情報格差

「アンカテ(Uncategorizable Blog) - 読売グループの総力あげて麻生を潰すとナベツネは言った」を読んで、冒頭で戸井田とおるという自民党議員の名前が出てきて調べたことある名前だと思い当たった。

→「図書館と戦争犯罪責任と」

　私は解散総選挙でもやらなければつまらないと無責任に公言しているもので、自民党の総裁に誰がなろうと変わらないと思っている。麻生氏を応援するという戸井田氏の力みに感ずるところもない。それにしても、安倍氏といい、福田氏といい、麻生氏といい、戸井田氏といい、政治屋の跡取りばかり登場するんだなと関係ない観点で感心するくらいのものだ。

　ただ、報道の会社経営者が政治を制御できると考えて、現にそうしようとしているという話の方は捨て置けないと思う。そういう意味において、意義のある論考を読ませて頂いた。新聞やテレビでしか情報に接することが出来ないひとと、ネットを情報源のバリエーションとして持っている人との格差についての指摘の意味が、この論考を読むと見えてくる。なるべく多くのひとが、ネットを使いこなせる状況にならないといけない、という思いを強くする。