ロハス

御存知ロハス
植物細胞壁構成物質でもなければ
砂漠に生息する植物の総称でもなく、
またバビル2世の飼っている番犬でもなければ
さらには陽気なスペイン人でもない。
 
Life Of Health And Sustainability
の略(間違ってたらすまぬ)。
 
なんだかマイクロヴィオティックかつ
ドメスティックバイオレントな響きがあるが
早い話、自然と健康を科学するツムラやロートのような暮らし向き一般、
つまるところ気の張らないナチュラルな生き方のことをあらわすようなのだ。
 
んでそういう虚飾に満ちた生き方を志向する人間がいくらいてもまったくワガ生活と精神には影響はないんだけど、
それをなんだか生意気にも勝ち誇ったように欧米タイプ人間が日本人一般に向けて発信したり、
あまつさえその商標をとったとってないと争う輩が現われるに至っては天下のご意見番(私のことね!)が黙っているわけにはいかんのである。
 
あのねえあんなもんはアジアの暮らしの一般思想を欧米人が発見した、
つまりコロンブスアメリカを発見したような稚拙さの塊のマネマネユニフォームなんである。
 
「神の責任=自分の無責任」の構図で自然世界と人間社会規範を破壊してきたアメリカ人が、
老荘思想や禅の思想など、もろもろのアジアンテイストに触れて一息ついた、あるいは贖罪意識に満たされているというのがロハスの実体なのである。
 
だいたいロハスなんて言われる前から
アジア人は無為自然的な自己責任共栄生活を送ってきたわけでしょう。
 
それをアメリカ人がごとき低俗民の高等文化模倣を高等文化民族の日本人が憧れて模倣してどうするの・・。
 
多分中国人や韓国人なんてのは比較的気位が高いから
ロハスの本質を見ぬいていて
馬鹿だなあという感じで見ているに違いないのだ。
日本人よ
いつまでも無様な追従笑いをしていないで
少しは恥を知ったらどうかね。