音響心理学
英文科目名 | 担当 | 単位数 | 履修年度 |
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Psychoacoustics | 宮坂榮一 | 2単位 | 2年(2004年度)後期 |
出席 | 試験 |
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4回に1度の割合でミニテストを行い、これに代える | 試験期間中に行う |
【感想】
認知工学概論の宮坂先生が担当である。
授業内容は、認知工学概論で「視覚」について扱ったのに対し、この講義では「聴覚」を扱った内容であった。
進め方はほとんど認知工学概論とほとんど変わらない。あらかじめUPされた講義資料をプリントアウトし、それを基に講義を行う。
そして何より何も変わらないのが彼の話す内容の不可解さと彼の話し方。「前期にかなり言われたので改善します」と言っていたが何も変わっていない。というかむしろ悪くなったのではないか。
モソモソモソモソ話した後に「ピー」と鳴らされてもなんなのかわからない。(実際に音を聞くので「ピー」と鳴らすわけである)
これしか講義がないから(裏授業がないから)履修して単位を稼いでいるようなものの、もしなかったら履修したいと全く思わない講義である。たとえ単位をもらったとしても何も身についていない。
私が彼の研究室に入ることがあれば「プレゼンの際に聞き取りやすい声の研究(仮称)」として講義の研究をしたいと思っている。
例えば、聞き取りにくい講義と聞き取りやすい講義の違いを声という立場から分析し、聞き取りにくい講義を聞き取りやすくするトレーニングを開発し、それを実践してもらい、前と後でどのくらい変わったか検証する、ということを考えている。
完全に脳内であるが。
一応、改善点として
・スライドに文章説明を加える
・文章説明を入れたくないのであればもっと分かりやすく話す
を挙げておく。
というかこの2つだけ改善すればよい。
認知工学概論であれだけみんなに感想表に書かれて変わらないんだから変わるとは思えないが…。
【試験】
試験期間中に行う。
2003年度の過去問を手に入れたのでそれをやった。最後の問題の数字を変えた問題が出たので非常に助かった。
問題は…多すぎ。
loudnessを求めよ(過去問の中の数値が変わったものがでた)、
とか
just scaleの値(ドとファなど6個くらい)を求めよとかがあった。
認知工学概論と同様、とにかくどこに何が書いてあるか把握し、ひたすら書き写すのみの作業である。
結局何を学んだのか最後まで理解できず、この講義を終えた。
【追記】
宮坂先生のことをメチャメチャに書いているようではあるが、実際に研究室訪問の時に話したのだが本当にいい先生である。学生と議論することが大好きで、自身のゼミ生をキメ細やかに指導している。訪問の際は「研究室は興味があるとこともないところも全部まわって、それから決めても遅くは無いよ」と素晴らしいアドバイスをいただけた。
授業は、所詮授業。大学で学べるもっとも重要なことは、授業には存在しない。