カラ売りの美学 - 堕ちる企業を見破るプロの投資術

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カラ売りを仕掛けてきた実例集。テクニカルでなくファンダメンタルに基づく中期投資法。業界ごとの違いや、企業の決算書のごまかしの暴き方が丹念に書かれている。いろいろいいことが詰まってそうだが、実例がアメリカの例なので、どうもこうイメージがピンとこない部分が多い。


日本でカラ売りって、東証の大企業しかできない上に、誰か売りまくると、すぐ制限かかっちゃうしなー。たぶん僕みたいな素人個人投資家の比率が増えれば増えるほど、ファンダメンタルな基準の投資価値がだんだん下がっていくんだよなーと思ったりもする。


そういえば昨日はドワンゴ(3715)の逆日歩が16000円(その日1株持ってただけで1まんえん払い!)という酷い価格になってましたが、今日は1000円になってますね。大分踏み上げられ気味ですが、まだ売り組はがんばっているようです。

信用売残 3,519(-300)
信用買残 3,228(257)

http://www.tse.or.jp/data/exotic/data/index.html

ノーリスク配当ゲッチュ戦略

配当の権利確定日に買い(現物or信用)と売りを同数立てておく。するとあら不思議。
買いと売りを同数たてているので株価が上がっても下がっても、プラマイ0です。
配当はだいだい株価の1%ぐらいのところが多いので、これを毎月やると、
一年で10%ほどの収入がノーリスクで手に入ります。
個人国債よりお得。

という戦略を考えたのですが。しかし

売り建て時に配当があると、その分別にとられます。

という事実に気づきました。
すぐ思いつくようなことに抜け道はないですねー。
優待ならいいかな。。。次考えよ。