事にクリアされたわけです。そもそもそれらの体験の裏づけが十分に示されておらず本当かどうかさえも疑わしいです。

    また、手術後に抗がん剤治療を受けずとも再発はしなかったという人は、単にクリティカルな再発危険因子がなかっただけのことかもしれません。危惧することは、たまたま偶然による個人の体験談が、万人にも当てはまると勘違いされて、救われたはずの命が落とされてしまうことです。治療タイミングを見誤れば再発の悪循環に陥ってしまうかもしれません。私のこの記事が再発危険因子をテーマに掲げているのも、それを危惧してのことです。

    ついでに、鍼灸マッサージで癌が治る、癌と共存すると断言する似非鍼灸師の類も信用できません。そして似非免疫療法などで藁をも縋る患者から1千万、2千万円単位でむしり取る非道な医師もどきも許せません。これらのことが社会問題になりにくいのは、単に被害当事者が亡くなっているからなのでしょう。癌が絶対に治ると断言する輩らは総じて詐欺師か無責任ヒーローです。円の切れ目が縁の切れ目とばかりに、絶対に助かると言っていた人物が、終末になると「ガンのタイプが違っていたからダメだった」などと平気で言ってのけ、一言の謝罪や御悔みもなく、悲しむ遺族に坦々と治療残金を請求したりもしています。


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*1:遂に、ホームページに掲載されました。「大腸癌治療ガイドライン」の一般の方向けの解説も同サイトで更新されています。尚、大腸癌治療ガイドライン 医師用 2014年版を十分に理解するためには、大腸癌取扱い規約 第8版(金原出版)の購読が必要です。

*2:閉塞性直腸癌に対するNAC(術前化学療法)は高いdown staging効果が期待でき、周術期の安全性は非NAC群と同等の結果が得られた。

*3:CMS1 15%:免疫学的な活性が特徴のサブタイプで、免疫療法による利益を受ける患者グループを示すと見られる。 | CMS2 40%:染色体不安定性の頻度が高いサブタイプで、WNTやMYC、EGFR経路の活性化を伴う古典的な大腸癌の発癌を引き起こす。 | CMS3 15%:KRAS遺伝子変異と関連した代謝経路の異常によって特徴づけられる。 | CMS4 30%:TGFB経路の活性化、血管新生、間質浸潤によって、CRCに対する標準的な治療では非常に予後が悪いという特徴をもつ。

*4:大腸腫瘍患者へのアスピリン(100mg/day)による発がん予防大規模臨床試験 | 第形衫彎音邯嚇佻

*5:家族性大腸腺腫症患者への低用量アスピリンとメサラジンによる二重盲検無作為割付臨床試験 | 第供Ν形衫彎音邯嚇佻

*6:大腸癌患者と大腸癌ではない人を比較するゲノムワイド関連解析で、2つのSNPの関与が判明 | アスピリンの大腸癌予防効果を左右するSNPを特定

*7:末期がんの最期の数カ月前、数週間前に抗がん剤による化学療法を行っても、本人の生活の質を向上させず、利益よりも害が上回ると報告されている。「緩和的化学療法は、化学療法に耐え得る、状態のしっかりした人でも症状を和らげないことが明らかである。積極的で負担の多い治療を行うことの合理性について疑問が残る」と研究グループは説明している。少なくとも末期状態で死が迫っている場合、抗がん剤をあえて使う意味はないのかもしれない。

*8:5つの遺伝子「CDH10」「COL6A3」「SMAD4」「TMEM132D」「VCAN」のどれかに1カ所以上の突然変異が起きていた人は、がんの進行ステージによらず、生存期間が長くなっていた。突然変異が起きていた人の平均生存期間は80.4カ月で起きていなかった人の42.4カ月より長かった。

*9:がん細胞に伝わる「増えろ」というシグナルには、一連の流れがある。シグナルの流れは実にさまざまなのだが、そのうちの1つに「EGFR」を先頭とした流れがある。この流れでシグナルをバトンリレーしていくメンバーの中に「RAF」というタンパク質がある。「EGFR→Grb2/SOS→RAS→RAF→MEK→ERK」と流れていく一連のシグナル経路は「MAPK経路」と呼ばれている。 | 治療に耐性となったがんの組織では、MAPK経路に関わるいくつかのメンバーの遺伝子が突然変異を起こしていた。通常1つずつしかないはずの、RAS(KRAS)遺伝子やBRAF遺伝子の数が増えていたり、MEK(MEK1)遺伝子の配列が突然変異を起こしていたりした。これらの突然変異が起きることによって、MAPK経路のシグナルのバトンリレーが薬で中断できなくなり、がんが再び増殖を始めてしまうと分かった。

*10:とにかく、SCRUM-Japanの費用でゲノムの解析をしてくれて、合致する治験があれば紹介してもらえます。患者としてはメリットしかありません。●参加施設を受診すること●紹介状を用意すること

*11【重要】大腸がん患者は、SCRUM-Japanへ! | はるもちの「大腸がん」日記

*12SCRUM-Japanの結果 | はるもちの「大腸がん」日記

*13:「腹腔鏡手術は二酸化炭素を絶えずお腹の中に入れて膨らまし続けながら手術をしますが、そうするとガスが腹腔内を対流します。そのことによって、こぼれ落ちたがん細胞が散って、腹膜播種を起こす恐れがあります。そう思われる症例に出会ったことがあるのです。」「先の『JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)0404』という臨床試験では、進行した大腸がんに対しては腹腔鏡手術が開腹手術と同等であることを証明できなかった。とくにT4がん、そして直腸S状部がんでは生存率において腹腔鏡手術が劣っていた。」

*14:今後、メトホルミンの作用を従来のがん治療法、例えばがんペプチドワクチン、チェックポイント阻害抗体、抗がん剤、放射線療法、手術などと組み合わせることができれば、治療効果のさらなる改善に繋がることが大いに期待されます。

*15:Stage 径臘牡發砲ける病理学的因子の再発危険因子として,壁深達T4,リンパ節転移4 個以上,PN1,EX 陽性が有意な独立因子として抽出された.

*16:Stage /犬梁臘牡盍擬圓任老戝罐咼織潺D濃度が高い患者で生存期間が延長した

*17:大腸癌の化学療法は,近年の新規分子標的薬の導入により,目覚ましい進歩を遂げている.RASをはじめとした,がん関連遺伝子変異と化学療法の有効性に関する報告やBRAF変異例に対する新規治療開発により,治療方法も個別化されつつある.現在明らかになっている遺伝子変異と化学療法の有効性に関する情報や,新規抗癌剤を含めた今後の治療戦略と将来展望について最新の知見を交えて報告する.

*18:「一般の皆様へ」にある「大腸癌の治療を始める患者さんへ PDF」と「もっと知ってほしい大腸がんのこと PDF」は、イラストも多く理解しやすいです

*19:【関連リンク】骨転移診療ガイドライン案

*20:原子炉等から発生する中性子とそれに増感効果のあるほう素との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず、腫瘍細胞のみを選択的に破壊する治療法です。 | ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)とは

*21:服薬アドヒアランスとは―コンプライアンスからアドヒアランスへ | メディカルレビュー社 概要

*22:生命基礎科学(小林 正伸):北海道医療大学講座 | 北海道大学大学院医学研究科 がん予防内科学講座

*23:末期の病態とされてきた癌悪液質の本態は、癌組織が産生するサイトカイン、特に I L - 6による宿主 - 腫瘍相互反応であり、10% 程度は臨床病期早期の段階から出現する。この病態は C R P、アルブミン値でスクリーニングでき、予後の改善のためには「難治性悪液質」に至る前段階で、IL-6をターゲットとするEPA添加食品を用いた免疫栄養療法の早期介入が QOLの向上には有用である。しかしながら生存期間の延長に関しては一定の見解は得られておらず、今後治療開始時からの免疫栄養療法の早期導入や分子標的治療を初めとする抗腫瘍療法との組み合わせなどが 期待されている。

*24:『患者さんと家族のためのがんの痛み治療ガイド』を解説 | 痛み治療はがん治療の一部。患者さんは痛みを積極的に訴えることが大事 | がんサポート

*25:機能性直腸肛門痛に対して両側脛骨神経刺激療法が奏効した1例 - _pdf

*26:私は、検査入院から手術まで情報集めなどせずに、ただ一刻も早く手術できることだけに集中していました。無事手術が成功し一息ついた頃に病院の公衆100円PCから初めてアクセスしたブログです。

*27:手術後の入院中に閲覧したもう一つのブログです。大腸癌治療の論理的観点から書かれており、実践的な情報も多く、大変意義が高いブログです。患者ばかりではなく、医療関係者にとっても参考になるのではないでしょうか。私がコメントで質問したり情報提供したりすることもあります。

*28:放置したほうがいいがん、しないほうがいいがん | Dr.和の町医者日記

*29:またも、がん放置療法の犠牲者が | Dr.和の町医者日記