雪かき

社宅内に物凄いまめな奥様がおられます。草が育つ時期は黙々と広大な敷地内の雑草を、お一人で除草。45リッターのゴミ袋が数個ゴミ置き場に並びます。雪の季節になって、ごゆっくりなさるのかと思ったら、何の!!雪かきが始まりました。降っても降っても、敷地内には雪は積もりません。ありがたいことなのですが、とても申し訳なくて肩身が狭いのですが・・・。雪ダルマを作ろうにも雪は既に片付けられて、子供達の手の届く姿では存在しません。ああ・・・・もう少しゆったりと自然のなすがままに暮らしてみたいと思うのは、わがままなことなのでありましょうか。この写真、敷地の外は大雪なのです。まるで今降り始めた春の淡雪みたいですけど。こんな事書いていいのかしら。ご町内でこれ読んでいる人居ませんよね?

ジョナサン

ジョナサンが大学を辞めた。芝居一筋に生きてきて、専攻も演劇だった。しかし今彼の求めた生き方が赦される状況ではない。大学の中で、彼と周りの温度差は大きく「世間の常識や身過ぎ世過ぎの知恵」をかき集めても、ここに留まる意味は見出せなかったようだ。弟の死もまた一つのきっかけではあったろうが。苦しみと悲しみの極限を通り抜けてしまうと、それ以前の何も知らなかった自分にはもはや戻れない。なかったことにはならないし、忘れてしまう事もできない。若ければ若いほど、周りの同年齢の人たちとの間に、人生に対する見方の違い、感じ方の差が出てくるのは致し方のないことだ。 演劇のように人そのもの、人間の感性そのものに触れる分野は余計にその温度差が苦しかったのだろう。大学を休学し、さらに退学し、自分一人だけの世界に数ヶ月生活して彼は家族の中に戻ってきた。ここもまた、兄弟一人一人が自分の人生と悪戦苦闘している。それでも自分と同じ痛みを共有しているという事は、言葉にならない物を黙っていても受け止めてもらえるということでもある。今またジョナサンは自分の生きる道を見つけようとしている。彼は自分で自立して生活しながら、自分なりのやり方で演劇を生業としていくつもりのようだ。手に職を持って、さらに心を解放して行く場所も手段も持つことがでるならば、どんなにすばらしいだろうか。
 彼が自分に与えられた力で次の進路の扉を開けられる事を願っている。

 +とりあえず学科試験と実技科目と頑張れ。

全くいくつになってもオヤを退屈させない子供達ではある。

コンプリート

今朝メールが入っていた。ドンカミロの最後の一冊が見つかった。神様ありがとう。私は、ドンカミロという名の司祭もペポネという村長さんも大好きだけれど、「そこだ!!」と叫んで十字架の上からドンカミロのお尻を蹴っ飛ばすキリストが大好きだ。全くこんなに陽気で何でも分かっていて、暖かいキリストはほかに描かれていない。
 ある場所で私は息子との別れを詩に書き続けている。描くというより言葉が指先から、零れ落ちるといった感じで自分でもその言葉に驚く。こんなにも深い悲しみを私はまだ心に抱えているのかと思う。親分が、私の為にこの本を探してくれた事に感謝する。壊れそうな「私」を抱えながら笑ったり、喜んだりできることが嬉しい。

どんと祭

昨晩は大崎八幡宮どんと祭だった。宗教は違うけれども どんと祭 は大好き。天を焦がして炎が舞い上がる。(盛岡の寒中裸参りには度肝を抜かれた。ふんどし一つでくちに白い紙を加えて、男達が練り歩く。さらしを撒いた女性も居たような気がするが、今もやっているのだろうねえ。きっと。)夕方、帰宅した親分がコッソリと台所に来て、嬉しそうに「ねえ、どうするか?」と聞く。「なにが?」というと、もうこれ以上ないって顔して「どんと祭」って言うから「受験生いるからだめじゃ」と冷たく言った。まあ見るも無惨にしょぼ〜んとしてすごすごと去っていった。まるでキャンプファイヤーの乗りだもんね。ああ。本音は私も行きたかったんだよー。

またもや休日なし

ジョナサンは親友のお家に、受験数学を習いに行った。きのうギュダ君が使っていた数学の解法辞典を抱えながら「ギュダ君が居てくれたらなあ。数学教えてもらいたかったなあ」としみじみ。高校数学解法辞典は、これくらい分かりにくい本はないってくらいに分かりにくい。よくこんなもんで理解できていたな、あのコ。それにしても、本当に彼は便利なコだったなあ。二人でしばし懐かしんでいて、ふと高専という単語に引っかかった。そこでジョナサンが、ふと大親友のキムも高専の学生だった事を思い出した。センター程度の数学なので、難問奇問は出なさそう。何とかなるかも。バリバリ文型のジョナサンだが高校数学は結構いい点とって居たような気がするので、過去問をコピーして今日は模範解答を一緒にお勉強する事になりました。logって何これ?ッテ言われた時私は寒気がしましたけれど、今は踏破したそうです。皆さんワクワクドキドキしますねえ。三角関数に恋をして、確立統計、関数に愛をささやいてもらいたいものです。
 はああ・・・英語って物もありましたな。ヒヤリングはbsの英語放送で大丈夫。後はセンター程度なので、スナオな問題が出そうなので、何とかなるってか?スナオな問題をスナオに外して、何とかならない事だってあるでしょうに。ギュダ君おにいちゃんに君の頭脳を貸してあげてください。取り付いて乗り移ってください。などと祈ってみた。


雪かき

社宅内に物凄いまめな奥様がおられます。草が育つ時期は黙々と広大な敷地内の雑草を、お一人で除草。45リッターのゴミ袋が数個ゴミ置き場に並びます。雪の季節になって、ごゆっくりなさるのかと思ったら、何の!!雪かきが始まりました。降っても降っても、敷地内には雪は積もりません。ありがたいことなのですが、とても申し訳なくて肩身が狭いのですが・・・。雪ダルマを作ろうにも雪は既に片付けられて、子供達の手の届く姿では存在しません。ああ・・・・もう少しゆったりと自然のなすがままに暮らしてみたいと思うのは、わがままなことなのでありましょうか。この写真、敷地の外は大雪なのです。まるで今降り始めた春の淡雪みたいですけど。こんな事書いていいのかしら。ご町内でこれ読んでいる人居ませんよね?

ジョナサン

ジョナサンが大学を辞めた。芝居一筋に生きてきて、専攻も演劇だった。しかし今彼の求めた生き方が赦される状況ではない。大学の中で、彼と周りの温度差は大きく「世間の常識や身過ぎ世過ぎの知恵」をかき集めても、ここに留まる意味は見出せなかったようだ。弟の死もまた一つのきっかけではあったろうが。苦しみと悲しみの極限を通り抜けてしまうと、それ以前の何も知らなかった自分にはもはや戻れない。なかったことにはならないし、忘れてしまう事もできない。若ければ若いほど、周りの同年齢の人たちとの間に、人生に対する見方の違い、感じ方の差が出てくるのは致し方のないことだ。 演劇のように人そのもの、人間の感性そのものに触れる分野は余計にその温度差が苦しかったのだろう。大学を休学し、さらに退学し、自分一人だけの世界に数ヶ月生活して彼は家族の中に戻ってきた。ここもまた、兄弟一人一人が自分の人生と悪戦苦闘している。それでも自分と同じ痛みを共有しているという事は、言葉にならない物を黙っていても受け止めてもらえるということでもある。今またジョナサンは自分の生きる道を見つけようとしている。彼は自分で自立して生活しながら、自分なりのやり方で演劇を生業としていくつもりのようだ。手に職を持って、さらに心を解放して行く場所も手段も持つことがでるならば、どんなにすばらしいだろうか。
 彼が自分に与えられた力で次の進路の扉を開けられる事を願っている。

 +とりあえず学科試験と実技科目と頑張れ。

全くいくつになってもオヤを退屈させない子供達ではある。

コンプリート

今朝メールが入っていた。ドンカミロの最後の一冊が見つかった。神様ありがとう。私は、ドンカミロという名の司祭もペポネという村長さんも大好きだけれど、「そこだ!!」と叫んで十字架の上からドンカミロのお尻を蹴っ飛ばすキリストが大好きだ。全くこんなに陽気で何でも分かっていて、暖かいキリストはほかに描かれていない。
 ある場所で私は息子との別れを詩に書き続けている。描くというより言葉が指先から、零れ落ちるといった感じで自分でもその言葉に驚く。こんなにも深い悲しみを私はまだ心に抱えているのかと思う。親分が、私の為にこの本を探してくれた事に感謝する。壊れそうな「私」を抱えながら笑ったり、喜んだりできることが嬉しい。

どんと祭

昨晩は大崎八幡宮どんと祭だった。宗教は違うけれども どんと祭 は大好き。天を焦がして炎が舞い上がる。(盛岡の寒中裸参りには度肝を抜かれた。ふんどし一つでくちに白い紙を加えて、男達が練り歩く。さらしを撒いた女性も居たような気がするが、今もやっているのだろうねえ。きっと。)夕方、帰宅した親分がコッソリと台所に来て、嬉しそうに「ねえ、どうするか?」と聞く。「なにが?」というと、もうこれ以上ないって顔して「どんと祭」って言うから「受験生いるからだめじゃ」と冷たく言った。まあ見るも無惨にしょぼ〜んとしてすごすごと去っていった。まるでキャンプファイヤーの乗りだもんね。ああ。本音は私も行きたかったんだよー。

またもや休日なし

ジョナサンは親友のお家に、受験数学を習いに行った。きのうギュダ君が使っていた数学の解法辞典を抱えながら「ギュダ君が居てくれたらなあ。数学教えてもらいたかったなあ」としみじみ。高校数学解法辞典は、これくらい分かりにくい本はないってくらいに分かりにくい。よくこんなもんで理解できていたな、あのコ。それにしても、本当に彼は便利なコだったなあ。二人でしばし懐かしんでいて、ふと高専という単語に引っかかった。そこでジョナサンが、ふと大親友のキムも高専の学生だった事を思い出した。センター程度の数学なので、難問奇問は出なさそう。何とかなるかも。バリバリ文型のジョナサンだが高校数学は結構いい点とって居たような気がするので、過去問をコピーして今日は模範解答を一緒にお勉強する事になりました。logって何これ?ッテ言われた時私は寒気がしましたけれど、今は踏破したそうです。皆さんワクワクドキドキしますねえ。三角関数に恋をして、確立統計、関数に愛をささやいてもらいたいものです。
 はああ・・・英語って物もありましたな。ヒヤリングはbsの英語放送で大丈夫。後はセンター程度なので、スナオな問題が出そうなので、何とかなるってか?スナオな問題をスナオに外して、何とかならない事だってあるでしょうに。ギュダ君おにいちゃんに君の頭脳を貸してあげてください。取り付いて乗り移ってください。などと祈ってみた。