兜町ウォーズ

仕手を題材に取り上げた珍しい熱血株漫画。なかなか熱くてよい。主人公は、話の中盤で詐欺と証券法取引違反でつかまり、刑務所に入るが、そこで売りの大手「北浜の虎」と出会い、その後の運命を大きく変える。といった大味なストーリーもイカス。


しかし、その刑務所の中で主人公たちが遊ぶ「10円玉相場ゲーム」がちょっと笑える。10円玉を投げて、表か裏かでチャートを描き、バーチャル相場をはるというゲーム。。。


うーん、株価の動きが「上がるか下がるか分かんねー」というのは分かるが、10円玉の表裏に賭けてるあーたたちの相場観っていったい。。。この部分のお話を読むと、先日読んだ本( http://d.hatena.ne.jp/muimy/20050520#p2 )の、「ランダムなコイン投げが描くチャート」という章を思い出す。コインを投げの裏表で書いたチャートを、チャーチストに見せたら。。。というチャーチストを小馬鹿にした逸話。


まぁ、つっこみどころはありますが、なかなか面白いですよ。