West Coast

今度の土曜日です!

「騒音的美学の終焉」@ k's studio 2F Garage(仙台市青葉区国分町1丁目4-7 OMビル2階)2014年8月9日(土)開場19:00 開演 19:30 料金:1200円+1drink(ソフトドリンク300円、アルコール類500円)※飲食物持込可
出演: PAN、澁谷浩次&瀬川雄太、De Qui Nai、Que Sera Sera

仙台では七夕祭りがあるのですが、それが終った次の日、まさに祭の後、というタイミングでやります。私も仕事終ってからやります。思えばドラム叩いたのは6月末にもありましたが、QSSでのライヴは1年半ぶり、というこのブランク、次はいつになるかわからないので是非この機会を逃さずに、というかPANの貴重なライヴの方が大事だったりしますが皆さまのご来場お待ちしております。あ、DQNのライヴ(略すとやばい)も多分10年ぶりとかそういうノリなのでよろしくお願いいたします・・・。何か休火山みたいなドラマー稼業ですが、このペースが合ってるのかな、自分には・・・。

そして

「Selector」@E Beans 4F Beer Garden 2014年8月13日(水)16:00〜23:00
DJ: Carl, tdsgk

イヴェントのタイトル、これで良いのかな・・・?というかイヴェントなのかな・・・?要はですね、仙台駅前のビルの4階でのビアガーデンでBGM担当をする、ということなので料金はなしです。食べた分、飲んだ分だけしかかかりません!お天気が良いと良いなあ・・・。ふらっと飲みに食べに、ついでに聴きにいらしてください。Carlくんとの2人で7時間やりますのでこれは何をどうしようかと・・・。ちなみに宣伝用素材がこんな感じの画像なので、こういう空気の奴でいくか、80年代ヒットポップス大会か、もしくは両方か、という感じでやります。飲もうではないですか!そして晴れることを祈っててください!

そして更に

「AOBA NU NOISE×TADZIO "TADZIO II"×GAGAKIRISE "HEAVEN'S TITAN" W Realease Tour」@ Club SHAFT 2014年8月31日(日)20:00〜 2000yen(別途入場時1D 500yen)
Guest Live: TADZIO, GAGAKIRISE
VJ: IROHA
Live Act: -W-, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, Qiyo (QUATOUT), Sisinobu (ZUNDOKO DISCO), Eito (NU HORIZON)

TADZIOとGAGAKIRISEの両者のリリースパーティがANNを舞台に行われます。どちらもANNとはなんだかんだ言って縁の深い方々ですので、これは是非とも皆さまいらしてくださいませ!とくにTADZIOは、ねえ、飲み仲間、というかANNのお客さんだったのにこうして出演者として、というのは本当に感慨深いです。2回目ですけれども。

そして実はひっそりとですが、DJ陣ですね、tdsgkではなくて今月からまさかのEVOL復活、となりますのでよろしくお願いいたします。つまり相棒大久氏がまさかの仙台復帰なので皆さまの盛大な祝福をお待ちしております。私も凄く嬉しい!

ということで告知で燃え尽きてしまったが、今日の暑さは燃え尽きそうなくらいなのでなかなかに季節感溢れる今日のエントリである。今日は今度DJをするビアガーデンに下見と称して行って2杯飲んできたが、あっという間に汗として体外に出ていったので今完全に素面である。しかし昼間っから外とかで酒飲んでると無限に飲めそうな気になるのは何故だ、そして例えば一口餃子みたいなものがつまみだと、これまた無限に食べられそうな気がするのは何故だ。今度そこら辺の謎を解明するためにもまた昼間っから外で飲まなければな・・・。

と書きながら、上記「無限モード」で飲み食いして物凄い、むしろひと思いに殺してくれ、と言いたくなるような頭痛に襲われた経験を思い出したりしたのだが、そんなセンチメンタルな(?)思い出は封印してLana Del Reyの「Ultraviolence」を聴く。アメリカの女性シンガーソングライターのセカンドアルバムである、というか寧ろ全英全米No.1だったりするし、どっちかと言うともうセレブ的な感じな彼女のアルバムである。しかしそういう華やかさがこれほど似合わない作品も珍しい、と言わざるを得ない、ダウナー、且つ美しいアルバムである。Nancy SinatraとLee Hazlewoodの数曲の世界観をぶわーっと拡大したような・・・。思えば前作も結構聴いたが、まだ方向性は色々あったように感じられたものである。ところが今作はバシッと舵を大きくダウナーな路線で統一する方向に切った感じがある。で、それがまた凄く良いのである。おそらくLana Del Reyとして表現したいのはこういう世界観、というのが強くあるのでそれをばっちりやってのけてるんじゃないかなあ、という感想である。そして前作よりもはるかに素晴らしい。ヴォーカルには物凄い勢いでエフェクター(というかエコー?)かかってるし、全体的に靄がかかっているようなアルバムではあるが、ギターもドラムスもどっかりと存在感があり、また曲も物凄くツボを刺激する、キャッチーな(ポップ、という感じでもないけれども)フレーズがしっかりとちりばめられていて実に全体的に"haunting"な作品に仕上がっている。統一感あり過ぎて曲の区別が最初は怪しかったけれども、聴けば聴くほどずぶずぶと、甘くて、そして悲しみをたたえたこの音楽にはハマり込んでいくので危険である。ボートラ付きので聴いているが、ボートラが本当にボートラでしかないという、つまりアルバム本体の統一感が半端ないのでこれは大したものである。David Lynchの世界みたいなというか、アーシーではないアメリカーナというか、そういうアメリカの闇的なイメージに惹かれる貴兄貴女(私も)には是非先入観やら何やら抜きで聴いてもらった方が人生得しますよ、とお勧めしたいアルバムである。最高だな・・・。