ムクク日記 RSSフィード

2018-07-06 スタジアム

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 グラウンドで駆け回る選手、大いに飲み食いしプレイに歓喜する観客、準備から後始末までスタジアムの職務に専心する働き手……。膨大な金が動くアメリカンフットボールの試合の運営には、大学OBによる巨額の資金援助も欠かせない。

『ザ・ビッグハウス』(米国・日本、想田和弘、マーク・ノーネス、テリー・サリス)は、フットボールに関わる大勢の人々を均等に映し出す。スタジアムは、ザ・米国であり、ザ・世界だ。

 感情が金を呼び、金が感情を満たす。スタジアムでは、良くも悪くも資本の論理が有効に機能している。

2018-07-03 絵の夢

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 ただ絵を並べたてるだけではない。

 絵には実人生が重なり、物語がある。日常に色合いを付け、叙情性をかき立てるのである。

2018-06-29 人間画

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 植物であれ、風景であれ、すべて人間として、描くこともできるのだ。

2018-06-26 死の痛み

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 寝台に横たわり、病の痛みに苦しめられ、衰弱して食欲さえないまま、死を待つ国王。絵画的映像で18世紀初頭をよみがえらせた『ルイ14世の死』(フランス・ポルトガル・スペイン、アルベルト・セラ)は、死の肉体的苦痛を知らしめる歴史映画だ。

2018-06-22 歳月

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 青年期のやんちゃぶりは、完全に消えるわけでもないし、消す必要もない。奔放さが残っているからこそ、積極的に行動したり、痛みや味わいを反すうできるのだ。

30年後の同窓会』(米国、リチャード・リンクレイター)は、再会した3人が、旅を通じて、半生を見つめ直し、より絆を深めている。歳月を重ねるのは、マイナスばかりではない。