二十一日目.

月曜日はゼミデー.
二つプレゼンを聴きました.
1つは研究室に滞在中の振付け師のパブロさんの発表.
パブロさんはしばらくダンサーとして活躍されたあと,
自分のダンスが同じパターンの繰り返しになっていることに気づいて
「新しい動きを生み出すにはどうしたらいいか?」
という問題に取り組んではります.
パブロさんのアプローチは人体モデルで作った無意味な姿勢を
ランダム数列に従って順番に示すという方法.
こうして作られたダンスは操り人形を見ているような印象でした.

それからポリマーを使って人体にそっくりな構造のロボットを作ろうとしている
ミュンヘン大学の方の発表を聴きました.
60℃ぐらいまで熱すると柔らかくなるポリマーを手で変形して作るんだとか.
関節部は中に繊維が通っていてちぎれないようになっているそうです.
試作にもってこいだなあ.

夜はBABELという映画を観ました.
ドイツ語吹替えでよくわからなかったけれどなんだか悲しい映画でした.

BABEL公式ウェブページ:
http://babel.gyao.jp/