量子物理学の理解

童謡「かごめかごめ」は「量子物理学」そのもの! 

量子物理学の実験で次の事実が確認されているが、それらが従来科学の基本を根底から揺るがし変えてしまった。主な点は次である。

物質の相関性――宇宙(この世)の個々の万物は互いに相関している。

非局所性の原理――万物は空間の波動で、あらゆる場所に非局所で同時に存在する。

波動の収束――人の見るという行為で、波動は瞬時に個の物質(モノ)にまとまる。

観測者効果――人の意識がモノの存在態を変化させる。

 これらがどんなに従来科学を逸脱する現象か、次のたとえで説明しよう。

 あまり歌われなくなったが、日本の童謡に「かごめかごめ」がある。

 鬼になった子供が手で目を覆ってしゃがみ、その周りで子供たちが円く連なって手を繋ぎ「かごめ、かごめ」と歌ってグルグル回る。

 かごめ、かごめ

 籠の中の鳥は、いついつ出やる

夜明けの晩に、鶴と亀がすべった

後ろの正面だあーれ 

歌い終わった瞬間、子供たちは回るのを止め、鬼は目を閉じたまま真後ろの人の名を当てる、という遊びである。
 量子物理学がきわめた、この世の本質も同じだった。

 鬼(自分)が目を閉じている(見ていない)ときの子供たち(万物)は、手を繋いでグルグル回っているように個々の存在ではない。これが量子物理学でいう「非局所性の原理」である。

 ミクロ(砂時計にたとえたクビレの部分)の粒子も同じで、人の観察や測定などの外的作用を受けないかぎり、それらが取り得る状態の重なりあった非局所の波動という不思議な状態にある。

このようにミクロの物質は波のような非局所的な存在で、お互いは相関した「相関性の原理」にあることを示している。

 このようにミクロのモノの特徴は「互いに相関する粒子」で、物質は硬く不活性という特性を脱ぎ捨てた、捉えどころのない霞のような存在で相関していることが明らかにされたのである。それらすべては時間と空間の束縛を超えて、相互に相関して密接に結びついていると。

 個々の粒子それぞれは、あちらの空間と時間に同時に存在し、人が観測したり測定するまで個(モノ)の性質を持たずに、互いに相関した複数の状態で存在しているのである。

 そして鬼(観測者)が「うしろの正面だあーれ」と歌い終わって一斉にみなが止まるのが「波動の収束」であり、その瞬間に非局所の波がまとまって個々の存在になる。その収束スピードは「超高速」で、どんな遠くの宇宙にも適合することが明らかになった。アインシュタイン特殊相対論(光の理論、光速度不変の原理)が、木っ端微塵に打ち砕かれたのはそれゆえである。

 次が重要である。

 中央の鬼(あなた)が真後ろの子供の名を言い当てるが、これが百発百中なのだ。

 これが今も科学者たちを呆然とさせている「観測者効果」で、あなたの意識(願望)がミクロ粒子の波動(非局所)を瞬時に収束させ、美代ちゃん、あるいは健ちゃんという実在(現実)を現出。

 そんなバカなといわれようが、粒子実験で確認された厳然たる事実なのである。

 そして、こう結論された。

 一つの粒子が波として保っている状態には多数の可能性を潜在させており、その一つ一つが観測者の意識や測定機器に対応している。それが人の観察や測定などの外的作用を受けたとたん、この重ねあわせの状態は瞬時に解消し、ふつうの物質と同じ個の存在をとるようになる……と。

 重要なのは、人の意識は必ず願望に裏打ちされていて、崩壊後の粒子が美代ちゃん、あるいは健ちゃんになるかは人の「意識」(願望)によって現出することが実験で確認されたのである。

これが「観測者効果」である。 実験者たちは無作為で選んだ一つの状態を観測しているつもりだったが、そうではなかった。これを「波動関数の収束」という。

あなたの意識が「この世」の現実を変える

 量子物理学の権威、エルヴィン・シュレーディンガーは次のように述べている。
 「実験によれば、実験者の意図によって、ミクロ世界の現実を意のままに変えられることになる。これは、かなり不愉快なことである」

 しかし、これも量子ミステリーの始まりでしかなかった。

 量子の測定実験を行う状況を整えると、その実験を実施しなくても実験を意識した瞬間、残りすべての量子が個々の「実在」と化すのである。この「観測者効果」が科学者を呆然自失させ、悩まし続けている最も不可解な現象なのである。

 そこでボーアは大胆に「この世のモノは意識されてこそ初めて実在し、観測者の意識が現実を創造する」と主張したのである。また「それがどんなに奇妙で従来科学の基本理念を逸脱していても、科学として正面から受け止める」と宣言したのである。

 とくに現代では文明の最先端を構成するエレクトロニクス機器の発展に、量子物理学は欠かせないものになってきている。それが結実したものが電子レンジ、コンピューター、カーナビ、携帯電話などで、そのすべてが「あの世の科学」といわれる量子物理学の成果によって実現したのである。


手にした麻雀牌を「見る」と伏せられた麻雀牌まで変化する!

光速度では遅すぎる! 

アメリカの「ディスクロジャー・プロジェクト(UFO暴露計画)」の主催者S・グリア博士は「光速度では遅すぎる」として、次のように述べている。

 1993年12月13日、ワシントンで友人の晩餐会という名目でCIA局長と会った。挨拶を交わした後、局長は私が持参したUFO資料、文書、例証などに目を通してから次のように言った。「間違いない、これは全部本物だ」

「地球外文明は時空間の構造と、量子論の非局所性を理解・応用しているのです。

私たちの銀河系は、直径が10万光年ほどあります。たとえばUFOの発信星系である別の太陽系までを銀河の直径1パーセントの距離、1000光年としましょう。

この距離は地球から電波(メッセージ)を到達させるのに1000年かかり、その返事が地球に戻ってくるのにさらに1000年、計2000年かかることになります。私たち銀河系の大きさの、たった1パーセントですらこうです。

 光速度は遅すぎます。火星まで光速(電波)で30分、木星まで45分かかり、これは私たちの太陽系内でさえ、かろうじて用を足せるにすぎません。これでは恒星間距離の通信や旅行には、とても現実的な手段ではありません。

この世は仮想現実の世界だった! 

量子実験において最も腑に落ちないのが、人の意識でミクロの現実が変わるという「観測者効果」である。そこで02クローズアップされてきたのが「現実とは?現存とは?人の意識とは?」だった。

「意識」を辞書で引くと「目覚めているときに思うこと」とあるが、人が睡眠中に夢を見るのも意識を有するからである。

 言い換えれば「意識が存在しなければ宇宙も存在しない」となる。 『チベット永遠の書』(徳間書店)では「物質は心(意識)があるから生じるのであり、物質から心が生じるのではない」という主旨のことが書かれている。

 では固体物質の脳から、なぜ物質でない意識が現れてくるのだろう?

 この根源的な疑問に、物理学も医学も答えることができない。どう今の科学が頑張っても、蚊の1匹も作れないのである。

現実とは何か?実在さえも量子実験の前に敗れた!

「この世とは一体何なのか?

 私たちが見ている光景とは?

 目の前のモノは、実在しているのか?」
コンノケンイチ
95%

?量子物理学の実験で、この世のミクロ界に霊界空間が漏れ出ていることを検知した。

?あの世を知る科学には量子物理学のみが適用される。

?まだ人間には顕現していない能力がある。子供は永久に子供のままではない。

 スウェデンボルグは、この世への転生は自殺だけでなく、他人から与えられた暴力死や事故死、戦争死なども含まれ、短時日で転生すると言う。そういえば、どこの国も戦争直後に出生率が増える現象があり、日本も太平洋戦争の直後に出生率が増加している。

 1960年代後半から1970年代、集中豪雨のように吹き荒れた日米安保の反対デモや東大紛争、浅間山荘事件など、なぜあの時期に集中して起きたのだろう。

 スウェデンボルグの言う、太平洋戦争で戦死した人たちの多くの霊が転生後の深層意識に刻み込まれて再生した結果だと思えば辻褄が合う。戦争相手のアメリカと安保条約を結んだ。A級戦犯岸信介首相への刺殺未遂事件、権力の象徴であった東大への憎悪など、必然の成り行きだったのだろう。