病み上がり

そう。風邪をひいた。。本当の風邪ひき男になってしまった。
ロッコ最終日、やばいなんかあたった。昨日のやぎか、かたつむりか。。
なんて考えてたら、あからさまに熱上がりやがんの。家に着いたときには38.6度ってw アクエリアスをください。。
しかも次の日アムスへの電車取っちゃってたから強行出発。もう帰れないと思った。この世界にw

アムスをホテルの窓から堪能し、ユトレヒトへ。

まずはbasket bar by NL architects
これを見るとやはり第三課題を思いだす。コートの高さは3mくらい?これくらいの距離感あってもよかったのかも。なんと言っても地下がうまく使えたんじゃ。ここではとなりに彫り込まれた円形のくぼみがコートの四角形と巧みに対比をなしている。これがカフェのエントランスに。うーんそうか。センターサークルがトップライトになるというオランダ的遊び心も微笑ましい。



言わずと知れたeducatorium。幹線道路側はスパッと切られたように。



写真で見た方がさらにどこが水平かわかりにくくなる。



種明かし。こいつのせいでしたー



柱が一見ランダムに落ち、黒い梁の一部が露出していて、いかにもホール下のような表現。でもたくさんの人が飯食ってるんだな。
この建物についてはなんとなくいいと思えたんだけどどうも言葉にできない。今まで感じたことのないようなものであったのは確か。とりあえずヴォキャブラリーには入れられそうにない。



続いてUniversity Library UBU
大きなヴォリュームだけど、周りも大きな建物ばかりでそこまで違和感はない。むしろ植物のパターンが効いているのか。



図書館なのにとにかく明るい。植物のパターンがプリントされたガラスから入る心地よい光の中に、スケールの異なる自習スペースがちりばめられているて、毎日場所を探すのが楽しそう。またうまいのが壁柱の選択。これだけの大空間になると壁柱は少し頼りなく見えて、ブリッジや階段の浮遊感を増長させている。特に階段は階ごとに角度を変え、2層目の階段が抜けることで、エントランスに軽やかな印象を与えている。



もちろんシュレーダー邸にも。
建築が建具、家具のスケールから緻密に作られていて、外見よりもさらに小さい感覚を覚える。(外見もかなり小さい)住むというより使いこなすというほうが適切か。
レッド&ブルーチェアも見参。部材の組み方が重力の流れとは逆らうように組まれている。ちょっと触るだけでバラバラと崩れてしまいそうなほど浮遊感がある。