コードを書くだけがプログラマの仕事じゃない - 闘うプログラマー(下)

「不自由な犬」

「恐怖感が抜けなかった。書き上げたコードの行数がどんどん増えていったなかで、いつか、基本設計に致命的な欠陥が見つかるのではないかと恐れていた」

前職では感じられなかった緊張感はこれかな。製品をお客様に提供するわけで「××のこれ、使いにくいね」と思われたら負けなわけです。それだけに事前に徹底的に話し合うわけですが、そこで出てくる答えが本当にベストなのかも分からない。でも、その緊張感は結構好きかな。まだリーダーじゃないから無心でいられるってのがあるからかもしれないけど。

ほとんどのプログラマーは、NTのごく一部だけに没頭していて、各部分の間の関係を理解する機会が無い。ごく狭い範囲を扱うスペシャリストだ。これに対して、テスターからは、驚くほどの数のゼネラリストが生まれている。「テストをやっていると、担当以外の部分で問題を発見する機会が多い。担当ではなくても、問題は追及していかなくてはならない。そうしているうちに、NTの本質を学べる」

ゼネラリストの話とはピントがちょっとずれるけど、全体を見て、全体の調整を出来る人って本当に重要だな、と思います。特に変化する状況の元で時間との戦いが発生しているときには、チームの隊列を整えて方向修正をする能力は何にも代えがたい貴重なものです。
読み物としてだけじゃなく、プログラマとしての様々な思想に触れられますのでとてもお勧めです。MSについての本だからって毛嫌いしないで、どうぞ。って、私はまだ全部読んでませんけど。
闘うプログラマー 下巻

人に寛容にならなくちゃ

「甘えたこと言ってるなあ」という相手に対して、いつもは「はは、いいですよ」見たいに笑って流せるんだけれど、こっちにキャパが無い状態だとたまにスイッチが入って冷徹に「それ、違うでしょ」みたいに追い詰めてしまうことがあるのです。追い詰めたところでなにも変わらないんだし、甘えた事を言った当人ってのは大体その時テンパってたりするわけで人情的には仕方ないかな、と思える部分もあるわけで。ちょっとは勉強しようよ、自分。
謙虚さを忘れないで。

明日の予定

朝一でカイロに行って昼前に図書館に予約した本を受け取りに行って、昼に注文してたdellのPCを受け取ってその足でダッシュで新幹線に乗って遠方から一時帰国した友人と久闊を叙し翌日昼に大学時代の友人達とお酒を飲んで大阪に戻る予定です。
来週こそは、まったりするぞ…

仕事をするなら

長い長い道のり

自分自身に対するちっこいプライドなんか捨てる。
どうやったら自分が会社の役に立つか、そしてそれを会社に評価してもらえるかを真剣に考えつづけるのです。ごはん食べさせてもらってるなら恩返しはしないとね。で、まあそれなりに頑張ってるなら結果は出せると思うし、結果が出せないときに外的要因で出せないなら運がよければ周囲は分かってくれる。そこはまあ、運でしかないのだけれど。
私は今まで頑張ってきて、運良く結果を出せたものも何もなく埋もれてしまったものもあるけれど、良かったことはしっかり覚えて悪かったところの反省すべき点は反省してどうしようも無い部分に関してはまあ仕方ないさね、と忘れる必要があるかな、と。
実力が足りなくて貢献できなかったこともあるけれど、そこは次に見てろよ、的なスピリットで闘志を燃やす燃料にすりゃええのです。てか、現在のスキル、状況を元に将来を憂いても仕方あんめえ。
まあ色々考え方は有るけれど、仕事に関して自分の根底に流れているものの一つが「技術系の仕事をして人の役に立って人からも認めてもらいたい」という価値観なのですな。これがあるからこの価値観を具体的な行動にブレークダウンできる。ブレークダウンした行動Aには「××の為にAをする」という「××の為」という属性が付随しているからモチベーションが違う。
ポリシーも目標も何も無く目の前に仕事がやってきてさあやれ、と言われても、お金のためだけに心から働けないよ。まずは自分の価値観と真剣に向き合うことかな。その時に卑屈にならず、斜に構えず、良心と向き合って。
ちなみに4年働いてきてこの価値観から「技術系」の言葉が無くても自分は幸せなのではないか、という予感は薄々してます。更に言うと学生時代は「ゲームの分野で技術系の」という条件が付いていたしね。何か行動と意識にギャップを感じ始めたら、自分の内的な価値観に向き合ってみるといいことあるかも。
トラバはしませんが、ちょっと思っていることを書き散らかしてみました。

7つの習慣-成功には原則があった!

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