よくある相談9849・・・  強烈下痢、嘔吐 !

murakoujin2016-03-12

三月十一日  強烈に思う!!

  被災者の支援も、もっと徹底して頂きたいが・・・
こんな事を起こす連中の仕組みも、バックの流れも大旨解っているのに、
     その大掃除出来ないモドカシサ!!

 しかしやりましょうよ..必ずそうなる 大調和!!

**冑潰瘍の原因細菌(ピロリ菌)が慢性じんましんの原因でもあった

 2000年4月の日本臨床皮膚科学会で和歌山県医大の古川教授は
『ピロリ菌が慢性じんましんの原因のひとつである』ことを示すデーターを発表しました。すなわち難治性優性じんましん患者」の65%からピロリ菌に対するlgG抗体が検出され、アレルギーの直接的原因であるピロリ菌に対する19E抗体の存在もその後確認された。除菌療法により79%の患者に効果があった」と発表しました。

*治癒システムは免疫システムより上位に位置する

 人間の生命は免疫、内分泌、自律神経という3つのシステムによリ維持調節されている。その中でも免疫システムは、体内に侵入する外敵から身を守り、「がん」や新陳代謝で生じる「不要なもの」を認識排除するシステムとして、直接生存に関係するために特に重要である。ところが爬虫頸以前の動物では、免疫システムを持っていないにもかかわらず・外敵から身を守ることができるし・人間でも・老化と共に免疫システムは著しく低下してしまうのにもかかわらず(40才で二分の一・60才で四分の一)、80才以上の寿命を持っている。何故か。これが下等な動物も持っている、マクロファージを中心とする治癒システムなのである。

 動物の進化の過程で特に画期的なものが、爬虫類から鳥類への進化・すなわち冷血動物から温血動物への進化である。進化はいかに効率良く、食べ物をエネルギーに代えるかの方向に進む。この効率を良くする一番の方法は、生体内の醇索反応を高めることにつきる。醇索反応は適当な温度があれば、飛躍的に盛んになる。ということで、細胞内にミトコンドリアを増やし、ATPというエネルギー生産システムを作り出す方向に進み・ついに体温を持つ恒温動物へと進化したのである。ところがこの代償に、温血動物は体内に侵入した外敵にも・増殖するのに適当な環境を与えてしまった。そのため温血動物は、より厳格に外敵の侵入を監視するシステムの増強を図らねばならなくなり・その結果生まれたのが、自己にとって異物であるか否かの認識をする、免疫システムなのである。

  免疫システムはこの意味では進化の頂点を極めた。生体防御システムのように見られるが、『がん』や「自己免疫疾患」等、現在の難病のほとんどが、このシステムの低下と乱れから生じていることからもわかるように・意外に『やわ』なシステムなのである。ちょっとした生活環境の変化・ストレス、老化等により簡単に破綻してしまうのである。(さらに進化すれば、何億年後にはよリ完成に近づくのか?)。治癒システムの特徴は、『やわ』な免疫システムと違い『完成度』が著しく高く、しかも免疫システムよりもストレス、環境悪化・老化による機能低下が少ない。さらに治癒システムは、40才以後に免疫システムが、半身付随になった後の生体防御に深く関係し、癌の発生を防いだり、癌細胞を攻撃したり成人病の治療、予防に深く関係する。死んだ細胞の排除に重要な働きをしており、生体防御の観点では免疫システムより上位に位置づけられている。

  すべての病気は細胞の死から始まり、それが組織、器官、内蔵の損傷となり発生する。一方細胞の死は、新たな細胞の再生を促す、すなわち新陳代謝である。この時に大事なことは、死んだ細胞の排除である。排除されないと再生が起こらないので、新陳代謝がうまく進行しない。治癒システムの本体とはまさに、この死んだ細胞の排除システムなのである・(一方免疫システムとは異物の認識システムと言える).すなわち死んだ細胞を排除し、新たな細胞の再生を促すことにより、組織、器官、内蔵を修復し、その結果いろいろな病気を治してゆく、「自然治痂カ」そのものと言ってもよいシステムなのである。この排除という作業に必要なものがマクロファージ(食細胞)であり、その活性度が非常に重要である。活性度が高ければ高いほど、排除はスムースに進行する・。
  
  活性化されたマクロファージを「活性化マクロファージ」と言う・一方人聞は老化に伴ってマクロファージの活性度が低下する。活性化マクロファージと・活性化されていないマクロファージの比率(A/N比)は自然治癒カと考えても良い。年齢を横軸に、A/N比を縦軸にプロットすると、「老化曲線」に一致し、「がん」を始めとする成人病の発生頻度ともきれいに相関する。マクロファージの活性化には、マクロファージ活性化因子(MAF)が必要である。細胞が老化し死ぬと、その老廃細胞からある蛋白質が切り出され、これがB細胞T細胞を刺激する。一方血清中に存在する、ある糟蛋白がこの刺激により2段階の切断を受けMAFになる。
 ところが老化が進むと、このルートがスムースに進行しないために、MAFが十分に生成されず、マクロファージが活性化されにくくなる。『がん』や成人病の頻度が高くなる所以である。一方マクロファージは・T細胞という免疫細胞に『異物』ですよという事を提示する過程と、『異物』を破壊処理する過程で、免疫システムにも関与している。マクロファージの活性化の程度は、この場面では「破壊処理」能力に関係してくる・活性化されていないマクロファージでも、侵入してくるウイルスなどを破壊処理する能力は持っているが、活性化するとこの能力は格段に向上し、最終的には「がん細胞」までも破壊しうる「スーパーマクロファージ」にまで達する。

 **活性化マクロファージを中心とする、治癒システムは・免疫システムを補佐すると同時に、免疫システムが十分働かなくなった・中年以後の「がん」や成人病の治癒と予防に、絶対に必要なシステムであり、これを正常に保つことこそ、自然治痂カを高める最高の手段である。