探偵
今日、やっと大学院入試の勉強が終わった。
帰ってきて、寝て、それから読めてなかったブログの記事などを読んでいて
鬼ごっこという単語から、『探偵』を思い出した。
探偵とは地域によってはケイドロ(刑泥)などと呼ばれるものである。
Wikipedeia:ケイドロ
wikipediaにあるローカルルールで採用していたなぁ、と思うものは
- 最初に捕まった者は拘留を表すために、まず刑務所付近の樹木やポール、電信柱などに片手を当てておく。2人目は、1人目の者の手を繋ぐ。3人目は2人目の手を繋ぐ。こうして捕まるたびに手を繋いで列を伸ばしていく。拘留前には解放することは出来ない。
- 刑務所の前にボールやコーン等を置き、泥棒がそれを取る又は倒すと捕まっている子供は全員逃げられる。
- 捕獲の条件として“警察が泥棒にタッチ”ではなく“背中を三回叩く(タッチ)”というローカルルールも存在する。
など。
最後の「背中に三回タッチ」の
これにより泥棒はピンチに達した時、地面や壁に背を着け触れさせない等抵抗する悪あがきが可能となる。
を見てあったなぁ、と笑ってしまった。
昔、このケイドロが決定的に得意だった。
特に泥棒として逃げるほうが得意だったと思う。
だからかくれんぼも得意だった記憶がある。
けれどかくれんぼと違って、『探偵(ケイドロ)』は泥棒がヒーローになれる遊び。
刑務所の前にボールやコーン等を置き、泥棒がそれを取る又は倒すと捕まっている子供は全員逃げられる
というルールのおかげだ。(タッチ制も採用していた)
だいたいは空き缶を使っていた気がするが、この空き缶を思いっきり蹴るのが素晴らしい快感だった。
今でも思い出せるが、つまりはヒーローになる快感だ。
それも逆境を跳ね除けるヒーローだ。
野球でいうと満塁ホームランに近い。*1
私はあーいう快感を久しく味わっていない。
他の人はどうなんだろうか?
これからはどうなんだろうか?
あの小さいころと何が違って、何が足りないのか。
おそらく、「根気」と「真剣なグループ行動」だろう。
根気は『探偵』でいうとひたすらじっと隠れていることだ。
もちろん期を見て、隠れ場所をうまく変えるのもテクニックだった記憶があるが
それでも「ココだ!」と自分の*2センスにしたがって決めたらひたすら隠れる、この根気が足りない気がする。
成長するにしたがって、知識や経験というものを得るにしたがって
遠くが見えるようになり、いろんなものが見えるようになり
自分の中にあるものを信じてひたすら行動する。
そういうことができなくなっているんじゃないのか?と思う。
真剣なグループ行動というのは、子供ならではの遊びに対するその真剣さだ。
子供のころは遊びとはもう全てだった。
何がなんでもというやつだ。
wikipediaのケイドロにもあるように
なお、警察側が「もう終わろう」と呼びかけ、これに応じて姿を現した泥棒を一挙に捕まえてしまうことがある。こうした行為は深刻な対立や喧嘩を引き起こすだけであるから、厳に慎まれるべきである
なんてことがあったらもう顔を真っ赤にしてケンカものである。
今思うと、単なる遊びじゃないか、と笑ってしまうのだが
これも変わってしまったことであり、足りないものなんだろう。
何でも無いことにどれだけ夢中になれるか、というのは人生を楽しむポイントだと思う。
(いわゆるヲタクなんかは人生を楽しんでいるのだ。*3 )
今の自分を振り返ると、根気を要する行動が足りないというのを感じる。
更に真剣なグループ行動がない、と感じる。
大学に入って、運動サークルに入ったが「サークル」である。
部活動とはその真剣度も違う。
そのサークルも大学に入って、一年少しほど休まないといけない状態になってやめた。
それからは真剣なグループ行動というようなものを行っていない。
子供のころで言えば友達との遊びがそれであり、中高のときであれば部活動がそれだった。
今はそれがない。
グループにおいて真剣に競争して、真剣に勝ちを目指す。
大人で言うと何になるんだろう?
趣味の世界でそれを見出すことだろうか。
遊びではあるが、遊びのスポーツなどの中で見出していくのだろうか。
遊びでもスポーツに必死になれることはあっても、遊びのスポーツで泣いて喚いて怒るほど必死になることはなさそうだ。*4
一つ思い浮かぶのは、ベンチャー企業というものはこれに当たる。
これは経済社会という大きな舞台で真剣に価値と勝ちを手に入れようとするもので刺激的だ。*5
なんにしても、根気と真剣なグループ行動。
そういうことが欠けているな、と『探偵』を思い出し、寝起きにぼーっと考えたものを書き留めてみた。
ぼーっとした文章だけど、これからまたブログを書いていこう。
オナニーからセックスへ
注目記事を見て、ぽっと思ったこと。
nekoprotocol
メガロオナニア - オナニーの三要素とその要素を破壊したあとに残るもの。
よくブログにオナニー文を書くのってよくないよって言われますけど、確かにそのとおりだなって。本エントリ(オナニーエントリ)を物してもむなしさだけが胸に残りましたもの。まるで一夜のオナニーと同じです。
せめてセックスにしたいですよね。
僕も気持ちいい、あなたも気持ちいい。
ブログも一緒。
オナニーは手軽。セックスは煩わしい。
けど、オナニー文じゃなくてできればセックス文を書きたいな。
それには相手がいる。
読む人がいる。
読んでもらえるようなことを書かないと。
うん、セックスしたい。*1
*1:なんかあんまりセックス、っていう単語をタイプすることなかったけどなんかよく見ると変な単語だな。