Nov. 24, 2006 "2006 Revolution Strong Style Tournament" - Midlothian, IL ①(約115分収録)
IWAといえば、「デスマッチトーナメント」 が毎年 開催されているが、コレと同じように開催されているのが「"strong style" tournament」。
このタイトルを「直訳」すると、ジャパニーズスタイルのプロレス?
「ノーデスマッチ」トーナメントの模様を。
1. Josh Abercrombie vs. Jack Thriller
アバクロの持つIWAライトヘビー級のタイトルマッチから。
今大会の趣旨なのか、アバクロが静かにオーソドックスなレスリングを。
すると、スリラーはアバクロのひざの踏みつけるようなフェイントから、
アバクロのサブミッションから脱出。
今度は、ロックアップの体勢から、腰を低くして手をマットにつけ、
そのまま、踏みつけると思いきや、コブラツイストに。
ヘタな小細工をすることなく、終始、レスリングを。
さて、ここから「ストロングスタイル」トーナメントへ。果たして、この団体の「ストロングスタイル」というのは?
2. CJ Otis vs. Drake Younger
今では、すっかり、デスマッチファイターとして、おなじみのヤンガー。デスマッチでも、アイテムを組み合わせて技を出していくタイプなので、このトーナメントにはピッタシの人選。オーティスも、IWAでは、デスマッチはしない、「レスリング」部門の戦手。
「ストロングスタイル」ということで、特に、グラウンドレスリングに偏るのではなく、相手をロープに飛ばしての攻撃も。
IWAらしく、お互い、相手のエルボーを受け止め、「まだまだ!」と意地の張り合いを。
お互い、真っ向からのぶつかり合いに、試合後、客席からスタンディングオーベーションが。
「打撃」を多様した闘い方がストロングスタイル?
3. Necro Butcher vs. Dysfunction
なんか、この試合はデスマッチになりそうな・・・・。
なんか、護身術みたいだなぁ。これは。
場外へ投げ落とす。
気をとりなおし、さきほどと同じように間合いを取って、キックでネクロをダウンさせてから、
再び、キックで活路を見つけようとするディスファンクション。
立ち上がってきたネクロは、膝蹴りの連打でダウンしたところへ
4. Eddie Kingston vs. Tarek The Great
いきなり、タレックのキックに、なにもできずにやられっぱなしのキングストン。
ダウンしたキングストンに、トップロープからのセントーンを出したタレック。
いくらなんでも、これでは・・・。(苦笑)
息を吹き返したキングストンは、水平チョップの連打をタレックの胸板へ。
5. Brandon Thomaselli vs. Corporal Robinson
トマセリも、マウントポジションをとり、
ジャーマンでコープを追い込む。
だから「B-boy」ってことだったのか?
コープも日本では「ゴッチ」式と呼ばれるパイルドライバーでトマセリをしとめようとするが、カウント2で返される。
「ジェリーリン」っていうのが、アメリカではネーミングされているようだ。
これを返したトマセリは、スープレックスでコープにスウントを迫るが、決定打にならず。
トップロープからのダイブにいくところに、コープはパンチで迎撃。
そして、トマセリは、コープを挑発するようなパンチを誘うしぐさを見せるが・・・。
6. Iron Saints vs. Mickie Knuckles & Ian Rotten
これまた、サル、ビトーのトマセリズの登場。今度は、イアン&ミッキーの師弟タッグを相手に、IWAタッグの防衛戦を。
まず、ダンスのように回転し、体勢を入れ替え、相手を倒したミッキー。
これに打ち勝ったミッキーは、イアンにタッチ。イアンとのスムーズプレーを。
そして、モンゴリアンチョップも。
好調なイアンだったが、トマセリのインサイドワークの罠にハマってしまった師弟コンビ。
サルとビトーは、ミッキーにちょっかいを出し、レフェリーの目をそらす。
その間に、ちゃっかりと入れ替わるトマセリ。
イアンの左腕が・・・・・。
(続く)