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以下のEVOLのミックス(?)音源リンクは今月いっぱい貼り続けようかな・・・。

https://soundcloud.com/aobanunoise/aobanunoise-012-evol
https://www.mixcloud.com/AOBA_NU_NOISE/aobanunoise-012-evol/

今月のDJは今んとこ1回だけcsgbでやる予定です。詳細はまた後程!

さて、今日の日曜日も仕事だったのだが、まあこれはある意味バイトのような仕事なので良い。実に金払いも良いので寧ろありがたい仕事である。しかしこれが結構朝から夕方まで精神的に削られる仕事なので、良い報酬をもらうためにはそれ相応の辛酸を舐めなければならない、ということなのか・・・。

実はこれ、来週の日曜日もあってそちらもやるのだが、まあ中身を考えるとこれを2週やるのか・・・、と辛い気持ちになる。しかしここで稼がないと・・・、という実に金金金金と金の話ばっかりでちょっと嫌なのだが、まあそういう日々である。

でも日曜日の16時前には終わるので、ゆっくりと16時からのNHKFM「洋楽グロリアスデイズ」が聴けるので、これを車で聴きながら癒されて帰宅するのが楽しみである。今日も14時半過ぎくらいからだんだん頭が真っ白になりながら仕事をこなしていたのだが、このラジオ番組のことを励みに乗り切った、と言っても過言ではない。

片寄明人さんがパーソナリティを務める、70年代80年代の洋楽が流れる番組なのだが、本当に選曲が非常にバランスが良くて楽しい。私は多分年齢の割に、とくに80年代の音楽に関してはかなり聴いているし覚えているし、という人間だと最近さすがに思い始めているのだけれども、さすがにR&BものとかAORものとか、80年代半ばにチャートに入ってラジオで流れていなかった限り知らないことが多いので、そういう方面での新しい発見もあるし、お馴染みの全米80年代ヒットチャートものだと昔の記憶が蘇ったり、また時折ニューウェイヴ〜パンク、ものが流れれば現在進行形で興奮したり、ということがあってそれがわずか60分間の番組の間にすべて起こりうるのだから、1週間のうちで日曜日のこの時間だけはラジオが聴ける環境をなるべく確保したい、と願って生活している。それでもどうしてもこの時間に外出しなければならない、というやむを得ない事態のためにNHKラジオ「らじるらじる」というアプリをiPhoneで聴けるようにダウンロードして、あんなにiPhoneで音楽を聴くことを全力で避けているこの私がこの時間のお出かけの際にはiPhoneにヘッドフォンぶっさして聴いているのである。それで電車の中でAndy Pawlakとか不意打ちで聴いてしまって泣いたりとかしているのであった。だから・・・、この番組ずーっと続いてほしいのだ。これがなくなったら私は日曜日の夕方というただでさえ憂鬱になりがちな時間をどうやって乗り越えたら良いか、皆目見当がつかない。月曜日から生きていく自信が今んとこ、ない、と断言できるくらいだなあ、と今日BabyfaceのThe StylisticsのカヴァーとかReady For The Worldとか聴きながら思った次第である。

だって、この後の時間帯のmiwaの番組とか更にその後の時間帯の加藤ひさしの番組とかあっさりお終わっちゃって今渋谷陽一の番組やってるくらいなので、番組再編、恐怖である。映画「太陽を盗んだ男

沢田研二扮する主人公は原爆作って無茶な要求して国家に挑戦するのだが、私も彼の「The Rolling Stonesを来日させろ」という要求よろしく「洋楽グロリアスデイズを永遠に放送しろ」とかやるしかないのだろうか。そのためには原爆作らないと、だな・・・。

まあKurt Vileの「Bottle It In」

を聴く。ついこないだCourtney Barnettとの共演盤を出したばかり、と思っていたらもう新作、である。私、彼の作品は結構前のアルバム
Smoke Ring for My Halo
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Kurt Vile
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は聴いて好きだったけれども(まあBruce Springsteenのカヴァーのせいで、というのも否めなかったりもするけれども)なんとなーくそれ以降全く追わなくなってしまったのであんまりよい聴き手とは言えない。なんで聴かなくなったのかな、と思っていたのだがちょっとダルい、というかそういう気がしてしまったのだな、なんとなく。しかして今作は、なんか違うんじゃないか、良いんじゃないか、という予感が何故かしていて、それでもって店頭で限定ブルーヴィニールのアナログ発見したら、あこりゃ運命だな(なんせ仙台のような地方都市で新譜のアナログを店頭で発見するのはなかなか難しかったりする)、となって買うわけだ。そうしたら、不思議なことに凄く良かったのだった。ダルい、と感じられた側面がある意味突き詰められてもうミニマル、みたいな気持ちよさだし、彼のしゃべりと歌唱の間を行ったり来たりするヴォーカルも凄くもう力が抜けていて明らかにネクストレヴェル、であった。さらには曲も長尺曲も含めて結構よく練られていて普通に名曲、と呼べる曲が無造作にそこらに転がりまくっている。非常にシンプルな演奏なのだけれども、淡々とした曲の音が徐々に分厚くなっていく様立ったり効果的にコーラス入ってて、そう、ちょっとサイケデリックなフォークのりのシンガーソングライターのシンプルなアルバム、なのだけれども不思議と形容が「気持ちいい」というものになってしまうので不思議なアルバム。こういうアルバムはなんかレコード2枚をひっくり返したりとっ変えたりして聴きたいものである。とくにこの季節にはそういう行為も含めてぴったりくるアルバムだし。歌詞もヒネリが効いてて、良いですなあ・・・。