人類みんなごくつぶし

2004-12-25

[][]天才たちの誤算 01:54

伝説のヘッジファンド LTCM の成り立ちと栄光、破綻の様子が描かれたノンフィクション本です。単に事件をつづっただけでなく、人間描写が細かく面白いです。ソロスバフェットはじめ、その世界の大物もちらちら登場するのも興味をそそります。


この本を読む前は、コンピュータのはじき出すシグナルを半自動的に取引してたのかと思っていたのですが、そうではなく、やっぱり人間が判断し議論してトレードしていたようです。勝ち続けることで培われた傲慢や衝動的な売買といった人間的な判断ミスやブレーキをかける人間がいなかったという管理体制なども問題として指摘されています。


また、ノーベル賞学者(2人)が、LTCMで斬新なシステムを開発したのかとも思っていたのですが、それも若干違うようで、LTCMの中心人物たちが以前いたソロモンでの手法が元となっていたようです。


本書の中で閉鎖的で仲間意識の強いトレーダー集団の様子が描かれていますが、そういえばこういう職種の人たちって、師弟関係の強い集団だとか昔何かのテレビでみたなぁ。そういうものなのね、となんか納得。


LTCMは過剰な資金を運用しきれなくなり、資金を強制的に変換していますが、LTCMに遠い投資家銀行は、破綻の被害を受けず、逆にLTMCに近い投資家たちは、破綻の直撃をうけたというのもなかなか皮肉な話だなー。


メリウェザーはLTCM破綻の後、再構築したモデルで、再び JWMパートナーズというファンドを立ち上げたらしいが、それは、今、どうなっているのだろう?


ぐーぐると JWM Partners John Meriwether などでヒットしますが、会社のWebページみたいなのはないみたいですねー。一部スーパーリッチ向けのファンドだからか?

[][]ツキの法則

ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書)

ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書)

http://deep.livedoor.biz/archives/9810142.html

おすすめされていたので読んで見ました。


投資資産運用の意味が強く、娯楽としてのギャンブルとは違いますが、

ギャンブルに通じる部分もあり、なかなか興味深く読みました。


大数の法則という統計的な期待値にもとづき、

数々のギャンブル必勝法を論破しています。

  • スロットに数万円つっこんだからからって、その後出やすくはなりません
  • 競馬の本命は人気が高くなり期待値が下がりやすい
  • 一度に何点も賭けるかけ方は、当たりやすいがはずれた時のマイナスが大きいので、長い目ではマイナスです
  • 「ツキ」は確率のゆらぎ内です

あと、「ゲームのおもしろさ」のところで、「パチンコ」の優秀さが書かれている。

でもドキドキ感の持続はわかるけど、攻略感ってあんまりない気がする。台選ぶだけ?


あと、「控除率」でパチンコってけっこう期待値高いんだ(控除率3%、期待値97%)と改めて思った。

株におきかえると、手数料金利(と逆日歩)がこれにあてはまるが、

もし株価自体が全くランダムに上下すると期待値はいかほどになるだろう?

計算してみようと思って、イートレードの金利を確認しようと思ったらサイトメンテナンス中だった。あとで計算してみよ。

(ちなみに株価はランダムで、テクニカルはオカルトだとは私は思ってません。が、これはもうちょっと調べてから書こう)


競馬(25%)、宝くじ(53.6%)ってひどいな。

ばんばんCMしてる予算があったら、せめて控除率5%に押さえるぐらいの努力はしないものだろうか?

[]丸山先生セミナー第2回 15:04

http://www.c-sq.com/servlet/TopPage?COMMAND=VIEW_LINK_PAGE&CAT_ID=maru_20041224

行ってきました。SOAやGridは正直よくわからんです。

しかし、せっかく最先端の人といろいろ話す機会があったのに、

最近、株に傾倒していて、技術系をほとんど追っていなかったので、

積極的に話題を提供できなかったのが少し反省モード

ていうか専門分野で明らかに負けてる。何か特技を身につけよう。

あと個人名刺は作っとかんといかんなー。やっぱり。

カテゴリ名変更 15:09

tech→java

stock→kabu

なんとなく

はてな有料オプション 17:46

にしてみた。

でっかい画像がはれるのとAmazonアフェリエイトテスト

(まだ一件も買われたことはないが)

Amazonアソシエイトを自分で使う 17:56

ふと思ったのだが、他人に買ってもらわなくても、自分で買うとき、自分のアソシエイト経由で買うと3%のキャッシュ(orギフト券)バック?いっぱい買う人は少しだけお得なのでは。

satoshissatoshis 2004/12/25 22:41 自分が買った分は、売上レポートには計上されますが、最終的な支払われる紹介料には含まれませんよ。
https://secure.amazon.co.jp/exec/panama/associates/resources/help/faq-fees.html/249-3070370-8981909#16

muimymuimy 2004/12/26 00:52 そうでありましたか。。。知り合いに買ってもらうとか。それもめんどくさいか。

きしだきしだ 2004/12/26 02:58 ノーベル賞受賞者2人は、かたっぽがモデルを作って、もうかたっぽが理論的な肉付けをし、社員はそれをもとにアプローチを作ったという、Model-Validator-Controllerパターン略してMVCじゃないのかなと。ちなみに、LTCM・・・。

muimymuimy 2004/12/27 20:09 ああ、そういう流れなのですね。書籍中では、ノーベル章受賞者たちは理論よりもプリセールス的な役割が大きかったという風に書かれていたもので。LTCM!(←LTMC)誤字だらけだった。。。

きしだきしだ 2004/12/27 22:27 ブラックショールズモデルからしばらく時間がたってLTCMが設立されてるみたいなので、そんな流れかなぁーと。今日「LTCM伝説」の方を買ってみたので、読んでみます。
金融工学の本で、「金融工学を勉強しよう」足立光生著というのが、数式もなく結構読みやすくてよかったです。物足りないかもしれませんが。

muimymuimy 2004/12/28 05:08 金融工学を勉強しよう<目次を見ると、LTCM破綻は「金融工学の破綻」を意味するか、株価を予測するテクノロジーとか面白そうですね。今度読んでみます。

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