sonarsound tokyo 2012.4.21@新木場ageha


わたしの後ろにいた男の子が「降臨だあーーー!!」と絶叫して、音がはじまったら「かみさまあーー!!」と絶叫して、スクエアプッシャーが始ったメインフロアはまるで金曜の夜の中央線みたいに息もできないくらい人がいたので、おとなしく(はできなかったけど)そこで周りの壁と一緒に踊ることにした。
でも途中から、同じ時間帯に違う場所でやってるDUB-Russellのほうに移動しなかったのを後悔する羽目になった。自分はステージのかなり前あたりまで来ていたからそこから微動だにできない感じだった。かみさまは光るサンバイザーみたいのを冠って堂々とした素敵な王様のようでもあったが、あまりにも安定感がありすぎて、眠くて気を失いそうだった。ウィンナワルツみたいだった!物凄い音量のウィンナワルツ、これは眠い!チケット高かったし、だからひとつ神様をみてやろうという貧乏根性みたいのを反省させられた。
このポスター良かった

かみさまの前が出番だったクリス・クラークは、一度は完成(って概念はもともと無いのかもしれないけど)させている音源を惜しげも無くばらばらにして新しい音楽を作って、感じたことないリズムがあって、ああやっぱり来てよかったと思った。そしてこの人はお客さんを湧かせたり凪いだりさせてやろう、自分の音とリズムの力で、とかいうことは、もしや全くあたまに無いひとなのでは、と思った。ヨガだ。
もう一度!と思うが、そうはいかないところが、お祭りの醍醐味ではある。