熊

が地名の由来のBernへ。

とりあえずレンゾピアノのパウルクレーミュージアムに行く。
そしてこれがクレーとの運命の出会いにw　クレーの絵は今までそんな見たことがなくて（もしくは見ていても気づいていなくてw）、まとめてたくさん見るのは初めて。で感動。抽象画で平面的に描かれているんだけどどこか立体的。クレーは透視図の技法を取り入れていて、その操作で不思議な空間を描いているらしい。さすがバウハウスイズム

で、街へ。Bernは川がUの字を描いたちょうど内側の部分に街の中心部がある。川と市街地ははかなりの高低差があるから、ダイナミックに弧を描く谷に囲まれた美しい景観ができあがっている。その高低差のおかげか地形に対応するようにおもしろい街並があふれている。

街の裏側に、階段状のテラスもしくは公園発見。ここで飯とかめっちゃ気持ち良さそうじゃん。

急なカーブと上り坂が重なることで生まれる街並。建物の裏側に緑溢れる囲われた崖の庭ができる。自然とできあがる落ち着いたオープンスペース。

立面が連なり街並となる。屋根裏の窓の形式が切妻型の珍しいタイプ。

色んな高さに居場所ができてて暮らすのが楽しそう。急な傾斜と大きめの住居のスケールの一致。

中心の通りの建物達。特に足下が面白い。歩行者空間が道路とポルティコの2段構えになっている。下のエントランスがかわいい。

足下アップ。下のエントランスはそのまま階段に続いていて、地下のショップの入り口になっている。

もっと低くなるとドアが倒れます。

ってかBernってスイスの首都なんね。知らなかったー。チューリッヒだと思ってたー。
それほど大きくない街が首都ってのもいかにもスイスらしい。