センター試験終了

硝子の撥ね返す光が強くなった

 二日間の緊張が終わって、ゆっくりと眠れたようだ。今日は自己採点をして、これからどこに願書を出すのか本気で悩まねばならない。試験の結果は自分がよく分かっているから、応募大学、学部の傾斜点数も加味して決めてゆく。はらはらする。なんだか競売の読みに似ている。回りの動向を読みながら自分が入れる場所を選んでゆく。ドキドキする。
 今日はお昼をはさんで研修の集まりがある。その後ケース一件。いつもと変わらない日常が戻ってくる。これからやってくるであろう日々が穏やかでありますことを願いつつ・・・んなわけないか、とも思っている。
 何がおきても必ず出口はあるし、私たちは明日が分からないからこそ、今できる最善を選択することができる。自分で選択したからこそ耐えてゆくこともできる。明日を信じることもできる。希望というものはそこにあるものではなく、自らの力で生み出してゆくものだと思う。
 心というものの所在は分からないけれど、その神秘な働きは人の命を燃やすことができる。肉体の部分部分を徐々に失っていっても、なぜか心が健全であればその命は輝いていられる。知性が曇っても人を人たらしめているのは、このどこに所在しているのか分からないけれど確かに有ると感じる心の力なのだろう。

お勧め映画

スマイルBEST 世界最速のインディアン [DVD]

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24日にbs2で放映される。

 ニュージーランド南端の小さな町に住むじいちゃんが、自分で改造したオートバイで、アメリカ・ユタ州の塩平原で開催されるスピード世界記録に挑戦したいと思った。ところが行ってみると参加資格が無い。周りの人たちが応援してくれて例外で出場!!なんと自作のおんぼろオートバイ「インディアン号」で走って・・・・後は内緒。気持ちがフワンとなる映画。
 実話っていうところがすごい。と、親分が言っていたよ。気分転換とうれしくなりたい人どうぞ。

迷い道

 いつも通いなれた道なのに、初めて夜走った。大きな道なので右左折の専用レーンに枝分かれしている。ぼんやりと運転していてはっと気がついたら左折オンリーだった。仕方が無いから左折して忙しく道を思い出す。そして「ワタシハドコヲハシッテイルカ」状態になった。疲れていたのだと思う。午前中の研修は次々と相談を受け何を食べたか分からなかった。そのまま面接に入って都合十数人の話を聞き続けたことになった。
 道に迷うなんて、どきどきしたけれど懐かしい気持ちだった。見知らぬ街ではないのですぐ元の道に戻れてしまったけれどラビリンスは心を解放してくれる。ちょっと幸せだった。