murakami Labo.

村上研究所

観劇の記録。白石加代子さんが怖かった

土日で4本観てしまった。。
10日(土)昼は

5、6年前のワークショップで知り合った女子の方が出演してた。若い人たちが集まって作った劇団なんでしょう。楽しそうにやってたし、ストーリーも適度に楽しいもので、でもちと笑いの部分はしんどかった。盗賊団の女ボスの方が女優オーラがあった。

10日(土)夜

ミュージカル! 『かもめ』で共演したyeyeさんが出演。
舞台美術にもうちょっとお金をかけて欲しい気もしましたが、キャストの皆さん素晴らしかったです! 観てよかった。ラストのほうのリキちゃんの芝居が特に素晴らしかった。

11日(日)昼

観たい芝居がもう2本あったのですが、迷った結果これ。知り合いが一人出てるのを観ずに知り合いの出ていないコチラを観に行った。永井愛さんが好きなのだ。ちゃんと観出したのはつい最近ですが。
戯曲は読んでたけど、舞台で観るのはこの作品は初めて。
学校の卒業式の直前、国歌君が代を歌うのを拒否している先生と、君が代を歌わせたい先生達のバトルなお話なのですが。
すげーなあ。
卒業式で君が代を歌わないと新聞に乗ったり減給や処分の対象になるという現実があって、歌いたくない先生は「日本国憲法第19条、思想・良心の自由に違反している!」という訴えをするのですが。やっぱりこの日本の学校の状況というのがおかしい訳で。

というようないわゆる社会問題を扱った話なんだけど、それが人間ドラマとして出来ていて、反対意見の立場の人にも充分感情移入できるようになってるのが凄いと思う。

11日(日)夜
候補に上がってた観たい芝居の残り2本は、日曜の夜に公演をやってないのよね。
それで観たのがこれ。

もうね、何で今まで観てなかったんでしょうか。
凄いです!!!
 
話そのものはほどほどな怖さでも、白石加代子が怖いんです!!
 
衝撃でした。
 
劇中、1回だけ客席側にいる私とがっつり目があった(気がした)。あぁぁ怖いよう。

2階席の3列目で観ててそんな気がしました。怖いけど素敵すぎて呆然となってましたからね。
1階の前のほうの列で観てたら、ちびっちゃうんじゃないでしょうか。

追っかけよう。
永井愛さんの作品と白石加代子さんは追っかけ決定。