猫が星見た

映画の感想

闇金ウシジマくん Part3

派遣の仕事で食いつなぐ若者・真司は、ネットビジネス界のカリスマ天生翔の広告を見て、半信半疑で彼のセミナーに出席する。そして、人生の一発逆転を夢見て危険なマネーゲームに溺れていく。一方、妻がいながらキャバクラ通いを続けるサラリーマンの加茂。美人キャバ嬢・花蓮に入れあげ、ズブズブと闇金の底なし沼にハマっていく…。

映像版のウシジマくんファンです。
ウシジマくんについては、ベタな展開だろうがえぐい展開だろうが基本的に面白いと感じるので、Part3も普通に面白く観れました。内容は可もなく不可もなくで、いつも通り?でしたね。映画で観なくてもドラマでいい気はしますが。
気軽に観れて、時間が早く感じるので、そこそこのクオリティがあるのかなと思います。

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル

違法な高金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋“カウカウファイナンス”。ある日、社長ウシジマの前に中学時代の同級生・竹本が金を借りに現われる。しかしウシジマは、かつての友といえども情に流されることなく冷たく追い返す。そんな竹本に巧みに近づいてきたのが、ウシジマとの因縁根深い極悪三兄弟の二男、鰐戸二郎。竹本は二郎に紹介されるままに“誠愛の家”に入居する。こうして、行き場のない弱者を食い物にする鰐戸三兄弟の貧困ビジネスに取り込まれていく竹本だったが…。

これは賛否両論ありそうですね。
善の象徴である竹本が出てきて、ウシジマくんがちょっと揺らいでいるところが描写されています。全体的にセンチメンタルで、リリカルで、これまでのウシジマくんとは毛色が違い、ファイナル感があります。しかし最後まで結論は出ず、なんか逃げた感のある終わり方だったというのが個人的な印象です。世の中玉虫色ということでしょうかね。
極悪三兄弟がいまいちのポジションで、特に安藤忠信はアクがなさすぎました。
文句ばかり書きましたが、ウシジマくんファンとしては、これで終わっちゃうんですねえ、さみしいなあ、というのが正直な感想です。