喚いて叫ばざれば RSSフィード

裏取りは基本的にしてません。しない、できない、やる気がない。

2009-07-03

[]美しい物語

実務家による現場リポートがweb論壇にとって貴重な財宝であることは疑いを差しはさむ余地がない。しかし、それを受けとる側の器量もまた試されているように思える。


わたしは外国人支援の現場を見ていないので、実務家たるid:isikeriasobiさんの報告に疑いを差しはさむ余地なんか最初からなくて、たぶん実際それは信頼に値すると思うんだけど、isikeriasobiさんが「反日上等は依頼人の立場を悪くする」というのは新聞報道などで仄聞したことからだけでも、おそらくその通りだろうなと想像が付くというものだ。外国人支援の戦いは最初から勝てないことが決まっていて、せいぜい勝てないまでも負けないくらいにしかできなくて、行政のさじ加減ひとつでどうにでも状況は転がりうる。依頼人の勤務先の上司の友だちが暴力団関係者の昔の仲間だったとか、支援者の所属する同僚が別の団体で参加してるデモ行動で他の参加者が何か器物損壊事故を起こしたとか、その手のしょーもないくっだらない本当にささいなことに難癖付けられて申請を却下されたりなんてことは、いかにも恣意の野放図な行政の現場にありそうな光景なので、現場の実務家として一員が「反日上等」をかかげる団体とは関係を持ちたくないというのはかなりの説得力をもって理解できるわけなのだ。行政が異常にセンシティブなので対抗者もセンシティブに振るまわざるをえない。我々はそのことについて現場をしらないのだから文句を言える筋合いではない。isikeriasobiさんは現場のことについてweb論壇では特権的な地位にある。しかし現場の問題を抜きにすれば、そこに特権性はなく、せいぜい我々と対等の立場に過ぎないわけで、だから現場の実務家としてではなくweb論壇の論者と位置づけてその立ち居振るまいを問題にしたいなと*1


ここで問題にしているのは、かれの発言内容ではなくって、ひとりの論者としてのスタンスだ。ていうか中身の問題に過ぎないんだったら、それこそリング上でルールに従って丁々発止やってればいいだけの話で、いちいち目くじらを立てるようなものでもない。しかしリングの外側でなんやかやするってのはルール違反だろうと言わざるをえない。


最初に不快感を持ったのは、かれが自分のブログから過去のエントリを削除してweb上での政治的発言は辞めると宣言したことで、これはひどくアンフェアだと感じざるをえなかった。かれがそのようにするならば、いったいどこにかれを批判できるものがいるだろうか? 批判などできるものではないのだ。かれは英霊の座にましましている。かれの意図を詮索するつもりはもとよりないが、その宣言は実質的にかれの見解に対する批判をシャットアウトする現実上の効果を持っている。かれはそのことに気付かなかったのだろうか? わたしにはとうていそのようには考えられなかった。「反日上等」に対してあれだけセンシティブであった、かれが、こちらのことに対してここまでナイーブであるということは、はたしてありうることなのか。おそらくそれは無茶な想定であろう。


かれのweb上における振るまいは相当にガサツである。現場の実務家として「反日上等」を恐れる小心さとはまるで裏腹に、web論壇の論者としては「反日上等」批判を展開したかと思えば、ある日唐突に過去の発言をすべて抹消したり、はてなアカウントを削除したりと、かなりエキセントリックな振るまいを見せつけてくれる。とても繊細、慎重さからくる行動とは見えない。自分のweb上での発言が現場に悪影響を与えうると本当に考えるならば、なぜ最初から発言を慎まなかったのか。あの慎重なisikeriasobiさんとこちらのガサツなisikeriasobiさんははたして本当に同一人物なのであろうか? ガサツな人間はその一方で慎重に振るまうことはできない。しかし慎重な人間が一方でガサツな行動をすることはできる。このガサツさにはおそらく背景に何らかの計算があるように思える。むしろ、そこに計算がない、かれは純粋率直に本音を語っているのだと信じるとすれば、その方がかえって失礼だろう。リアリズム基底の実務家をナメんな、という話である。


かれが意識的にその行動を選択しているかどうかまでは分からないが、無意識の計算はある。かれは論壇に主張を持ちこみ、議論を巻きおこし、大声でなにごとかを主張したかと思えば、一転して引っこめたり、一方の極からまるで正反対の極に突きすすむような、そんな迷走ぶりを見せているにもかかわらず、どちらへ転んでもだれからも批判されることはなく、みなに尊敬され、感謝され、惜しまれつつ、論壇を立ちさろうとしている。あれだけ粗雑にも見える大胆な行動をとりながら、どこにも敵を作らないということが、かれの損失につながることは一切しないということが、可能なのであろうか。かれは何も失っていない。かれの行動のすべて、それに対する我々の反応すべての結末が、かれの利益として結実している。少なくとも損失にはなっていない。はなはだ、クレバーだね。


かれがwebからの撤退を宣言したとき、だれしもが残念がった。「せいせいする」などと言うものも「isikeriasobiはweb進出に失敗した」などと言うものもなかった。だれもが、みな、かれを敬愛していた。かれが去ることでweb上からなにものかが失われることを、心底、惜しんだ。お馬にまたがりぽっこぽっこと町を立ちさるかれの後ろすがたに、町の衆がみなで愛惜の声をかける。


「とても残念です!」

「ありがとうございました!」

「おつかれさまでした!」

「シェーン、カムバァァック!」


いやはやなんとも哀しくも美しい光景。涙なくしては聞きえぬ素敵な物語。全米が泣いた感動のラストシーン。だれだ、こんな素晴らしい脚本を書いたのは? それは主演・脚本・監督・制作・配給・興行主を兼ねたisikeriasobi先生にほかならない。脇役兼観客が涙をこぼすそのかげで、興行主はさぞかしほくそ笑んでることだろう。映画は大ヒットだ。映画史上にのこる名作だ。じつに晴れがましい光景ではあるまいか。


実のところ、わたしもisikeriasobi先生の現場の仕事はもとより、web上での振るまいを咎めだてするのは今回の主眼としていない。わたしを苛立たせるのはむしろ、このような茶番に大人しく付きあってる観客の情けなさのほうなのだ。だれひとりとして、いいですか、これはレトリックでもなんでもなく、本当に、文字どおり、だれひとりとして一介の論者をだれもが賛美し陶酔する異様なムードに違和感を表明するものがない、という状況。わたしはその状況の貧しさにこそ恐怖を感ずる。おいおい、英霊に感謝を捧げるやつばかりかよ。一人くらい冷やかしたり茶化したりするやつがいてもいいだろう?


神聖にして冒すべからじ賢きところにあらせられるisikriasobiさまは必然的に過剰に美化される。一点の曇りさえ許されない。かれは寝る間を惜しんで身銭を切って弱者を救済せんとする聖者である。債務処理、債権回収、土地転がしで口糊することは見逃され、そこではなかったことになっている。かれが自分を偽善者であると主張するときは、自己批判のできる謙虚な人物であると評価される。かれはリアリストであることをもって、リアルに基づいた評価を免れるという倒錯的な資格をもっている。だれも、そのことがおかしいとは思わない。思っていても言わない。もし言ってしまったら、村びとに石を投げつけられるだけだろう。言わぬが花である。あえて言うものがあれば、そいつは空気の読めないただのバカだ。web論壇の論者はその点において実に賢明であり、陛下崩御を心の底から悲しんでいるような顔をし、世間にあまねし哀悼愛惜の気分に水を差さないように心がけているのだ。本当に素晴らしいね。天皇陛下万歳


わたしがこんなことを言っても、単なるアホの戯れ言、だれも聞きゃーしないっつの。2ちゃんねるあたりでは、わたしとisikeriasobiさんが対立関係にあると信じてるアホ向きすらあるんだから。もしも、たとえばid:seijigakutoさんなどがこれはちょっと違うんじゃないか、と言ってたら事態はだいぶ違っていたんじゃないかと夢想する。が、そんなことは所詮、夢想に過ぎないのだから言っても仕方がない。おい、おまえら、集団ヒステリーにかかってるぞ! とか言わない。ハーメルンの笛吹きに踊らされてるぞ! とか言わない。たぶん言ってもムダなので。isikeriasobi先生は聖者でなくてはならない人だから。


あー、あほくさ。ぷっぷくぷー。


ブコメ対応

b:id:tari-G web論壇(笑) すごいなー。こういうわかりやすい思考って常に存在するんだねぇ。しかし石蹴り氏への反発があれだけあったのに「だれひとりとして」ってのもすごいな(笑) てかweb論壇て…ひぃ〜(笑)/あ確かに近年多い相対化マニアね 2009/07/03

tari-Gさんのおっしゃる「反発」ってのは、わたしの文脈でいうものと同じものでしょうか? 念のため言っておきますが「反日上等」論議にかかわる反論はここに相当しないですよ。わたしが言っているのは議論の外側におけるisikeriasobiさんの言動についてです。リング上の議論は充分に尽くせばいいじゃないですか。しかしリングの外側で政治的に勝っちゃうのは、ちょっといけすかない感じですね。

web論壇という言いまわしにおかしみを感じられるのは結構ですが、なにか他にうまい表現がありましたらご提案ください。

b:id:nagaichi レトリック mujinさんの違和感の正体>火事と喧嘩ははてなの華よ。誰からも批判されないメタ「リアル」な存在などあってはならない。相対化しろー!偶像を許すなー!引きずり下ろせー!えいえいおー!ということですね。w 2009/07/03

まあ基本的にそういうことなんですが、やはり念を押しておきますけど、批判されるべきは「反日上等」論議といったリング上の議論ではなく、リングの外側で政治的に勝ちに行くスタンスだと思うんですよ。

b:id:seijigakuto 議論, 外国人 IDコールがされていたので、コメントしました。/ 参考として、議論の際の私的な注意点など http://h.hatena.ne.jp/seijigakuto/9236550815951990491 2009/07/03

コメントありがとうございました。

b:id:standout 「計算があるように思える」>どういう計算?どんな利益になるの?/「だれひとりとして」>反発してる人けっこういると思いますが。 2009/07/03

どんな利益になるか…、かれがどのような効果を狙ってやっているかは実際よく分かりません。おそらくisikeriasobi先生じしんもあんまりよく分かってないんじゃないかなという気がしなくもないです。しかし外国人支援の実務家として見せるセンシティブな態度と、はてなにおけるナイーブな言動にはあまりに相違がありすぎやしませんか。もし、その点に少しでも思いあたる部分がありましたら、その相違の理由についてお考えいただければと思います。

b:id:morimori_68 議論 これは何を目標とするかという話である。ネット上の議論で勝つことを至上とする立場はあってよい。しかし、本当にそれでいいかどうかは議論の余地がある。 2009/07/03

isikeriasobi先生は現場において実務家として依頼人の利益を最大限に追及していたと確信できます。ただ、web論壇においてはそのような誠実さが見られなかった、そして周辺にいるわれわれもその点を批判できずにいた、というのが今回エントリの論旨になります。


要するに

これは結局、暴力の問題なのだ。

isikeriasobiさんが過去エントリを削除し、はてなアカウントを削除したことにより、かれの議論相手はかれを議論のルール上で反論することができなくなってしまった。isikeriasobiさんがやっちまったのは、相手から反論のすべを奪う、反論の道を閉ざすということ。それはアンフェアだ。その一方性が暴力的だというのだ。また、見方を変えれば、相手の主張を(∩゚д゚)アーアーきこえなーいしているとも言える。

だから、かれがweb論壇を去ることは、わたしも残念だと思っている。なので、isikeriasobiさんは辞めるのをヤメテ!そして、きちんとwebのうえで応答責任を果たしてほしい。


死者に鞭打つ行為

なぜかは分からないが、日本では死者を批判してはならないことになっている。たとえ正当な理由をもって正当な手続きでなされるものであっても、死者だから、というだけで批判が封じられているのだ。

isikeriasobiさんがやってるのは、webにおける仮想人格の自殺だ。しかも、予告付き*2

かれが死んだら、もうだれもかれを批判できなくなるだろう。


殉教者扱いしてはいけない。

わたしはかれが死のうが殺されようが、そこに生きる論者として扱う。生ある人間として尊敬するし、非があれば批判する。いまんとこ非がないので何も言わないけど、いずれそういうことがあれば批判することもあるかもしれない。


ブコメの拓

b:id:tobaccohat literacy, media, society 個別エントリーに対するコメントとスターを主な手段としたコミュニケーションが状況それ自体への言及を難しく・見えにくくさせている。 2009/07/03

そうですね。わたし自身かれとその周辺の議論に俯瞰的に目を通しているわけではなくて、状況の誤解や偏見はあると思います。が、やはりisikeriasobiさんの過去エントリ削除とアカウント削除宣言は決定的すぎました。

b:id:sionsuzukaze 閉鎖空間 何らかの計算って確認したの?俺は個人的にメールで自分の発言が迷惑になるかもしれない旨を連絡した際、返信にて彼があの反日の馬鹿論争でどんな意図があり何を得たか、を知った。彼は十歩以上先を歩んでるよ。 2009/07/03

わたしの書きかたがマズかったですが、わたしはisikeriasobiさんの内心を評価したり憶測したりするつもりはないです。だから計算うんぬんはここではとりあえず忘れてください。いま最初に考えるべきことは、かれが過去エントリとアカウントを削除することによって、議論の継続が封じられてしまった現実に横たわる事態です。このことはisikeriasobiさんの意図とはかかわりなく存在します。それは誰かの「中」ではなく、我々の「間」に位置しています。


さらにブコメ

b:id:dj19 う〜む 頭のよすぎるmujin氏が、もやもやしている模様。ここまでの経緯がよくわかんねー。 2009/07/03

すみません。実は、経緯のことではないんです。議論の主催者であるisikeriasobiさんが途中で議論をほっぽり出したのは作法に反してるよね、なのに誰もそれを指摘しないよね、と言いたいだけです。

b:id:hisamatomoki ……いしけりさんに何か聞いたの? 直接何か伺ったの? どういう状況で彼がやってるか何か知ってるの? ……その上でこれ書いたなら心底軽蔑する。 2009/07/03

聞いてないし伺ってないし何も知らないです。というのは、そういうことを問題視しているわけではないのです。しいて、かれの内面について疑問を呈するとすれば、なぜ過去エントリを削除したり、アカウントを削除したりする必要があったの?ということくらいですね。しかし結局、そういう問題ではないんです。問題はisikeriasobiさんの内面ではなく、かれと我々との「間」にあります。


過去エントリを消すことの意義

このエントリに反発を覚える人たちが均しなみにネグレクトしている問題がある。それはisikeriasobi先生が過去エントリやアカウントを削除することについての意義。


かれがweb上での議論に見切りを付けたこと自体は、まあかれなりの判断があったということなのでそれは別にいいのだけど、なぜ、わざわざその痕跡を消す必要があったのだろうか? あれがweb上に残されていれば、われわれにとって絶大に有益なリソースとして今後も参照しつづけられたはずだ。かれは自分のエントリに排外的な人物からスターが付けられることについて、自分の意見が少しでも認められた証拠なのだから歓迎する、と言っている。かれはweb上での発言に有効性を認めているのだ。ならば、過去のエントリを残しておくには充分な理由ではないか?アカウントだって、ぜんぜん削除する理由なんかないだろう。使わないなら使わないでそのままほっとけばいい。


なぜ消す必要があったの?消してどうなるの?


エントリにしてもアカウントにしてもみんなかれのものなんだから、かれがそれらをどう処理するとしてもそれはかれの自由だ。だから削除するな、とは言わないし、思いもしない。


だが、かれがエントリやアカウントを削除する意味について、その行為が社会に与える影響について、われわれは考えることができる。いっしょに考えましょう。


ところで、みなさん

数年前、渋谷区で起きた市民運動家の自殺事件ってご存じですか?


渋谷区が利用率のひくい駐車場のテコ入れとして数億円の改装をしようとしたとき、これに反対する市民運動家が抗議の自殺をするんです。そして、その自殺者の息子さんが「おやじが死んだんだから工事をやめろ」「おやじの死を無駄にする気か」と区長に詰めよる一幕がありました。


わたしは不快感を抱きましたね。駐車場にかかわる言い分はどちらが正しいのかは分かりません。しかし、人の死をもって自己主張を通そうとするやり方に、わたしはどうしても賛成ができない。死んだら正義ですか。死者の主張はなにがなんでも受け入れられるべきですか。そうではないでしょう。こんなのは幕末の志士だけで充分です。議論を踏まえた上での総員の決定を重んずる近代社会にはそぐわないですね。


isikeriasobiさんのやり方には、それを彷彿とさせるものがあります。


BUKKOME

b:id:letterdust mujinさんの「ルール」というのはウェブ週刊金曜日の投書欄みたいな場みたいで、私が感じたいしけりさんのブログはヒーローでなくテレビのドキュメンタリーだった。一人の監督が意図を持って編集・公開し打ち切る。 2009/07/03

投書欄というのはよく分かりませんが、isikeriasobiさんがかなり戦略的に行動されてることは間違いないと思います。依頼人の利益を図ることはもちろん、それ以外の場所でも自分の利益に繋がるように非常に巧みな動きをされてます。迷走しているように見えて実はそうではないです。

b:id:mujige isikeriasobi現象 というべきかな、これは。いや、ご本人がどうということより、“専門家”を盾に“現場”から自分を切り離しておいて、安全地帯から石を投げる人たちのことなんですが。 2009/07/03

そうですね。「現象」が、ご本人ではないところで起こっているのは確かだろうと思います。石を投げても投げなくても専門家を盾にするのはマズいです。いえ専門家の見解を尊重するのは大いに結構なんですが、専門家の威を借りて自分の箔付けに利用するのはちょっと…ということですね。

b:id:mae-9 社会 立場としてはわからんでもないけど、ウェブでの言論に過剰な価値を設定するのはどうかな。「ウェブ上の議論に十分なリソースを割けないなら出てくるな」とかいったら例の「バカと暇人のもの」がどんどん現実に……。 2009/07/04

ウェブでの言論に過剰な勝ちを設定する」との意味がよく分かりませんでしたが、外国人支援の本来の仕事は優先されるべきでしょう。わたしは「ウェブ上の議論に十分なリソースを割けないなら出てくるな」とは言っていません。ただし、自分で立ちあげた議論を自分で放棄するのはみっともないし、相手の反論を封ずる暴力であろうとは思います。議論を維持できないのであれば最初から創始すべきでなかったと思います。

あと本件とは関係ないですが「バカと暇人のもの…」というのは肯んずることができません。『インターネットはからっぽの洞窟』というのは97年発行の書籍名ですが、これ以前からインターネットに疑問を呈する人はかなり多くいました。そもそも民主主義という枠組みからしてバカに政治を委ねるというものですので、今さら何を言ってんだ的なお言葉かと思います。

b:id:umeten ネット, 社会, 日本的なるもの, 政治, コミュニケーション, 文化, 身体と精神, メディアリテラシー, 批評, ここポイント なんというか、ネット上でのポジショニング=政治性に対する違和感というのは確かにある。/『現場に対する言及は全て「現場主義」批判にとどまる』という信念が透けて見えるところとか特に。ネット議論のベタ信仰? 2009/07/04

現場主義現場主義でいいけど、わざわざ自分のブログ削除することないでしょ?っていうのはありますね。残しといて何か不都合でもあるんですかね。みんなが惜しむくらいだから有益なリソースには違いないのに、なぜ? うーん、やっぱりここが引っかかりますね。


ブコメ応答

b:id:mgkiller communication 反日上等を叫ぶ人達と「誠実な議論」を重ねる事で同類だと思われると実務に決定的な影響を受ける、という風に受け取りました。それ程に現場がセンシティブなんじゃないかと。/そこも含めてやるせないもんですな。 2009/07/04

そうなんですよね。魔女狩りの時代に拷問して死んだら無罪、死ななかったら魔女に違いないので死刑というむちゃくちゃな判定がありましたが、ちょうどisikeriasobi先生の依頼人のおかれた立場もこれとほとんど変わらないのだろうと思います。そうした状況で俎上にあげられた人はとにかく目立たないようにするしか身を守るすべがない。だから「反日上等」はありがた迷惑だというのは納得できるところです。先生は「反日上等」という理念そのものを批判しているわけではないのですね。というか実は賛同する気持ちがあっても不思議でない。しかしたといそうだとしても、isikeriasobi先生が「人質に取られている」とはまさにこのことで、依頼人の不利になる口実を与えてしまうのでそれを一寸たりとも認めるわけにはいかない。かといって理屈ではないので、近付かないでくれと言う以上のこともできず、かなり立場的に苦しかっただろうと思います。まず状況を変える必要がありますね。

b:id:yellowbell コミュニケーション 「口動かすより身体動かせ」っていう、実務者らしい結論だと思ったけどなあ。Web上に記事を残して誰かに反論させる責任なんて、現場で困窮者を救わんとする彼の責任感に比べたら、実際、屁でもないわけで。 2009/07/04

実際その通りだと思いますよ。現場での実践の重さに比べれば、web上の言葉は鴻毛のように軽いものでしょう。ただ、そういっても議論には議論のルールがあり、価値があるわけです。もし素人と議論する価値はないとお考えになるのであれば、最初から口を開くべきでなかったと思います。わたしは、素人を議論に巻きこんだ方がいいだろうになぁと思いますけどね。いま、ここでisikeriasobi先生を全面擁護している人たちだって、彼がwebに姿を現さなかったら関心を持たなかったんじゃないですか?

b:id:yousuke-m ネット 薄っぺらいまとめ 2009/07/04

「まとめ」ではないです。

b:id:NOV1975 Web 同じ土俵に「立てて」ないのに立っていると思うと寂しい結末に。 2009/07/04

そう、同じ土俵にはもともと立っていなかったんです。現場と論壇とでは目的も違えばルールも違う。isikeriasobiさんにはその自覚があったのに、それを総括できなかった嫌いがあります。そこが問題だったのではないかと思うんですよ。

b:id:blackdragon ネット社会学 部分同意。「だれひとりとして」いや、私は違和感の表明をしたけど。http://b.hatena.ne.jp/blackdragon/20090629#bookmark-14248432 2009/07/04

それは失礼しました。それでは、isikeriasobiさんがwebを下りたことについて、とお受け取りください。現場の知る専門家の見解を絶対視してweb上での議論を取るに足らぬものとするならば、isikeriasobiさんがweb上で発言する意義をなかったことにする、あれは無駄だったとするということです。そこを了解してない人がちらほらいらっしゃるような気がしますね。

収束してきたかなぁ

b:id:fromdusktildawn 記事を残しておいて、不毛な反論や揚げ足取りのようなことを書かれて、放置しておくとそれが通っちゃったりするのでいちいち再反論する必要があるけど、そのやりとりに時間を割くだけの価値を見いださなかったとか? 2009/07/04

まあ、おそらくはそういうことなんでしょう。ただ、そのことは充分に事前予測が可能だったので、その点はisikeriasobiさんの抜かりだったかもしれないです。

b:id:T-3don 議論 振り上げた拳のおろし所が無くなって困惑、と言う話。/死者に鞭打たないのは再反論できないから/論者として評価したければどうぞ存分に。恐らく、戻ってこない人を評価する事に多くの人は興味が無かったのでしょう。 2009/07/04

わたしは拳を振りあげてないので、このエントリに対する要約としては当たってないですね。isikeriasobiさんの自殺は、後に残されるものに対する暴力ですよ、という点だけは確認してほしいと思います。ちなみに、わたしがこのエントリ中でしていることは、isikeriasobiさんの論者としての資質を評価することではありません。かれの周辺の人びとの姿勢を問題にしています。

b:id:tano13 web, communication ルール設定を自在に出来れば、相手をルール違反だと自由に非難できるよね。web論壇ってのが現実を変えれたのを見た覚えがないので絶望に共感するけど。実際には一人の意見すら変えられた記憶がない 2009/07/04

そう、ルールは自分勝手に決めることはできない。そこをisikeriasobiさんは見落としていたと思います。専門家の立場と目的は、一般人と共有できなかったんです。現場の利益に反しているからとしても、一般の議論を制約することはもともと不可能だったんです。ところで、web上での議論の影響力ですが、おそらくポケベルケータイくらいには効能があるだろうと想像します。

b:id:o_ne_i 社会 "自分のweb上での発言が現場に悪影響を与えうると本当に考えるならば、なぜ最初から発言を慎まなかったのか"←説教強盗みたいな言い草だ 2009/07/04

説教はともかく、強盗とは何を指していますか? わたしが暴力をもってisikeriasobiさんの利益を剥奪したという事実がありましたでしょうか?

b:id:Amerikan 本当にこの状態で「差別されている人と戦いたい」というんだろうか、と思うとこっちも躊躇してしまう。あとその「差別されている人」はどこ行っちゃったのか?と思うのはあるよね。 2009/07/04

そうですね。わたしは現場を見ていないので(←デモの方ね)断言はいたしかねるのですが、どうも当事者への配慮を欠いて事が進められていたんじゃないか、他人事あつかいだったのではないかという気がします。ただ、社会のなかでの動きが大きくなればなるほど、当事者とじかに接触する人の比率が下がり一般化することは避けられないことですので、もし支援運動の輪を当事者近辺に絞りこもうと考えているのでなければ、そうした現実は受け入れざるをえないだろうとも思います。そのうえでどうするかを考えないといけないようですね。

b:id:muchonov 結果的にコミュニケーションコストに見合う対価が得られなかったと合理的に判断されただけのように見えますけど。KPIを設定して撤退ラインを決め、速やかに決断するのはビジネスの基本で、「迷走」とは言われません。 2009/07/05

コストに見合わないのは最初から分かりきっていたことなんです。専門家としては、一般人に「理解」を求めることはできても、どだい立場も違えば目的も違いますから、たとい全力を注いだとしても言動を制約することは不可能なんですよ。一般人としても、専門家の見解を「傾聴」することはできても、立場が違うので「代弁」することはできません(一般人のくせに専門家きどりかよ、ってことになる)。isikeriasobiさんはどうがんばってもその立場の違いを越えられないんです。isikeriasobiさんの力不足だったとかではないですよ。現場の合理性は一般の合理性に合致しない。それが専門家と一般人のあいだに絶望的に横たわる溝なんです。


ブコメブコメ

b:id:Mukke 議論, ( ゚д゚)ポカーン, 釣られないクマー 彼が文章を消したのは本当に残念だった。その点について,彼の行動には疑問が残る。けどそれだけ。 2009/07/05

「彼の」に関しては一つの判断として「それだけ」で構わないと思いますが、いまここに残っている我々が何をなすべきかについては、継続して考えなければならないかと思います。

b:id:sauvage コミュニケーション, ネット, はてな, メタブで続き こんなコップの中の立ち位置問題にまでなったら職業人は相手してられない。まして一線踏越えた争い方してる人だ。他人の論難の前にリソースを十分割けないプロが参入し難いcommunicationに荷担する自分の主体性は? 2009/07/05

b:id:sauvage meta かの切込隊長だって炎上したんだからいしけり氏が「戦略的」に動くなんて出来る訳無い。こうやって"作法"や"粘着した者勝ち"になってるんだから撤退したのは結果的に正解。 2009/07/05

撤退が正解というのであればそれはそれで結構ですが、とすればそもそも参戦したこと自体が間違いだったということになりませんか? わたしはisikeriasobiさんのweb論壇への参戦を歓迎しているので、その考えには賛同できません。ただし参戦するからにはリソースを要することは最初から明らかでした。それが読めなかったとしたら、それはisikeriasobiさんの迂闊さだったでしょう。

b:id:nekora "せいぜい我々と対等の立場に過ぎないわけで"  対等なのは使える通信手段だけである罠 つか反知性主義キター 2009/07/06

被引用部の前後はこうなっています。

我々はそのことについて現場をしらないのだから文句を言える筋合いではない。isikeriasobiさんは現場のことについてweb論壇では特権的な地位にある。しかし現場の問題を抜きにすれば、そこに特権性はなく、せいぜい我々と対等の立場に過ぎないわけで、だから現場の実務家としてではなくweb論壇の論者と位置づけてその立ち居振るまいを問題にしたいなと。

現場に立つ実務家という特権的な地位を抜きにしても、まだ、なにかしら特権性を帯びているとお考えなのですか? とすれば、その特権性とは何ですか? わたしはそのような特権性などなくweb論壇における論者としては対等だと考えたからこそ、このように書いています。対等だから対話ができる。もし相手に特権性を認めてこちらがそれに唯々諾々と従うしかないというのであれば、それこそ反知性主義というものではないでしょうか?

*1:あともう一つ、現場の利害を抜きにして「反日上等」について語ることも可能だと思うが今回はパス。

*2:なんで予告する必要があったの?お別れパーティでも催したかったの?

seijigakutoseijigakuto 2009/07/03 20:51 こんばんは。
IDコールがされていたので、お答えします。

>>「反日上等は依頼人の立場を悪くする」〜

「不法滞在者」という最前線の外国人に関しては、エントリーを書いたので参考にして下さい。
http://d.hatena.ne.jp/seijigakuto/20090702/1246532081
そもそもの所として、「外国人排斥にNOという事は大歓迎。但し、他者支援のデモならば、自分の主張したい事よりも支援する他者の立場を考える配慮が欲しかった」というだけの話であり、そこにあれこれ理屈をつけて反論?してくる人に、自分の出来る限り説得力のある理由で答えるならば実務の根拠を背景にしたものにならざるを得ませんし、そういった事情を前提に、各々の論者にピンポイントで答えていれば、断片的な情報の集積にしかならないと思います。

>>そんな迷走ぶりを見せているにもかかわらず〜

議論(discussion)・討論(debate)・ブレインストーミングなど場の性質・目的の設定についての「共通認識」がなく、誰がどのような思考枠組・得意分野を用いてコメントしているのか不明な状況に慣れている場合はそう見えるのかもしれませんね。
ただ、web特有のプロレスのような、観客に見せるための勝った・負けたの議論を志向しているのではなく、相手から何かを引き出したり合意を得るための議論を志向していたのだと解釈すれば、違ったものも見えてくるのではないかと思います。
参考として、私の議論の姿勢について書いたエントリーを張っておきます。
http://h.hatena.ne.jp/seijigakuto/9236550815951990491

>>id:seijigakutoさんなどがこれはちょっと違うんじゃないか、と言ってたら事態はだいぶ違っていたんじゃないかと夢想する。

私の場合はサヨクではないので、エントリー内容に共感して納得するという事は少なく、その理屈や説得力で納得するか否かを決めていますので、疑問に思った所などは、isikeriasobiさんに直接質問をしたりしました。
前のエントリーと絡んで総合的にお答えしますが、英米、ドイツ・オーストリア・フランス・ポルトガルなんかに住んでいるor住んでいた人や法務省の人なんかにも断片的ながらも状況などを聞いたりしましたが、立場による視点や感情移入の度合いの違いなどは当然ありますけれど、エントリー内容や質問への返答内容で、いわれるような疑問点は感じられませんでした。

mujinmujin 2009/07/03 21:07 わざわざお呼び立ていたしまして、すみません。ただ、自分もちょっと言葉足らずで真意が伝わっていないようで、せっかくのお骨折りをいただいたのですが、その点は申しわけないです。

不法滞在者うんぬん法務うんぬんは本件エントリには関係ないのでパスさせてください。

わたしがいう「迷走」とはisikeriasobiさんの主張内容「ではなく」、いったんブログで開陳した意見をあとで削除したり、あるいはアカウントを削除したりといった主張の「外側」の振るまいのことです。つまり共通のルールをしき何らかの目的を設定したうえでの議論をisikeriasobiさんがしていないのではないかという疑義であります。そのうえで、そのことを指摘するものがないのはどういうことだろうか、という疑義であります。

mae-9mae-9 2009/07/04 08:00 はじめまして。
本業がそれなりに忙しいもので、ブコメは基本書き捨て状態なのですが、少しだけ補足します。

>わたしは「ウェブ上の議論に十分なリソースを割けないなら出てくるな」とは言っていません。

たしかに、そうはおっしゃっていません。ですが、

>ただし、自分で立ちあげた議論を自分で放棄するのはみっともないし、相手の反論を封ずる暴力であろうとは思います。議論を維持できないのであれば最初から創始すべきでなかったと思います。

これは、僕の考えでは「ウェブ上の議論に十分なリソースを割けないなら出てくるな」とほぼイコールのことをおっしゃっているようにしかみえないのです。

専門家や実務家が、本来金銭の授受などを発生させて(大学の講義や、講演会、もしくは講師代をもらって登壇する私的な勉強会などですね)提供してもいいような情報を、ウェブ上に提供するというのは、中には明確な目標をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、多くの場合、「きまぐれ」な動機によるものです(isikeriasobiさんがそうだった、といいたいわけではありません、念のため。一般論として、です)。

「議論を維持できないのであれば最初から創始すべきでなかった」というのは、「一度議論を立ち上げたが最後、次々とその議論に参戦してくる、様々な前提の論者の相手を逐一していかなければならない」「たとえ相手をしないと判断したにしてもログは残せ」ということなのではないかと理解したのですが、こうした意識がネットユーザーに共有されてしまえば、「きまぐれ」な動機でウェブに言論を発信することに対するハードルは上がります。

専門家や実務家を崇め奉れ、とは僕も思いません。しかし、こうして「きまぐれ」のハードルが上がれば、ウェブ上で言論を発信する人に「バカと暇人」が多くなるのは自明でしょう。そうした状況が生まれることは、ネットユーザー全体にとっても損失ですし、たまには「きまぐれ」を発揮したい専門家や実務家にとっても損な、誰も得をしないのではないか、と僕は考えるのです。

「そもそも民主主義という枠組みからしてバカに政治を委ねるというもの」という見識はごもっともですが、僕たちがみすみす進んでバカとして振る舞う必要も、バカの弁護に回る必要もないでしょう。

僕が今回、mujinさんの上げられたエントリを見て感じたのは以上です。

あはすあはす 2009/07/04 09:03 応答応答っていうけど、それに値する意見なんてあったかね?
いしけりは誠実に応答していたのに、当て擦りみたいに反日上等を喚き続けたり、藁人形叩き、被害妄想、果てはいしけりを在特会の回し者みたいな事まで言い出すヤツがいて、それにお仲間が一杯☆つけてたじゃないか。
絶望して、少なくともウンザリして去っていったのは明らかなんだから、そんな連中に餌を残しておかないのは当然だろう。
議論を続けたいのであれば、反日上等で外国人差別を解体すると大見得切った奴等がエントリー上げればいい。webから消えようが、いしけりは著書だって残しているんだから。

あはすあはす 2009/07/04 09:21 >>リング上の議論は充分に尽くせばいいじゃないですか。
だから、それをしたヤツがいたかよ?

>>isikeriasobi先生は現場において実務家として依頼人の利益を最大限に追及していたと確信できます。ただ、web論壇においてはそのような誠実さが見られなかった、
ずっと誠実に対応してきたじゃないか。mujinのエントリーについたブクマの『「観客席」にいるつもりの人間は“なぜ「反日上等」や「ウンコ日の丸」のない1万人デモが組織されないのか”を問うべし』にいちいち丁寧に答えて、そんなこと聞いてないと切り捨てられたじゃないか。
自分が差別を解体するだとか、いしけりは在特会と結託してるとか、あれだけ人に不誠実に振る舞っておきながら、相手には誠実を要求するの?

>>見方を変えれば、相手の主張を(∩゜д゜)アーアーきこえなーいしているとも言える。
そう言いたくなるような意見ばかりだったよ。

>>わたしはかれが死のうが殺されようが、そこに生きる論者として扱う。生ある人間として尊敬するし、非があれば批判する。
生きる論者として扱われない場だと思われたんだよ。少なくとも「はてな」は。

>>なぜ、わざわざその痕跡を消す必要があったのだろうか?
いしけりは、むしろアホにつき合い過ぎたよ。Romanceみたいなエントリーに丁寧に反論するほど面倒見のいい人なんだから、残しておけばまた反論したくなるだろうよ。いしけりにとっては無駄でしかない。
アカウントまで消したのは賢明だよ。

>>あー、あほくさ。ぷっぷくぷー。
いしけりにそう言われたんだよ。「はてな」の残念な連中は。

トビトビ 2009/07/04 09:40 >mujinのエントリーについたブクマの『「観客席」にいるつもりの人間は“なぜ「反日上等」や「ウンコ日の丸」のない1万人デモが組織されないのか”を問うべし』にいちいち丁寧に答えて、そんなこと聞いてないと切り捨てられたじゃないか。

問うべしはいしけりさん以外全員。
いしけりさんがいようがいまいが、これからも別の問題でも自分に問いましょう。

baabaa 2009/07/04 11:14 真面目に話している相手にウンコ投げ付けられば立ち去られて当然。石蹴りはネットプロレスの愛好者じゃないんだから。
応答すべき意見がどれだったのか示されなければ、このエントリーも説得力はゼロ。
石蹴りの立ち去りは、リアル論客がネット論客をどのようにみているかを知るいい機会だと思うよ。

mujinmujin 2009/07/04 11:56 mae-9さん、あはすさん、baaさん、コメントありがとうございます。

mae-9さんのコメントは文字数が多いですが、おっしゃっていることは1つに焦点が当たっていて、その1点の説明のために丁寧に字数が費やされているので、わたしもお答えしやすく、ありがたいです。

mae-9さん> 「一度議論を立ち上げたが最後、次々とその議論に参戦してくる、様々な前提の論者の相手を逐一していかなければならない」「たとえ相手をしないと判断したにしてもログは残せ」ということなのではないかと理解したのですが
あはすさん> 応答応答っていうけど、それに値する意見なんてあったかね?

わたしが言っているのは「様々な前提の論者の相手を逐一していかなければ」ということではないです。他人のことは自分の意のままにならないものです。すべての意見に反駁してみせよとは言っていません。そんなことは求めていないのです。ただ、なにかしら意見を表明した場合に、人の考えというのは十人十色ですので異論異見が起こるのは充分に予測可能でした。そうした異論のうちには論ずるに足るものもあるでしょうし、取るに足らぬものもあるでしょう。しかし、いずれに対しても反論する必要はないのです。反論の必要なしと判断するなら、自分からは何も言わず、観客の判断に委ねてもよかったんです。異論が存在するというだけの理由で、自分の提起した主張を(撤回でも訂正でもなく)隠してしまうというのは、あまりに突飛な、極端な行動のように見えます。もっともisikeriasobiさんの立場としては、そのような取るに足らぬものも含めて異論が存在するという状況が、特権者に悪用されて依頼人の不利益になるとお考えになったこともよく分かるんです。けれども、それはwebに登場する以前から分かりきっていたことです。それが分からなかったとすれば、それはisikeriasobiさんの迂闊さだったでしょう。人間だれしも失敗はありますし、すべてを予見できるものではありませんので、そのこと自体を責めているのではありません。なにか意見を表明すれば当然、異論も現れるということを後になって初めて知ったとしても、そうした意見百出の状況を他人のせいにするのは不誠実です。異見をもつ人のなかには、isikeriasobiさんの見解について真摯な気持ちでもって反論していた人もいるのではないですか。isikeriasobiさんの内部事情がどうあれ、実際そこで起こったことは、異見をもつ人の口を政治的に封じてしまうことでした。これはisikeriasobiさんと意見者との一対一の関係だけに注目すれば、アンフェアだと言わざるをえないです。議論から撤退するのはかまいません。沈黙して打たれるがままになればいいのです。わたしが疑問視しているのは、isikeriasobiさんが自分の痕跡をweb上から消すことにより(意図せざるにせよ結果的に)政治的な盾をまとう行為です。

あはすさん> 当て擦りみたいに反日上等を喚き続けたり、藁人形叩き、被害妄想、果てはいしけりを在特会の回し者みたいな事まで言い出すヤツがいて
具体例が挙がってないので一つひとつ検討することはできませんが、isikeriasobiさんを在日特権を許さない市民の会の回し者という人があったとは初耳ですし、それは残念なことですね。そのような取るに足らぬ雑言にいちいち反駁する必要はないでしょう。わたしはそれを求めているのではないです。

あはすさん> 絶望して、少なくともウンザリして去っていったのは明らかなんだから、そんな連中に餌を残しておかないのは当然だろう。

あはすさんが、なぜ「当然」と考えるのか、それがisikeriasobiさんの見解をどれだけ反映したものかは分かりかね、「餌を残さない」というのは難癖に悪用されそうな言葉を消しておくということだと思いますが、わたしがそこで首をかしげざるをえないのは、悪用されることが予見できるくらいであれば最初から言うべきでなかったのではないか、ということです。うえに述べたとおりです。

あはすさん> だから、それをしたヤツがいたかよ?

いました。ここでその人の名を挙げることはしませんが、議論のルールにのっとって、つまり正当な手続きを踏んで議論に参加した人は確かにありました。その主張内容の是非、賛同できるかいなかはそれぞれの判断でしょうが、少なくともルール上で議論する人はありました。

あはすさん> そんなこと聞いてないと切り捨てられたじゃないか。

それはApemanさんとのやり取りと了解していますが、Apemanさんは「観客席にいるつもりの人間」に問いかけていて現場に立つisikeriasobiさんの応答を求めているわけではありません。わたしもisikeriasobiさんが感想を述べ始めたことには少しびっくりしましたが、支援運動が広がらないことへの専門家の背景分析は傾聴に値するものだし、もともとisikeriasobiさんもそのつもりで説明したものと受けとっています。もしかしたらApemanさんの問いかけをisikeriasobiさんは自分への問いかけだと誤解していたのかもしれませんが、その責をApemanさんに求めるのはちょっと筋違いというものでしょう。

あはすさん> 自分が差別を解体するだとか、いしけりは在特会と結託してるとか、あれだけ人に不誠実に振る舞っておきながら、相手には誠実を要求するの?
あはすさん> 生きる論者として扱われない場だと思われたんだよ。少なくとも「はてな」は。

そこでおっしゃる「自分」というのがどの人のことなのか分かりませんが、不誠実な人が言いがかりを付けてくるからといって、こちらが不誠実で答えなければならない理由はないと思いますよ。もしそんなことをしたら、それこそ依頼人の不利益になるのではないですか。

あはすさん> 面倒見のいい人なんだから、残しておけばまた反論したくなるだろうよ。いしけりにとっては無駄でしかない。アカウントまで消したのは賢明だよ。

これはちょっと言いすぎなのではないですか。自分の残した言葉が批判をあびることがあった場合、その批判が妥当なものであれば甘受すればよいし、そうでなければ反論するなり自説を撤回するなりすればよいのです。それを無駄骨だとおっしゃるなら、その無駄骨を相手にも背負わせたisikeriasobiさん自身に責任があります。無駄だと知りつつ議論をふっかけ、やっぱり無駄だったからと自分の起動した議論をほっぽり出して逃げたのですか。そうではないでしょう。それはisikeriasobiさんにとっても不名誉なことだと思いますよ。isikeriasobiさんには自分を頼りにしてくれる依頼人があり、その人を最優先した結果、web上での議論を断念せざるをえなかったのではないですか。それはweb上の議論を無駄だと考えてのことではないと思いますよ。isikeriasobiさんをうんざりさせたのは真面目な異見者ではなく、つまらない言いがかりを付けてくる人に対してでしょう。異見を投げかけてくる人すべてを無駄な議論を吹っかけてくるやつだと切ってすてたわけではないと思いますよ。

baaさん> 真面目に話している相手にウンコ投げ付けられば立ち去られて当然。
baaさん> 応答すべき意見がどれだったのか示されなければ、このエントリーも説得力はゼロ。

baaさんが「ウンコを投げ付けるような行為だ」というのが具体的にどういうことなのか分からないので、お答えのしようもないですが、どの論者のどういった意見を「ウンコ」だとお考えなのかをお示しになった方が、説得力は増したと思いますよ。


トビさん、コメントありがとうございます。

トビさん> 問うべしはいしけりさん以外全員。いしけりさんがいようがいまいが、これからも別の問題でも自分に問いましょう。

そうですね。isikeriasobiさんに肩入れする人もあれば、異論を唱える人もある。いずれも外国人の受け入れには賛成しているのですから、それぞれの立場で考えて推進していけばいいと思います。それが専門家からみて不都合なこともあるかもしれませんが、いずれにしても立ち止まっているだけではいけませんので、試行錯誤を重ねつつ前を見ていくしかないだろうと思います。

baabaa 2009/07/04 12:21 そんなモノは自分でROMして探しなさいよ。
ヲチスレでも順にみて行くぐらいの手間は惜しみなさんな。
この騒動を真面目にトレースしていた人はちゃんと分かっていますよ。

mujinmujin 2009/07/04 12:33 「ウンコ」というのは、あなたの解釈ですよね。わたしが見ても客観的にそれがウンコだと分かりますか?わたしにはあなたの解釈を知るすべがありません。

dj19dj19 2009/07/05 14:56 出遅れたようです。IDコールされても届かないことあるようです。

>すみません。実は、経緯のことではないんです。

1つ前のエントリのブコメについてですが、「もやもやする」「こりゃ絶望的にひどいね」が何に係っているのかよく分からなかったので、反日上等のことかな、もめ事でもあったのかな、と、後で確認するため自分に向けて、「ここまでの経緯がよくわかんねー」と、ブコメしたのですが、過剰に美化されることへの違和感の表明ということだったのですね。
正直、自分のブコメを見つけて、いやな汗がでてきました…。

mujinmujin 2009/07/05 19:42 あ、どうも。ご迷惑おかけしてます。そうですね。過剰に美化されること、見方を変えると、isikeriasobiさんという一個人を神格化しようとするこっち側の行為にちょっと疑問を感じてしまったんですよ。

o_ne_io_ne_i 2009/07/05 23:08 はじめまして。

>説教はともかく、強盗とは何を指していますか? わたしが暴力をもってisikeriasobiさんの利益を剥奪したという事実がありましたでしょうか?

これは失礼しました、言葉足らずでした。
mujin様が説教強盗だと言いたいのではなく、引用した発言が説教強盗のような言い草だと思ったのです。
なぜそう思ったのかは日を改めて説明させていただきますが、取り急ぎお詫びまで。

mujinmujin 2009/07/06 12:25 コメントありがとうございます。

isikeriasobiさんがweb論壇において不本意な状況に置かれたことに異論ないと思いますが、その当人に対して重ねて「そうなったのはあなた自身の落ち度だ」と責めを負わせるところが、おそらく説教強盗に共通しているからではないですか。

heyjheyj 2009/07/06 14:47 今回の事は現場の合理性と一般の合理性は完全に一致していて、一部の人のそれが絶望的にかけ離れていただけです。
いしけり先生の誤謬は、はてな界隈でそんな議論をしていると一部の人のトンチンカンな議論に巻き込まれるリスクが増大する点を甘くみていたこと、そんな人とまで対話可能と思い込んでズルズル付き合ってしまったことでしょう(だからもっとさっさと全部消せば良かった。)。
まあブコメに対応している度に、徐々に論旨がずれていくのは良くあることだとは思いますが。

heyjheyj 2009/07/06 15:59 いしけり先生が去った後、反日上等はどうなりましたか?id:toled氏やid:Romance氏は、差別を解体するなんて啖呵をきったくせにダンマリを決め込んで、ハイクでは差別解体どころか数日でネタと罵倒の場と化しているではありませんか。リアルで活動の場がある人なら、こんな兆候があれば、さっさと見切りをつけるのは当然。いしけり先生からみると、webでの発言はともかく、はてなの議論に首を突っ込んだのは全くの時間の無駄だったということでしょう。同じ場で議論をしていると思い込んでいると、捨てられた時に淋しい思いをしますね。

mujinmujin 2009/07/06 18:30 コメントありがとうございます。

「一部」というのが何を指しているのか分からないので一般論としてのお答えになりますが、現場の合理性と一般の合理性はほとんどの事例で乖離するので、それを本件に限り完全一致と主張されるのであればかなり困難な証明を必要とするかと思います。

また本件は発生からまだ日が浅く、あたかも一朝一夕に差別認識を解体しうることを前提としたご意見にも賛同いたしかねます。このような運動は今後も継続して行われ続けるものであり、ごく短期間だけを限って成果が目に見えないから無駄な行為だった、失敗だったと見なすことは間違っています。そうした謂いを認めるならばアカウント削除したisikeriasobiさんは依頼人の被ったリスクを既に回避しえているのか、未だ回避しえていないのであればアカウント削除の判断は失敗だったということになるのではありませんか。わたしはそうした論法を認めることはできません。

なお同じ場(いわゆる現場ですよ)で議論をしていると思い込んでいたのはisikeriasobiさんであって、わたしや他のはてなーではありません。

heyjheyj 2009/07/06 19:10 メタ批判は気楽でいいですね。

>>現場の合理性と一般の合理性はほとんどの事例で乖離する

それは貴方が勝手に決めつけているだけでしょう。
現場の合理性は一般の合理性を見据えて示されて初めて意味を持つものです。私は障害者支援の現場で働く者で、外国人支援の現場にも少しだけ関わっていますが、どこでも共通です。
一朝一夕に差別認識を解体しうることなんて前提にしていません。あのエントリーにその欠片もみえないことを端的に指摘しただけです。少なくとも「ハイク」の罵りあいすらまとめ上げることができない議論では、話にならないと申し上げております。
そうでないなら、貴方と貴方のお仲間が外国人問題に対して素晴らしい成果を上げうることを、現在の成果ではなくて、将来のロードマップでも結構、何かのエントリーで、いしけり氏が著作や論文で示したように、示してみれば済むことです。それに説得力があれば、支持する人はちゃんと支持しますよ。

mujinmujin 2009/07/06 19:23 お気楽だからいいんです。みながみなisikeriasobiさんのように当事者性を帯びて口が堅くなってしまったら議論が一般化できなくなってしまうんですよ。

現場の合理性が一般の合理性に基づいて初めて有効になるとのこと、おっしゃるとおりだと思います。一方で、一般の合理性も現場の合理性に基づいてこそ有効に機能しうるものと思います。これは相互に影響を与え合うものであって、一方が他方に優越するということはないと思います。そして、このような摺り合わせが必要になるのは、現場と一般の合理性が乖離するからこそなんですよ。でなければ現場に立つものが社会一般を参照する必要なんか土台ないんです。

一朝一夕に差別認識を解体できるものではないとの見解に賛同していただきまして、ありがとうございます。とすればダンマリを決め込んでネタと罵倒の場と化したとしても、それは一時的な状況に過ぎないこととご理解いただけていると思います。

ちなみに、わたしはweb上に「お仲間」を持たないので連帯責任を問われても困ります。なんで、ここにコメントしようと思ったの?

トビトビ 2009/07/07 10:45 誰と誰が仲間とか、こういうものの見方は、反日なんとかの議論がなくても、いしけりさんのような実務家にとって迷惑になる可能性はないのかな。

mujinmujin 2009/07/07 12:48 いやもう全くそうですね。そもそもisikeriasobiさんが反日上等は止めてくれというのも、あいつとあいつは仲間だと決め付けられてしまう現実があるからであって、それを知ってか知らずか、isikeriasobiさんを苦しめている側の人と同じことをやってる。本当はそういう態度をこそなくしていくべきなのに…。

o_ne_io_ne_i 2009/07/14 22:24 お返事が遅くなって申し訳ありません。

>その当人に対して重ねて「そうなったのはあなた自身の落ち度だ」と
>責めを負わせるところが、おそらく説教強盗に共通しているからではないですか。

そうです、正にその通りです。
ちなみに「説教強盗」を連想してしまったのは、下記エントリーの下のほうにある、
「説教強盗にでもあった気分」というのを読んだからなのですが、
この場合も、警察は少なくとも一次的な加害者ではないですね。
(二次加害はかなりやってそうですが…)

http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/8453013.html

ついでに言うと、「なぜ最初から発言を慎まなかったのか」は
「このガサツさにはおそらく背景に何らかの計算があるように思える。」に
繋がっているのだろうと思いますが、
往々にして、しっかりしている人でも意外なところで抜けていたりするので、
それはいくら何でも穿ち過ぎなのでは?という意味も込めたつもりです。

mujinmujin 2009/07/16 21:47 計算についてです。すでにisikeriasobiさんがご自身のエントリを削除してしまっているので摘示はできませんが、かなりご発言の端々から鼻につくような自己演出はされてまして、そのことに気付いたのか、sharouさんもやんわり諭すように遠回しに諫言されてましたが、isikeriasobiさんは自分が偽善者だからと洒落でごまかす一幕もあって、その辺りでの印象はかなりよくないものがありました。これは個々の発言のみに留まるものではなかったです。まあ、こういうことをテキストの消えた後に言うのもどうかと思うんですけどね。そのことも含めてやっぱやり口がきったねーなーという感はぬぐえません。まあ、一言でいうと残念。ここに尽きますね。

o_ne_io_ne_i 2009/07/16 23:49 ああ、なるほど。
私はその辺のやり取りは深追いしていないので批評は避けますが、おっしゃっている意味については了解しました。

mujinmujin 2009/07/18 16:52 ありがとうございます。そのうちまたisikeriasobiさんも違う形でふらっと姿を現す時期がくるんじゃないですかねー。

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