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<title>NC-15</title>
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<description>NC-15</description>

<dc:creator>muffdiving</dc:creator>
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<title>[ニッキ]あけおめことよろ</title>
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<description> あけましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いします。 …福岡から戻る500系こだまの中でiPad2+wimaxでこれ書いてる。 この組み合わせは結構最強だな。いい暇つぶしになる。 但し、行きのフェリーではあまり使えなかったな。 今年は、もう少しまめに更新しようと思</description>

<content:encoded><![CDATA[
<div class="section">
<p>あけましておめでとうございます。</p>
<p>今年も宜しくお願いします。</p>
<p>…福岡から戻る500系こだまの中でiPad2+wimaxでこれ書いてる。</p>
<p>この組み合わせは結構最強だな。いい暇つぶしになる。</p>
<p>但し、行きのフェリーではあまり使えなかったな。</p>
<p>今年は、もう少しまめに更新しようと思うんで何卒よしなに。</p>
</div>
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<dc:creator>muffdiving</dc:creator>
<dc:date>2012-01-03T18:00:38+09:00</dc:date>
<dc:subject>ニッキ</dc:subject>
</item>
<item rdf:about="http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20111024/1319391113">
<title>[Text]目の前の現実に対して何もできない奴に根本的対策なんざ作れねえよ</title>
<link>http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20111024/1319391113</link>
<description> [社会][性]痴漢をみたら、分析せずに、一声かけよう！ http://d.hatena.ne.jp/font-da/20111023/1319342710 　何か、痴漢の現場見ながら何もできなかった学者さんのツイートが話題になってるよう。 　で、そういうケースの場合、「見て見ぬふりかよ」という意見もあるけど、</description>

<content:encoded><![CDATA[
<div class="section">
<p>[社会][性]痴漢をみたら、分析せずに、一声かけよう！</p>
<p><a href="http://d.hatena.ne.jp/font-da/20111023/1319342710" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/font-da/20111023/1319342710</a></p>
<p>　何か、痴漢の現場見ながら何もできなかった学者さんのツイートが話題になってるよう。</p>
<p>　で、そういうケースの場合、「見て見ぬふりかよ」という意見もあるけど、その辺、状況によって大きく異なるだろう。俺の場合は、基本的に目撃したら止めるが、基本的に「ちょっと怪しいな」程度では手は出さないつーか出せない。明らかに確証取らないと冤罪になるし。特に目撃者が女性で、痴漢の状況が男性複数→女性だったら、止めようとした時点で目撃者にも危険が及ぶわけで、さすがにそういう状況を強制するわけにはいかないだろう。だって、痴漢しでかすような人種に「まともな会話」とか「対話による解決」って通用しねえから。バカに与えるのは会話じゃなく5.56ミリ弾がふさわしいって奴。極端な話。要するに物理的に止めるしかない。強制的に加害者と被害者を隔離する環境を作るって奴ね。</p>
<p>　じゃあどうするかっていったら、とりあえず緩衝となってその隙に引き離すか、警告を発して相手に気づかせるか、あとは加害者に一言モノ申すか。</p>
<p>　一番最後の方法、一見カッコいいけど、一番リスキーだ。俺が散々やってるんで体感してるが。大体、高確率で逆切れするしね。加害者は。それこそ北斗の拳の北斗揃いのAT継続率ぐらいは高確率じゃねえかな。</p>
<p>　で、そういうケースの場合、めんどくさいことになるんでDQN的解決方法に頼るしかなくなる。ベルト掴んですぐ近くの駅に降ろして、相手の社員証もしくは名刺押さえた上で「あまりガタガタ言うと総務に連絡するよ」とか、携帯とかに娘の写真載せてる奴だったら、「こんな恥ずかしいことしたら娘さん泣くんじゃねえの？」とかクンロクかませて大人しくさせるかしかない。それで切れるもしくは相手が複数で集団心理で逆切れモードだったら・・・それこそぶん殴るしかねえよね。とりあえず一発殴らせといて、ゼロハリバートンのメタルアタッシュで頭ぶっ叩いてふらついたところに膝入れて終了ってパターンになる。まあ、その方法は決してオススメしないよ。前科付きたい人以外は。ちなみに俺、それやって数日間拘留されたことあるんで。後始末が物凄く大変だった。まあ、相手が常習だったんで塀の中に行くことはなかったのだが・・・。</p>
<p>　で、そういう方法にしても、当時の俺が「失うものが何もないうえ、失うのが怖いものが何もない」ある意味人間やめてる状態だったんでできたわけで、じゃあ、今の俺が同じようなことができるかといったら、たぶん無理だろう。ただ、見かけたら割り込むなり警告発するなり痴漢そのものを酷くさせない手段は取るが、つーかその辺は見かけたら今でもやってる。幸い、暴力沙汰までは行くことはないが。</p>
<p>　人によっては、今の俺のやりかたについて生温いと思う奴もいるだろうし、逆に奥さんいるのになんて無鉄砲なという奴もいる。実際そういわれたことがあるし。ただ、俺の場合は、相方は俺のそういうところに惹かれたし、多分、相方だって同じことするだろうと。てか、相方のほうが俺より過激な方法取りかねないw。</p>
<p>　被害に遭ってる奴を見て見ぬふりするのは、俺の価値観が許さないし、相方も許さない、だから俺は止めに入るっていうだけで、それを他人に強制する気はさらさらない。</p>
<p>　・・・あまり自分語りするのも鬱陶しいだけなんで、本題に戻る。</p>
<p>　まずは件のツイートから。</p>
<blockquote>
<p>３．男に声をかけるべきか、何か他の方法で威嚇すべきか、それとも瞬間をとらえて手をつかんでしまうべきか悩んだ。男の行為は道徳的にみれば明らかにアウトだったが、司法によってどう判断されるのかは不明な点があった。冤罪事件が頭をよぎる。</p>
</blockquote>
<p>　確かに、冤罪事件のリスクを考えたら、「この人痴漢です」とは言えないだろう。てか俺だってその状況では言えない。俺だったらどうするか。</p>
<p>　まずは、その痴漢と被害者が密接している状況を引き離すことを考える。要するに割り込むって奴。ただ、満員電車ではそれが難しい。</p>
<p>　防犯ブザーを持ってる場合、わざと防犯ブザーを鳴らすという方法がスマートかも。できればその痴漢の近くで鳴らしたほうが効果があるだろう。携帯の着信音量Maxにしてわざとベルを鳴らすっていう方法もいい。で、周りが反応したら、いかにも間違えて鳴らしちまったようにする。ちなみにその方法、相方がやってたな。</p>
<p>　ポイントとしては「痴漢野郎が気づくように」という観点。逆にそれでも気づかずに痴漢やってる奴だったら、ちょっと頭がアレな奴なんで、それこそ強制的に止めるか、こっちが複数もしくは腕力に自信がある場合は証拠掴んで相手を確保ということまで考えたほうがいいかな。</p>
<blockquote>
<p>５．この男を放っておけば、また誰かに対して同じことをするだろう。しかしこの男を警察に突き出せば、その過程で被害者はさらに傷つくかもしれない。ジレンマだった。そしてここが重要なのだが、正直なところ、時間が経つにつれ、被害者がその場から逃げないことに自分は少し苛立ちを感じ始めていた。</p>
<p>７．どうやら人間はこういった強いストレス状況下におかれると、状況全体に対して被害意識を感じてしまうらしい。これが「被害者にも落ち度がある」的な性犯罪被害者の責任追及につながるのだろう。「認知的不協和」問題の根深さを体感した。だからこそ被害者の気持ちを思うと本当にやりきれない</p>
</blockquote>
<p>　なんというか、こういう視点が被害者を追い詰めてるっていうことぐらい少しは気づけって話だ。てか、これで一応社会学研究者というから笑えるね。</p>
<p>　そう思ってるんだったらガタガタ言わずにできることやれって話だ。テメエの頭の中で勝手な幻想でっち上げて何もできねえんじゃただの頭でっかちだよね。</p>
<p>　個人的な意見だけど、それこそ困ってる人のために何もできねえ、何もしようとしねえ学問って存在価値あるの？って感じだけど。ただの思考的センズリじゃん。</p>
<p>　俺が払う税金で学者のセンズリに使われてるって、すげえ脱力感だよね。</p>
<p>　で、この自称学者さん、この経験から出した結論がまたアホというか。</p>
<blockquote>
<p>どうも電車内という空間の特殊性に痴漢を可能にする要素があるようだ。おそらく「儀礼的無関心」と「沈黙の規律」が被害者に対して痴漢に抵抗できないような心理的バインドをかけている。そう考えると「車内マナーの向上」は痴漢撲滅にとっては逆効果だといえるのではないだろうか。</p>
</blockquote>
<p>　いや、電車だろうが何だろうが痴漢する奴はするだろうっての。車内マナーとかそんなの関係なくさ。だったら物理的に痴漢することができなくなるもしくは発見がしやすくなるような仕組みの構築が大事だろうって。</p>
<blockquote>
<p>痴漢話に意外と反響があって嬉しいのだけども、関心が「痴漢を止める方法」に集中しているのは少し残念でもあります</p>
<p>対症療法的にではなくって、もっと根本的に対策を考えたほうがいいように思うんですよね。</p>
</blockquote>
<p>　・・・えーと、こういうのって、脳内学者さんがよくほざく寝言だよね。そもそも、具体的な現実知らない、知ろうとしない、何もアクションできねえやつが根本策をと言っても説得力がまるでねえわけ。</p>
<p>　具体的に言えば、人事業務、システムの改善やろうとするコンサルが人事知りません、システム知りません、クライアントの問題知ってるけどほっかむりしてます、それで「対症療法的にではなくって、もっと根本的に対策を考えたほうがいい」とクライアントにほざいたら、それこそ仕事切られるわけでさ。まあ、ここまで酷かったら二度とコンサルとしては詰んだも同然って話。</p>
<p>　そもそも、目の前の現実もまともに見れない、それに対する対策実施できねえ奴が言う言葉じゃねえよ。むしろこの手の問題って、ディテール見れないのは致命的なんで、詳細から積み上げてボトムアップしたほうがよっぽどいい対策が出そうな気がする。</p>
<p>　ただ、この結論だけは、結構俺と近い。</p>
<blockquote>
<p>11）そうなってくると女性専用車はやはり妥当な対策だといわざるをえない。どうもいろいろなものを諦めてしまっている感じがして残念なのだが、これ以上に有効な方策は思いつかない。道徳観念やテクノロジーの進歩を待つしかないのだろうか。</p>
</blockquote>
<p>　まあ、女性専用車両は手っ取り早いかな。個人的にいえば、男性専用車両も作ったほうがいいと思う。そのほうが公平だし。少なくとも痴漢の隔離にはある程度有効だろう。コスト的には一番かからないかなと。</p>
<p>　そもそも論でいえば、そういう状況が出るってこと自体、民度が信用されてないことなんだけど、それが現実なんで、現実をなんとかするのが先で、その現実を突きつけてToBeに向かってアプローチかけるのが筋だろうな。</p>
<p>　てか、車内マナーの向上云々って、痴漢話に関係ねえだろ。</p>
<p>　厳罰化の場合は、現在、痴漢冤罪が発生している以上、その辺の対策とセットでやらないとあまり意味がないというか、逆効果のような。要するに、捜査の適切性の保証って奴。そもそも痴漢冤罪については、「やってないことを証明する」ことが必要なんで、それが難しいことが冤罪の原因だしね。その辺、もう少し科学的に捜査できないかなと。</p>
<p>　逆に、常習者については、かなり厳しくてもいい。そもそも「失うものが何もない」人たちなんでね。普通の裁きじゃ確かに裁き切れんだろう。大体にして、大抵の会社は痴漢一発で懲戒免職ってとこが多いんで、それ食らって再犯するってことは、まともな論理が通用しないってわけで。それこそ人権屋には叩かれる意見だけど、医学的去勢、ロボトミーあたりも視野に入れればいいんじゃねえの？まあ、サウジアラビアだったら、それに「痴漢を行った手を切断する」という刑罰が加わりそうだが、そういうわけにはいかないだろう。そうしたら、あとは痴漢常習者のデータベースを警察と各鉄道会社と共有して、常習者については定期券の発行を拒否するとかしかないよね。具体的には、3年のうち2回以上逮捕された場合データベースに載せるとか。さらに定期券の申請情報をBI使って統計化して、定期券申請拒絶者が多い経路については鉄道警察隊と連携して警戒態勢強めるとか。その辺は、基本的に「痴漢常習者=キチガイ」を前提とした施策なんで、人によっては拒否反応あるのかもしれないが、現実のリソース見て、一番手っ取り早いのはその辺かなと。</p>
<p>　あとは、満員電車という状況をどうやって防ぐか、痴漢を止めるのに後ろめたさを感じないようにする仕組みをどうするかって話になるが、満員電車対策としては、企業側に、シフト出勤が可能な勤務形態を作ることを法制化するのが手っ取り早いかなと。</p>
<p>　要するに、定時出勤時間をある程度の単位でずらすことができるって奴。水曜〜金曜は10時出勤、その他は9時出勤とかある程度分散化すると今よりはましになるのかなと。その辺については、現状の労働法規でも対応可能。時間的に融通がつかない場合は変形労働時間の導入も可能なんで。</p>
<p>　あとは、被害者助けて事情聴取に応じた時間については有給扱いにするというか、しなければ事業主側にもペナルティを課すというのもいい。実際、公務員の場合はその手の時間については有給扱いになってるはず。ちなみに労基法でも、その手の時間については有給扱いと規定されてるはずだったような・・・。ただ、会社によっては遅刻扱いしたりするケースもあるんで、その辺については、警察から、事業所の「本社」に「この人は捜査に協力したので遅刻するが、有給扱いにするように」と電話＋文書で連絡入れるようにしたら、よっぽどブラックなところ以外有給で対応するはず。そうすることで、通報することによる不具合を防げるかなと。あとは、目撃によるお礼参りの問題だが、これは厳罰化とセットかな。要するに、拘留＋現在地からの強制転居をワンセットにする。または、現在ダブついてる公務員宿舎を更正寮に変えることで、そこに転居させるってのもアリかな。　物理的に隔離されているだけでも、安心感は違うだろうし。</p>
<p>・・・何か、書いて見て、とことん性悪説なアプローチになってる気がした。ただ、今のところそこらへんしか思いつかないんだよなあ。</p>
<p>ただ、俺個人としては、基本的に見て見ぬふりはしたくないんで、痴漢見たら止めるってスタンスかな。なんつーか、世間の常識とか空気よりも、自分の良心に忠実な生き方でありたいし、そもそも世間の空気読むスキルがないんで、せめて自分の良心ぐらいには忠実に生きてかないと、つまらねえしね。</p>
<p>　それで捕まろうが、基本的には後悔はしねえかな。俺の辞書に「後悔」って言葉はないんで。</p>
<p>　</p>
</div>
]]></content:encoded>
<dc:creator>muffdiving</dc:creator>
<dc:date>2011-10-24T02:31:53+09:00</dc:date>
<dc:subject>Text</dc:subject>
</item>
<item rdf:about="http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20110805/1312566057">
<title>[Text]俺が公務員を辞めたワケ</title>
<link>http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20110805/1312566057</link>
<description> 僕が会社を辞めたワケ(1):AM 02:11 http://aki0211.com/?p=1 　なかなか読ませるというか、俺も似たようなとこあるんで惹かれた。 　この人のエントリ読んで、俺も公務員辞めたワケを書きたくなったので書く。 　俺、19から24まで一応、国家公務員やってたんだよね。まあ、</description>

<content:encoded><![CDATA[
<div class="section">
<p>僕が会社を辞めたワケ(1):AM 02:11</p>
<p><a href="http://aki0211.com/?p=1" target="_blank">http://aki0211.com/?p=1</a></p>
<p>　なかなか読ませるというか、俺も似たようなとこあるんで惹かれた。</p>
<p>　この人のエントリ読んで、俺も公務員辞めたワケを書きたくなったので書く。</p>
<p>　俺、19から24まで一応、国家公務員やってたんだよね。まあ、公務員といっても?種採用のノンキャリアだったのだが。で、今は全く畑違いのITコンサルもどきやってるのだが。一応、正社員に戻ったけど、いずれはまたフリーに戻りたいなと思う。</p>
<h4>田舎ヤンキー、公務員になる</h4>
<p>　で、俺はというと、まあ、結構アレな家庭に育ったわけですね。その辺は散々過去の日記に書いてるんだが、両親がいわゆる毒親って奴。まともに褒められたことはないつーか、親からですら「死ねば金がかからないからいい」と言われてたりしてた。褒められたと思ったら、いつの間にか俺の通帳から金抜かれてたりね。そんなところで育ったら、それなりにグレる。特に俺みたいに立派な人間じゃなく元々どこか箍が外れてる人間には。</p>
<p>　まあ、俺の親、特に母親は人格障害だと思うが。ボダというより自己愛のほうね。実家は商売やってたが、創業者の祖父が頑張ってたんで商売の信用はあったが、母親については、地元でも多分、浮いてたんだろうな。狭い田舎なんでそこらへんの事情は伝わるうえ、元々俺、余所者だったんで、まあ、いじめられるわけ。しかも地元、学校の教師まで全て敵で、小学校のとき自殺未遂したら、学校の先生は「まだ死なないのか、死ねばいいのに」と放言してた。そのほかのこともあって、ついにブチ切れ。いじめっ子の顎の骨を石持って叩き折ったら、いじめはなくなったけど、その結果、俺にとって、暴力が宗教だった時期があった。そのときは多分、酷かったと思う。担任の教師のスクーターのブレーキホース切ったりとか、同級生については毎日、何かモノを持って殴ってた。笑いながらね。今でもそのときの表情が思い浮かんでぞっとすることがある。両親が一時別居して父親と一緒に住む＋海沿いのところに転校で、俺が変わったかな。一言で言えば、いい教師、いい友達に遭ったというのは大きい。</p>
<p>　で、まあ、高校はそこそこ進学できるところに入って、すげえ楽しかった。勉強は部活ばっかりやってたからダメダメだったけど。特に英語なんか凄かったぜ。テストの答案を「Fuck You」で埋めたつもりが「Fack You」になってて、たまたまyouだけ当たって100点満点中3点という香ばしい感じに。今はそこそこ英語使えるのが不思議なぐらい。</p>
<p>　一応、大学進学は考えてたが、問題は「金」だったんだよね。そもそも高校時代、小遣いどころか、家が遠いんで独りぐらししてたんだが、生活費すら自分で捻出してたぐらいなんで、金のかからない新聞奨学生を考えたが、保証人を求める際、両親に拒絶された。　なんでも、家の恥になるからっていう話。同じ理由で奨学金もダメ。アホかっての。</p>
<p>　で、らちあかねえから、家を出て完全に親を縁を切ろうという理由で受けたのが公務員試験だった。国家だったら転勤もあるんでうってつけかなと。それに、大学の2部に行けるらしいしと。で、多分無理だろうと思ったら、何故か受かってしまった。その反面、受かるかなと思った大学のほうは全滅。そして、公務員になったんだよね、俺。</p>
<h4>ヤンキーからドレッドに</h4>
<p>　で、公務員になったのだが、あまり個人情報が特定されてもアレなんで、仙台から東京に転勤したとだけ書く。東京に転勤したときは、成人式迎えたばっかりの頃。当時やってた仕事は、会計業務と、その後人事業務についてた。なので、俺の人事関連の知識は、この頃からついていた。仕事については、まあ、残業が多かったけど、サビ残ばかりだった。気になる給料については、むしろ話にならないぐらい安かったかな。特に仙台にいた頃は。官省が微妙に仙台市になかったのもあって調整手当がつかなかったんで、手取りが5桁台。車ないと生活できねえから、ローンに保険料もあったりすると、生活できるかどうかって感じかな。金に困って、宿舎のベランダに飛んできた鳩食ったこともあったし。</p>
<p>　ローズマリーとパセリ、タイムを入れて茹でたらそんなに臭みは気にならなかったよ。で、彼女もいたんですげえ大変だった。相手が年上だったんで、お金についてはあまり強がらなくてもよかったのは救いだったが。</p>
<p>　東京に転勤したら、調整手当がついたのがでかかったな。とはいってもやっと手取りが6桁になった程度。辞めるまで手取り20あったかないか。</p>
<p>　公務員ってそんな少ないのかと思う人も多いだろうが、いわゆる公務員が給料よくなるのは、30代前半行って、係長に昇格した頃からだよ。それまではむしろ低いぐらいじゃないかな。仕事については、それなりにはやってた。基本的に負けず嫌いってのもあるんで。ただ、大学2部に行けるかなと思ったら、忙しくで行ける状況ではないのと、創価信者の上司とのトラブルもあったりして、会社の外に人間関係作ってたな。まあ、悪い遊びも結構やってたのだが。髪型もドレッドにしたり奇天烈なものにしたり。当時はバンドもやってて、そっちのほうに力入れてたからなあ。生活は、一言でいえばかなり荒れてたな。</p>
<h4>プログラミングとの出会い</h4>
<p>　ただ、パソコンと出会ったのは大きかった。当時の配属先が研究所だったんで、開発ソフトはあった。最初はエクセル使って、独学でマクロ覚えて、そっからアクセスで簡単な給与計算ソフト作って、VB覚えたり、自分でもパソコン買って、LSIC86入れてK&Rの教本見ながらC言語を独学でやってた。なんつーか、自分で組んだものが動くのって、すごく楽しい。仕事よりも楽しくなってきた。公務員でプログラミングが仕事にあったらいいのになと思ったが、そもそも公務員の職種にないよなということに気が付いた。</p>
<p>　俺がいた当時は、役所でもパソコン使える人ってあまりいなかったというか、事務処理はワープロで親指シフト、カナ入力というのが多かったからな。</p>
<p>　だったら辞めてまとまった金貯めてその手の学校行って開発の仕事に潜りこむかということで、公務員を辞めたのは24の時だった。</p>
<p>　で、手っ取り早く金貯めようと、当時高給を謳ってたS急便に入ったわけ。</p>
<h4>公務員辞めて喪ったもの</h4>
<p>　一言でいえば、「社会的信用」って奴。公務員辞めるだけで変人扱いされるのはザラだった。人によっては、「何か悪さやったのか」という目で見られたり。まあ、これは俺の人徳の無さという部分も大きいが。でも、友達はあまり無くならなかったな。むしろ辞めたときのほうが目が輝いてると言われたり。今でも辞めたことについては後悔してないな。ただ、仕事に対する姿勢とかは、今の俺が見ても、まだまだ改善できたのかなと思ったりはしたけど。同僚については、そんなに嫌な奴はいなかったが、俺とは人間のフォーマットが違うって感じがした。なんというか、Windows環境にVMWareかませてUnixOSのXWindow動かしてる感じというか。なんとなく生き辛さは感じてたな。</p>
<h4>公務員やってて身についたもの</h4>
<p>　これ、むしろ俺がITコンサルやって特に感じてるが、人事業務の知識、会計まわりの知識はすげえ役に立ってますね。フリーでやってたのが独行法の人事案件がメインだったんで尚更。さらにいえば、公務員の人事給与の知識って、意外と民間の人事給与にも通じる部分って多い。特に給与計算にまつわる部分とか。社会保険関連は民間も国もあまり変わらないし、その辺はすげえ役立つ。あとは内部統制、ワークフローあたりもそうかな。ワークフローって、基本的に公務員の稟議、決裁と概念が似てるんで、とっつきやすい。</p>
<p>　その辺は今でもすげえ役に立ってるかなと。比較的人事領域に強いってのもその辺のバックボーンがでかい。</p>
<h4>今公務員やってて転職したい人や公務員を目指してる人へ</h4>
<p>　基本的に俺は、公務員の組織風土にあまり合わなかった＋やりたいことが見つかったんで転職したが、転職するんだったら、早いほうがいいと思いますね。</p>
<p>　民間との大きな違いは、民間の場合、役職付いたら自分で業務上の判断、指示を考えなきゃならない場面が増えるけど、公務員の場合、基本的に法令、判例、前例というマニュアルがすげえ強いんで、そういうのがない状態での判断スキルはあまりつかないかなと。　で、その割に給料が高めになるんで、キャリアチェンジしようにも難しいだろうと。だったら早いうちのほうがいいかな。係長になってからは遅いという感じですね。</p>
<p>　あとは、公務員といっても、多分今後も法人化の波が来るんで、そんなに安泰ではないかなと。法人化後しばらくは公務員としての身分はある程度保証されるけど、時間が経ったらなくなっちまうんで。逆に、趣味、地域のコミュニティ活動、ボランティアに重きを置く場合は、公務員やってたほうがいいですね。別にそっちにいくのがいいとか悪いとか言ってるわけではなく、その辺は個人の価値観があるんでお互い尊重すべき話だし。</p>
<p>　ただ、公務員の場合、ボランティア休暇がすげえ充実してたりするんで、仕事との両立はしやすいかな。地方公務員の場合は、転勤も地域限定なんで趣味に力入れてる人はやりやすいかな。例えば新居浜太鼓祭りで神輿担いだりとかは、公務員のほうがやりやすいだろうな。</p>
<p>　ただ、辞めるにしても、自分はこれがやりたいというのがないと、どんどん堕ちていくと思いますね。覚悟があって辞める場合も、親類縁者、恋人からの風当たりはすげえあると思うけど、別にそいつ等が自分の人生担保するわけじゃねえんで、ほっといてもいいと思いますね。</p>
<p>　ただ、公務員の仕事にも、良さはあると思います。辞めた俺がいうのも妙な話だが。一番大きいのが、採算については比較的大らかなんで、ある程度長期的視野に立った仕事もできるって感じかな。あとは、転勤の多いところだったら、アホな上司に当たっても、どうせ数年程度の付き合いだからって割り切ることができるし。</p>
<p>　新卒、第二新卒あたりだったら、少なくとも俸給表の級が１つぐらい上がる程度はいたほうがいいかな。その期間の間に色々見えてくるんで。</p>
<p>　少なくとも俺の場合は、公務員辞めて正解だったとは思いますね。今はトータルで見ればまあまあ楽しんでるんで。たまに欝なときもあるけど。</p>
<p>　やりたいことやれてねえ奴に限って、他人にとやかく言ったり噂立てたりするのが好きだったりするんで、そういう奴は切っちまったほうがいいですね。</p>
<p>　・・・なんかうまくまとまんねえや。酒飲んで書いてるからかもしれねえけど。</p>
<p>　「種子島無濾過金兵衛」はマジでうまいや。</p>
</div>
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<dc:creator>muffdiving</dc:creator>
<dc:date>2011-08-06T02:40:57+09:00</dc:date>
<dc:subject>Text</dc:subject>
</item>
<item rdf:about="http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20110727/1311700015">
<title>[Text]考えずにはいられねえ性分だ</title>
<link>http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20110727/1311700015</link>
<description> 相変わらず読ませるというか、考え方のスタンスが俺と結構近い。 [雑文]知性という十字架-G.A.W http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20110726/1311653472 　人間を救うのは知性だと思う。この場合の知性とは、ナマの動物としての自分が激しく吠えたてようとしているときに</description>

<content:encoded><![CDATA[
<div class="section">
<p>相変わらず読ませるというか、考え方のスタンスが俺と結構近い。</p>
<p>[雑文]知性という十字架-G.A.W</p>
<p><a href="http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20110726/1311653472" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20110726/1311653472</a></p>
<blockquote>
<p>　人間を救うのは知性だと思う。この場合の知性とは、ナマの動物としての自分が激しく吠えたてようとしているときに、そこに、自分の責任において理由を与えようとするような機能のことだ。あるいは、無秩序な現象であるような世界に対して、説明を与えようとする意志でもある。</p>
</blockquote>
<p>　俺の場合、知性というより痴性のほうが優ってる部分があるが、知性に対する考え方はなるほどなと思う。なんというか、自分にはコントロールできねえ衝動を理由、方向性付けして自分の頭でコントロールできるように律することというか。一見窮屈かもしれないけど、制約があるほうが色々自分で考えて新しいものを編み出すってのは確かにある。</p>
<p>　レスリングでいえば、フリースタイルよりグレコノーマンのほうが制約は多いけど、それゆえにゲームの妙味があるというか。俺の従兄弟でレスリングやってる奴もそう言ってたが、今になってそれがわかる気がする。</p>
<blockquote>
<p>　いったい、なぜ彼はそうなってしまったのだろうと考えたときに、知性というキーワードに思い至った。彼にはおそらくそれは必要なかったのだろう。知性というのは、俺の使いかたにしたがっていえば、社会的な知識や知恵、生きるために必要な能力、対人関係に応ずる能力などとは違う。むしろ俺は、それらを問い直す能力のことを言っている。彼はおそらく学習効率の極めていい動物として生きた。</p>
</blockquote>
<p>　いわゆるライフハックと知性って俺も別物だと考える。ライフハックって、いわゆるショートカットの仕方を覚えるという感じなんで、いわゆる「既存のルールの枠組み」で効率よく立ち回るって感じだもんな。それって、ルールが変わっちまったら一気に陳腐化するし。ルールが変わっても通用するのが知性って奴で、そこには、既存のルールに対して疑問を持ち、自分の中で一度ぶっ壊して再構築する過程が必要だし、再構築しても、既存のルールとの軋轢は避けられないからな。そういうのやると結構苦しい。</p>
<p>　てか、俺の物事に当たるスタンスは、そんな感じのが多いかな。なんというか、物事の裏を読み、真の意味を探ることを意識させられるというか。実際、一緒に仕事していたコンサルもそういう感じの人が多かったので、常に考えることを要求させられるというか。外すと容赦ない突っ込みがあるが、その分ヒリヒリとした感覚が味わえるというか。</p>
<blockquote>
<p>別の話として、知性があることが人間を幸福にするのか、という問題もある。すでに書いたように「そうではない」と断言する人のほうが多いだろう。自分やらなんやらに関して少なからぬ疑いを抱いたことがある人間としても、実感からはそうとしか言えない。</p>
</blockquote>
<p> まあ、知性があるってことは、自分と世界の軋轢はモロに感じるからな。マニュアル通りに生きてるほうが、軋轢はないし、確かに楽なんだろうね。ただ、今まで頼りにしていたルールが吹っ飛んだら、それこそ地獄なんだが。</p>
<p> ただ、なんつーか、わけわかんねえまま踊るってのは俺、嫌なんだよね。</p>
<blockquote>
<p>　だからこれは、喉元過ぎた人間が言う例のアレかもしれないけど、それでも言う。俺は、自分が７０歳になったとき、自分がああいう存在になっていることに、きっと耐えられない。もちろんその状況では、自分を客観視することもできないのだろうけれど、ほかならぬ自分が客観視すらもできなくなってしまった、ということを考えると、とうてい自分を許せない。悩みや苦しみには、まだ隙間がある。しかし知性を失うことを想像すると、これは真っ暗だ。死にも似ている。</p>
</blockquote>
<p>　まあ、俺も耐えられないだろうな。最近、プライベートでカッコいいジジババと接することが非常に多いのだが、出てきた奴ってそういう存在からすげえかけ離れてるし、何が違うのかなと思ったら、まず、前者は凛とした自分の軸を持ってる人が多い。そして、意外と若造の俺や相方の世界についても興味を抱き、いいものを取り入れようとするんだよね。そして、ノウハウを出し惜しみしないというか、俺が吸収できる限りは出しまくるって感じかな。実際、すげえ影響受けてる。</p>
<p>　影響受けて、最近相方と一緒に盆栽とかガーデニングはじめたのだが、意外と楽しい。　なんというか、何も考えなくて自分の経験則のみに従ってたら終わりかなとはいつも思ってる。経験はもちろん大事だけど、絶えず新たなものを取り入れて、自分の経験則をセルフレビューするとか。ただの高卒の元クソガキがここまでやっていけたのもそう思えてきたからかなと。</p>
<blockquote>
<p>　とかなんとか言ってる人間が、平気でネットで老醜晒したりしがちなんだけど、そういうときはだれかがさっくりと刺してくれることを祈りますね。刺されるこっち側に傷口を察知するだけの感受性が残ってればの話ですが。自分を救うだけの知性が残ってればいいですね。</p>
</blockquote>
<p>　俺の場合、結構怒られることが多い。てか刺されまくってるんで、嫌でも傷口を見なきゃならねえって感じかな。ほっといてもいいことねえから結局治すしかねえんだけどね。</p>
<p>　昔は３０まで生きてねえと思っていたけど、とっくに３０は越えてるし、最近になって年取るのはあまり怖くなくなったかな。まあ、死ぬときは腹上死がいいなとは思うが。</p>
<p>　相方とそういう話したら、「金髪外人の愛人を５人ぐらい作ってそうだ」と言われた。　</p>
<p>　何故金髪外人なんだろうか・・・で、ことどとく外人好きだと俺が思われるのはなんでだろ。まあ、嫌いではないが・・・。</p>
</div>
]]></content:encoded>
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<dc:date>2011-07-27T02:06:55+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20110706/1309961793">
<title>[Text]相対的なものより絶対的なものを高めたい</title>
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<description> チームドラゴン松本の件についてのエントリで、一番しっくりきたエントリだ。 暴言と知性について:内田樹の研究室 http://blog.tatsuru.com/2011/07/05_1924.php 　ちなみに今話題になってる暴言野郎のチームドラゴン松本氏については、奇しくも、俺の相方が昔、福岡でキャ</description>

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<div class="section">
<p>チームドラゴン松本の件についてのエントリで、一番しっくりきたエントリだ。</p>
<p>暴言と知性について:内田樹の研究室</p>
<p><a href="http://blog.tatsuru.com/2011/07/05_1924.php" target="_blank">http://blog.tatsuru.com/2011/07/05_1924.php</a></p>
<p>　ちなみに今話題になってる暴言野郎のチームドラゴン松本氏については、奇しくも、俺の相方が昔、福岡でキャディやってた頃に彼についてホール回ったことがあるそうだ。</p>
<p>　そのときの印象としては、とても今のような暴言吐く感じではなく、比較的マナーもよかったらしく、特に悪い印象は抱いてなかったそうだ。なので、今回の暴言騒動で見たときはびっくりしていたな。</p>
<p>　じゃあ、その後の5,6年の間で、何が彼を暴言大魔王に変えちまったのか、じゃあどうすりゃ暴言大魔王化せずに済むのかってのは、興味ある。誰しもなりえることだと思うから。</p>
<p>　その観点から見て、内田さんのエントリは、すげえしっくりきた。</p>
<blockquote>
<p>松本大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご本人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。</p>
</blockquote>
<p>　多分、「言葉だけ」テキストに落として、尚且つ状況が今より安定していて、復興するための足がかりができて、うまく回り始めた頃だったら、そこまで問題にはならないだろうなと。対マスコミの「オフレコだぞ　書いたらその社は終わりだから」については論外ではあるが。ただ、それが「今」のその人の本質だったら、俺の相方が実際に一緒に回った感想と大きく離れているしな。</p>
<blockquote>
<p>「態度が大きい」ということは別に政治家が公務を辞職しなければならないような重大な事由ではない（それが理由になるなら、石原慎太郎はとうに辞任していなければならない）。</p>
</blockquote>
<p>　で、石原慎太郎が何度も再選してて、チームドラゴン松本が数日で辞任する違いって、何にあるか考えると、単純に「発言した相手」の違いってのも大きいのかなと。</p>
<p>　石原慎太郎が暴言吐く対象って、大体決まっているしね。中国とか韓国とか北朝鮮とか。要するに、「暴言吐いても支持できる人がそれなりにいるところ」にしか吐いていないわけで。しかも大体の人は、あまり馴染みがないというか、イメージがわきづらい属性に対してしか言わないからな。だから一定の支持層がいるわけで。</p>
<p>　片や、チームドラゴンのほうは、相手に対して比較的イメージしやすく、比較的情がわきやすい被災地の自治体の長に対して言ってるわけで、それだけでネガティブなイメージを他の人にも与えやすいだろう。</p>
<p>　あとは、言うべきタイミングの問題もあるだろうな。少なくとも、今のタイミングで言うべき言葉ではない。ボランティアの手を要しなくなってからじゃないと、説得力がないだろうし。</p>
<blockquote>
<p>だから、問題は発言のコンテンツにはないのである。</p>
<p>発言のマナーにある。</p>
<p>自分の言葉を差し出すときに、相手にそれをほんとうに聞き届けて欲しいと思ったら、私たちはそれにふさわしい言葉を選ぶ。</p>
</blockquote>
<p>　結局、内田さんのこの一節に集約されるのかなと俺も思う。</p>
<blockquote>
<p>話が複雑で、込み入ったものであり、相手がそれを理解するのに集中力が必要である場合に、私たちはふつうどうやって、相手の知性のパフォーマンを高めるかを配慮する。</p>
</blockquote>
<p>　これは、相手に対してどう振舞うかという前提条件はあるが、相手に真に理解して欲しい場合は、このアプローチを取るのが王道なんだろうなと俺も感じる。</p>
<p>　俺の場合、最近はコンサル寄りの仕事も多いんで、エンドユーザーに対するプリセールスも関わることもあるんで、その辺はよくわかるかな。いくら綺麗な提案書書いて、流暢なプレゼンやっても、相手が内容をきちんと理解してくれなければ、受注に結びついても、その後がめちゃくちゃ大変になるんで。</p>
<p>　一方、相手の判断力を鈍磨させて思考停止状態に陥らせることに配慮するケースもある。例えば、マルチとかキャッチセールスの勧誘かな。プリセールスでもそういう手合いの奴はいるんだろうが。ただ、そういうことやって受注しても、後から「話が違う」とかで揉めたりして大変になるだろう。だったら俺は相手に心から価値を理解してもらって、お足いただいたほうがいいかな。最初は大変だけど、後がめちゃくちゃ楽だし。</p>
<blockquote>
<p>たいていは、低い声で、ゆっくりと、笑顔をまじえ、相手をリラックスさせ、相手のペースに合わせて、相手が話にちゃんとついてきているかどうかを慎重に点検しながら、しだいに話を複雑な方向にじりじりと進めてゆく。</p>
</blockquote>
<p>　俺もこういう進め方をするように意識はしている。できてるかどうかはともかくとして。あとは、相手がわかる領域で例えてみたりとか。最初に大まかなアウトライン示して、そこから落とし込むって感じかな。あとは、相手が飽きないように、時折相手が話できるように振ってみたりとか。</p>
<p>　客相手だけでなく、基本的に自分の部下、配下に対してもこんな感じで接することが多い。</p>
<p>　なので、基本的に、喧嘩モードに入るとき以外、恫喝するってことはないな。</p>
<p>　理由は、これまた内田先生が的確に書いてるのだが。</p>
<blockquote>
<p>怒鳴りつけられたり、恫喝を加えられたりされると、知性の活動が好調になるという人間は存在しない。</p>
<p>だから、他人を怒鳴りつける人間は、目の前にいる人間の心身のパフォーマンスを向上させることを願っていない。</p>
<p>彼はむしろ相手の状況認識や対応能力を低下させることをめざしている。</p>
</blockquote>
<p>　まあ、それこそモラハラ野郎の行動原理なんだけどね。</p>
<p>　俺はようしないかな。だってそんなことやっても得にならねえし。周りがパフォーマンスあげてくれたほうが俺だって楽ができるんで、わざわざパフォーマンス下げてもしょうがねえ。仕事でいえば、下がった分は確実に俺が巻き取らなければならないわけで。</p>
<p>　それに、相手がかなり骨のある奴だったら、それこそ自分の地位が乗っ取られちまうよ。そんなモラハラ野郎まがいのことばっかりやってると。</p>
<p>　で、そんなモラハラ野郎の背景までうまく分析してる。内田先生すげえや。</p>
<blockquote>
<p>人間が目の前の相手の社会的能力を低下させることによって獲得できるものは一つしかない。</p>
<p>それは「相対的な優位」である。</p>
</blockquote>
<p>　まあ、相対的な優位にこだわってる奴って、結構多いからなあ。俺は、肩書き全部とっぱずしたときにどれだけ人がついてくれるかっていうのを考えながら動くところはあるが。限られた場で相対的な優位を得ても、その場がすっ飛んじまったらどうしようもねえ。　フリーランスを経験してるんで、そういう視点持つようになったってのはあるが。俺の場合は。</p>
<blockquote>
<p>松本復興相がこの会見のときに、最優先的に行ったのは、「大臣と知事のどちらがボスか」ということを思い知らせることであった。</p>
<p>動物の世界における「マウンティング」である。</p>
</blockquote>
<p>　その観点で見ると、確かにチームドラゴン松本のあの発言も、しっくりくるというか。ただ、「誰に何のためにマウンティングするんだ？」って感じだが。</p>
<blockquote>
<p>ある種の職業の人はこの技術に熟達している。</p>
</blockquote>
<p>　ぶっちゃけ言えば、政治家、ヤクザ、取立て屋あたりが強そうだな。</p>
<blockquote>
<p>大臣のくちぶりの滑らかさから、彼が「こういう言い方」を日常的に繰り返し、かつそれを成功体験として記憶してきた人物であることが伺える。</p>
</blockquote>
<p>　で、冒頭の俺の相方の感想に戻る。</p>
<p>　ゴルフ場でキャディとして一緒にホール回ったときは、むしろ物腰も柔らかで比較的いいお客様だと相方は言ってたのだが、相方曰く、普段は小心そうな奴でも、ゴルフ場でキャディーに対して威張り散らす人って、意外といるという。</p>
<p>　普段から恫喝ばっかりしてる人が何故ゴルフ場ではマナーがよかったんだろうかと考えたら、多分、ゴルフ場では、自分の優位性を示す「マウンティング」をしても実利がないどころか、一緒に回ってる人も「有権者」になりえる人だから、逆にそういう態度をとってもマイナスというのはあったのではないか。要するに、威張ってもメリットがないってことで。</p>
<p>　一方、今回のケースでは、実際に復興関係で一番権限を持ってるのはチームドラゴン松本氏なんで、マウンティングをして優位性を示すのが有効だと感じたんで、そのように振る舞い、知事ばかりか、有権者である国民まで全て敵に回して、その結果の辞任になったって奴なのかなと。</p>
<p>　で、この手の問題って、割と普遍的な問題なんだろうなと。いわゆるパワハラ、モラハラと根っこは結構近いし。</p>
<blockquote>
<p>気になるのは、これが松本大臣の個人的な資質の問題にとどまらず、集団としてのパフォーマンスを向上させなければらない危機的局面で、「誰がボスか」を思い知らせるために、人々の社会的能力を減殺させることを優先させる人々が簇生しているという現実があることである。</p>
</blockquote>
<p>　まあ、会社の世界とか、その手の奴が結構多いからなあ。特にブラックなところとか、間接部門にたまに巣食うお局とよばれる人種とか。</p>
<blockquote>
<p>「ボスが手下に命令する」上意下達の組織作りを優先すれば、私たちは必ず「競争相手の能力を低下させる」ことを優先させる。</p>
</blockquote>
<p>　トップダウンの組織って、同族会社とか、あとは外資系も結構あるのかな。外資系出身の知り合いも言ってたが、結構足の引っ張り合いがあるっていうし。</p>
<blockquote>
<p>自分の能力を高めるのには手間暇がかかるけれど、競争相手の能力を下げるのは、それよりはるかに簡単だからである。</p>
<p>ある意味で単純な算術なのだが、この「単純な算術」によって、私たちの国はこの20年間で、骨まで腐ってきたことを忘れてはいけない。</p>
</blockquote>
<p>　確かに、相手の能力下げるほうが楽。短期的な視点では。ただ、上に上がっていくにつれて、そのポジションで必要とする最低能力の閾値は上がっていくわけで、結局は自分の能力を高める必要がある。だけど、楽なほうばっかりやってたら、「自分の能力を高める」能力自体ダウンするだろうし。それって常に高めようと研鑽積まないとなかなか上がらないし。</p>
<p>　で、上に上がっても、「狭い世界の相対的地位」しか知らん奴ばかりだから、相対的な価値しかみないんで、絶対値が下がっても気が付かない。そりゃ骨まで腐るよな。</p>
<p>　</p>
<p>　俺は自分の能力の絶対値を高めることしか興味がないところがあるんで、相対的な価値は正直どうだっていいと考えている。どっちみち、アウトプットがきっちりしている限りこの世界でなんとか凌げるわけなんで。</p>
<p>　相手引きずり落とそうと考えたら、この世界から身を引くべきタイミングだと俺はいつも考えてるかな。てか、惨めすぎるんで、そういうことは考えたくない。だから「できること」を広げようと毎日あーだこーだ自転車操業でやってるって感じかな。</p>
<p>　で、内田先生のエントリについては、たまに批判的なエントリを書くこともあったが、実際に、仕事とかで人に教えることが多くなった今、この部分については、すげえ共感したというか、俺も内田先生に教わりたかったなって思う。高卒なんで、大学の勉強についてく頭があるかどうかは甚だ怪しいのだが。</p>
<blockquote>
<p>「お前はバカだ」と言われて、頬を紅潮させ、眼をきらきらと輝かせて、「では、今日から心を入れ替えて勉強します」と言った学生に私は一度も会ったことがない。</p>
<p>教師として私は、若者たちに「知性が好調に回転しているときの、高揚感と多幸感」をみずからの実感を通じて体験させる方法を工夫してきた。</p>
<p>その感覚の「尻尾」だけでもつかめれば、それから後は彼ら彼女らの自学自習に任せればいい。</p>
<p>いったん自学自習のスイッチが入ったら、教師にはもうする仕事はほとんどない。</p>
<p>読みたいという本があれば貸してあげる、教えて欲しいという情報があれば教えてあげる、読んでくれという書きものをもってきたら添削する、行きたいという場所があれば案内する、会ってみたいという人がいれば紹介する・・・それくらいのことである。</p>
<p>それで十分だったと教師生活が終わった今でも思っている。</p>
</blockquote>
<p>　俺は、高校のときは「バカの代名詞」だったからなあ。進学校に辛うじて入ったものの、英語とかダメダメでテストの答案を「Fuck You」で埋めようとしたら「Fack You」になってて100点中3点しか取れなかったとかあったしな。</p>
<p>　俺がまともに勉強しだしたのって、社会人になってからだ。仕事でパソコン使うことになったから楽するためにマクロ覚えたり、Access覚えたりして、その過程でプログラミングを覚えたら、作ったプログラムが動くのがすげえ楽しくて、もっとでかいもの作る仕事がしたいんで、折角入った公務員辞めて、しばらくしてこの業界潜り込んで、そこでなんとかやってくために更に勉強して、苦手だった英語も、仕事で使う必要があるんで勉強したら、何とかオーストラリア人の巨乳美女とファックができて、気持ちよかったんでさらに勉強してって感じ。必要に迫られてやって、そこから楽しさ見出してさらにやるって感じかな。今だってそう。</p>
<p>　ただ、今でも体系的な勉強はしたいなって思ってるんで、金が溜まり次第、大学には入ろうかなと考えてたりする。</p>
<blockquote>
<p>どうすれば、日本人の知的アクティヴィティは高められるのか、ということを政治家や官僚やビジネスマンやジャーナリストは考えているのだろうか。</p>
</blockquote>
<p>　多分考えてないんだろうね。知的能力が高められるべき真の意味と快感を知らないだろうし、あくまでも「自分は他人のものさしから相対的に見て高いか」しか見てねえし。</p>
<p>　結局、自分がないんだよ。自分の基幹がきっちりできてるんだったら、絶対的にどうかというとこにしか興味いかないだろうし。</p>
<p>　学校教育の観点で考えると、ガキの頃から「多様な価値観のなか、自分自身で考える能力を涵養する。」っていうことしか思いつかないが、それには、「多様な価値観を認める社会」と、「自分自身が考えた選択で失敗しても致命傷にはならない」よいう保証が必要だしなあ。</p>
<p>　少なくとも俺自身は「相対的な価値観」にとらわれないようにしたいな。人生一度きりだし、わけわかんねえものに一喜一憂してる暇はねえのかなと思う。</p>
</div>
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<dc:date>2011-07-06T23:16:33+09:00</dc:date>
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