「長い駅名」で返り咲き…南阿蘇鉄道

 日本一は〜「南阿蘇水の生まれる里白水高原」〜−阿蘇郡阿蘇村中松にある、南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅が、日本一長い駅名に返り咲くことが二十五日、確定した。これまで日本一だった島根県の駅名変更が決まったため。同鉄道は「日本一を歓迎したい。二十八日から「日本一」との車内アナンスを再開する」と喜んでいる。
 島根県出雲市一畑電車が、日本一だった「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」駅を、美術館の三月末の閉館で変更。同日、新駅名を五月二十一日から「松江イングリッシュガーデン前」駅とすることを発表した。
 「白水高原」駅は1992(平成四)年に開業。同鉄道によると、駅は旧白水村が設置。住民らが話題性を狙って長い
駅名を付けた経緯がある。
 同鉄道は「近く、駅名表示板にも「日本一」を明記する予定。大型連休前に明るい話題で、多くのお客様を呼び込みたい。収入増につながればさらにありがたい」と話している。
 熊日新聞4月27日分より抜粋