まみ めも

つむじまがりといわれます

北の富士流

先週は連休で、久しぶりにサッカーのないおやすみで一日時間があったので近場の公園でピクニックをやることにした。前の日に人参の甘煮、卵焼き、鶏もも肉の照り焼き、ゆでた枝豆を用意しておいて、朝、ごはんを炊いておにぎりを10個つくった。おにぎりのときはみんなよく食べるので大きめにしておく。サッカーボールを蹴ったりしゃぼん玉をとばしたりして遊んだあとでお弁当をひろげてわいわい食べた。レジャーシート2枚に家族5人で座ると膝がぶつかるちょうどよい窮屈さ。花粉がひどくて長居できずに帰ったけれど、日差しがあたたかく、頭がぼんやりしてすこし投げやりな気持ちになるのが春の感じ。

北の富士流

北の富士流

ト。

単身上京して横綱に上り、引退後は親方として2人の横綱を育て、さらに相撲協会からはなれてNHKの解説者となった北の富士。男も女も魅了する“粋”と“華”の秘密とは。波瀾万丈の半生をすべて記す。

ずっと予約待ちになっていて、手元にきたのがちょうど春場所の初日、北の富士さんが解説に戻ってきた日なのだった。粋と華の二文字がピタリとはまる男ぶりで、本に出てくるエピソードもいちいちしびれさせてくれる。照ノ富士が今場所は復活の兆しと思ったところで十四日目、立会いの変化で興ざめの失態をやってしまった。こういうぎりぎりのところで垣間見えるメンタルの弱さというのは嫌いではないけれど、千秋楽に稀勢の里との取組でどんな相撲をしたってつまらない気分は払拭されない。きょうはこの照ノ富士について北の富士流のコメントがきけるのかどうか。