組織とマネジメント

英文科目名 担当 単位数 履修年度
Organization and Management 有馬尉彰 2単位 3年(2005年度)前期
出席 試験
一切行わない 試験期間中に行う


【感想】

担当は有馬先生。

イッツ・コミュニケーションズ株式会社取締役&ネットワークシステム部長、ラボレイヤーファイブ社長、平河総合戦略研究所常務理事、インターネットイニシアティブジャパン(IIJ)顧問、ホームアイランドセキュリティ協議会理事、総務省関係の委員多数。立教大学大学院独立研究科ビジネスデザイン研究科兼任講師。

ちなみに、私の家のプロバイダはケーブルテレビ、インターネットともにitscomである。妙な縁だと思うのは私だけであろうか。っていうかなんでこんな人がウチみたいな大学で講義をしているのか不思議である。

さて、講義は彼なりの理論に基づいて、どう組織を運営すればよいかを学ぶ。話している内容は一貫して「モジュール化」「カプセル化」であったが。

比較的まわりの評価は高かった。ピンポイントで興味を引かれることを言ったりするのが理由であろう。

単位的にも、出席を取らないので人気がある。

個人的にはあまり興味の無い話ばかりであった。どうもビジネスの話は聞いていてもおもしろくない。知的好奇心が満たされないというか…。

ビジネススクールで行われる講義はこのようなものだろう。実際、立教のビジネススクールで行っている講義と大差ないって言ってたし。それに進学することは100%ないことが分かってよかった。

授業の雰囲気だが、とにかくうるさい。やさしいのか放置しているのか…。出席取らないんだからどこかに逝って(誤変換ではない)話せばいいのに。

趣味で履修するか、単位が欲しい人が履修するのがオススメである。あと、東急に興味がある人とか。彼に、「どうしても○○(東急の系列会社)に入りたいんです!」といったらすぐに電話してくれたという話を聞いたので。


【試験】

中間試験は前期の真ん中辺りで行う。6/3という横浜祭直前に行われた。試験問題は

1.情報社会を前期と後期にわけ、それぞれをなんと呼ぶことがふさわしいと思いますか。その前の工業社会の特徴と比較して論じてください。(20点)

2.最近のビジネス、企業の組織の在り方に影響を与えているレイヤー構造について説明してください。さらに、それが、企業社会に与えた影響について意見を言ってください。(20点)

であった。
期末試験は試験期間中に行う。手書きノート、許可された印刷物、配布資料は持ち込み可。私の公開しているノートを印刷して、持ち込んだ人が試験監督に注意を受けたようだ。なんとか逃げ切ったらしいが。あと、ルーズリーフに印刷をしている人がいた。なるほど、頭がいい…。

試験問題は

1.コンピュータ社会を終了させ、コミュニケーション社会へ移行させた原因について論じてください(20点)
2.モジュール化とは何か?概要をまとめてください(20点)
3.モジュール化の3つの基本型について説明してください(20点)

であった。ノートさえあれば全く問題ない。

評価は中間試験40点、期末試験60点の計100点のみ。先輩情報であるが、落としたという話をほとんど聞いたことがないので、きちんとノートを持ち込めば問題ないだろう。