Nov. 24, 2006 "2006 Revolution Strong Style Tournament" - Midlothian, IL ①(約115分収録)

mugiwara-kun2007-02-21


IWAといえば、「デスマッチトーナメント」 が毎年 開催されているが、コレと同じように開催されているのが「"strong style" tournament」。

このタイトルを「直訳」すると、ジャパニーズスタイルのプロレス?

「ノーデスマッチ」トーナメントの模様を。


1. Josh Abercrombie vs. Jack Thriller

アバクロの持つIWAライトヘビー級のタイトルマッチから。

スリラーのこのコスは、どこかで見たような?

今大会の趣旨なのか、アバクロが静かにオーソドックスなレスリングを。

すると、スリラーはアバクロのひざの踏みつけるようなフェイントから、

アバクロのサブミッションから脱出。

今度は、ロックアップの体勢から、腰を低くして手をマットにつけ、

そのまま、踏みつけると思いきや、コブラツイストに。

ヘタな小細工をすることなく、終始、レスリングを。


さて、ここから「ストロングスタイル」トーナメントへ。果たして、この団体の「ストロングスタイル」というのは?


2. CJ Otis vs. Drake Younger

今では、すっかり、デスマッチファイターとして、おなじみのヤンガー。デスマッチでも、アイテムを組み合わせて技を出していくタイプなので、このトーナメントにはピッタシの人選。オーティスも、IWAでは、デスマッチはしない、「レスリング」部門の戦手。

ストロングスタイル」ということで、特に、グラウンドレスリングに偏るのではなく、相手をロープに飛ばしての攻撃も。

IWAらしく、お互い、相手のエルボーを受け止め、「まだまだ!」と意地の張り合いを。

オーティスは、ロープの反動を利用したランニングエルボーを。

そして、張り手合戦と。

お互い、真っ向からのぶつかり合いに、試合後、客席からスタンディングオーベーションが。

「打撃」を多様した闘い方がストロングスタイル?



3. Necro Butcher vs. Dysfunction

なんか、この試合はデスマッチになりそうな・・・・。

独特の間から、

ディスファンクシヨンがキックの連打を。

なんか、護身術みたいだなぁ。これは。

ネクロは、ディスファンクションを捕まえてしまうと、

場外へ投げ落とす。

気をとりなおし、さきほどと同じように間合いを取って、キックでネクロをダウンさせてから、

再び、キックで活路を見つけようとするディスファンクション。

立ち上がってきたネクロは、膝蹴りの連打でダウンしたところへ

いつものように、パンチを浴びせるのだが。



4. Eddie Kingston vs. Tarek The Great

いきなり、タレックのキックに、なにもできずにやられっぱなしのキングストン

ダウンしたキングストンに、トップロープからのセントーンを出したタレック。

いくらなんでも、これでは・・・。(苦笑)

息を吹き返したキングストンは、水平チョップの連打をタレックの胸板へ。


5. Brandon Thomaselli vs. Corporal Robinson

なぜか、「B-boy」のテーマ曲が流れ、出てきたのは、

コープをマイクで挑発してから、ビンタを。

まずは、パンチの連打から、

膝蹴りでコープが先手を。

トマセリも、マウントポジションをとり、

ジャーマンでコープを追い込む。

動きの止まったコープをコーナーで逆さづりにし、

だから「B-boy」ってことだったのか?

コープも日本では「ゴッチ」式と呼ばれるパイルドライバーでトマセリをしとめようとするが、カウント2で返される。

「ジェリーリン」っていうのが、アメリカではネーミングされているようだ。

これを返したトマセリは、スープレックスでコープにスウントを迫るが、決定打にならず。

トップロープからのダイブにいくところに、コープはパンチで迎撃。

そして、トマセリは、コープを挑発するようなパンチを誘うしぐさを見せるが・・・。



6. Iron Saints vs. Mickie Knuckles & Ian Rotten

これまた、サル、ビトーのトマセリズの登場。今度は、イアン&ミッキーの師弟タッグを相手に、IWAタッグの防衛戦を。

まず、ダンスのように回転し、体勢を入れ替え、相手を倒したミッキー。

今度は、エルボーの打ち合いを見せるが

これに打ち勝ったミッキーは、イアンにタッチ。イアンとのスムーズプレーを。

そして、モンゴリアンチョップも。

好調なイアンだったが、トマセリのインサイドワークの罠にハマってしまった師弟コンビ。

イアンの左腕が狙われることに。

サルとビトーは、ミッキーにちょっかいを出し、レフェリーの目をそらす。

その間に、ちゃっかりと入れ替わるトマセリ。
イアンの左腕が・・・・・。

(続く)